『男の本格節約術』を読んだ。良い本に巡り合えた。個人的にはテクニックよりマインドに激しく共感。




『男の本格節約術ダイジェスト版~年収500万、5年で1000万貯める』(著:柏本湊)を読みました。

もちろん最寄りの図書館でリクエストして。好きな本が無料で読める図書館は節約家の大事なパートナー。

さてこの書籍、一通り読んでみましたが、いい意味で裏切られた。僕の期待値を150%くらい飛び越えてきました。

結構気に入ってしまったので、特に好きなセンテンスを記録しておこうと思います。

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この本の著者について。

著者は某大手金融機関に勤務、44歳でそのサラリーマン生活にピリオドを打ち、セミリタイヤ。フリーランスとして独立しています。

僕の勝手な想像ですが、その職歴から、勤め人時代はかなりの高所得層であったと推測されます。

ただご本人いわく、生まれ育った環境自体は金銭的に恵まれたものではなかったとのこと。こうした元来の家庭環境が著者の価値観形成に大きく影響したのは間違いなさそうです。

そして節約志向に目覚めた直接的なキッカケは、会社勤めに対する不安と自由への欲求だったとのこと。「いつ会社を辞めても困らないだけの潤沢な金融資金を40代のうちにもってやろう!」という目標を立てたことが本格的な節約生活をはじめる原動力になったようです。

この本の概要について。

さて、ここからは僕の感想です。

本のタイトルから連想するに、オトコ目線にたった合理的&効果の大きい節約術などのテクニック論を中心に書かれているのかと思いきや。

もちろんそれも書かれているんですが。たとえば保険料や自家用車に関する大胆な節約術も多々あります。

しかし個人的にこの本が素晴らしいのは、著者の価値観・人生観を織り交ぜながら、著者がここまで節約術を追求する理由を、分かりやすく丁寧に読者へ届けようとするマインド、だと思っています。

テクニックももちろん大事ですが、それ以上に大切なのはそれを実行する原動力=マインド、というのが僕の持論です。いくらテクニックを知っていても、それを実践できるマインドがなければ、宝の持ち腐れですからね。

その点、著者のメッセージは実にうまく僕の心を突いてきました。良いこと書いてます、この作者。

足るを知る(小欲知足)。

「足るを知る」

これ仏教の教えらしいです。はじめて知りました。勉強になります。

 

京セラ創業者の稲森和夫さんは次のように仰っているそうです。

仏教の「足るを知る」という教えがあるのです。足りない足りないと不平を言うのではなく、今あるものに対して満足し、感謝の気持ちを持つ。それこそが人間の心を幸せにする近道なのです。(中略)幸福の形、そんなものはありはしない。こうなれば幸福だ。あれが手に入れば幸福だ。そんなものは何もない。

幸福論(PHP研究所)より

 

バイクが欲しい、車も欲しい、大型テレビも欲しい、最新型掃除機も欲しい。僕は欲しいものを聞かれたら、とめどなく溢れてきます。でも結局、今挙げたものって別になくても困らないものばかりなんですよね。だから買わない。最近はそういう選択ができるようになってきました。成長したな、俺。

そんな購買欲よりも今は、家族の時間とか将来への自分に対して投資したいって思えるようになりました。

「足るを知る」に少しだけ近づけているのかな?僕はミニマリストにはなれないけど、この価値観は胸に据えておきたいと思いました。

節約生活に楽しみを見出すことの重要性。

節約って聞いて、まず思い浮かぶのは「せこい」「我慢」「苦しい」「つらい」のようなネガティブなイメージだと思うんですけど。著者は書中でこう言っています。

「私にとって”節約”することとは、意志であり、習慣であり、知恵であり、楽しみであり、安心であり、将来への布石である」

この部分、激しく共感します。

僕が結婚してから約4年間、毎月欠かさず記録できてきた家計簿は、なんといっても毎月の貯蓄目標を達成できた時の楽しみがあるからに他なりません。

今月はいくら貯金できたか、今年は去年よりいくら資産が増えたか。少しずつでも右上がりのグラフを目にするたびに、安心と楽しみをじわじわと実感します。

好きこそものの上手なれ。やっぱりそうゆうことだと思います。

大切にしたいのは自分の人生の物語。

著者の言う通り、多分、節約術の根底にあるのは、こういう思想だと思います。

すごく胸に響く文章だったので、著者の文章をそのまま引用させていただきます。

人間はみな、自分が人生の主役なのだとういうことは頭で分かっていながら、なかなかその通り行動するのは難しいのが現状です。

親の意向。世間体、損得勘定などの観点から、節目節目で必ずしも本意でない生き方を選択してきた人は少なくありません。高校・大学の進学先しかり、結婚相手しかりです。その上、社会は情報過多で、個人の判断に揺さぶりをかけ、思考に無言の圧力をかけてきます。私たちは自由な身でいるようで、世間、周囲に絡めとられている存在ともいえます。

そこで今私が、自省の念を込めて思うのは、もっと自分の人生に集中しようということです。自分は何をしたいのか、どうすると満足するのか、まっさらな心境になって自分の心に問いかけ続けるのです。

僕自身も自分の生き方に悩み苦しみ、転職を繰り返してきた身なので、この考え方はとても共感します。

「自分が心の底から満足できる生き方って何なのだろう」

社会人デビューしてから7年が経ちますが、この自問は今でもずーっと頭の中で回り続けています。僕の場合は、対人関係の悩みに加えて、「本当に自分がやりたい仕事」というものが見つけられない悩みにずっと苦しんできました。

ただそんな中でも、漠然とですが「自分の理想とする生き方」がなんとなく見えてきているのも事実です。その理想像に近づくためにはお金と時間が必要。それが節約術を実践するモチベーションになっているんです。僕の場合は。

著者のいうように、自分の人生の物語を作っていくうえで、お金は力になってくれる思います。だからこれからも、一生懸命お金を貯めて、思慮深くお金を使っていきたいと思います。

まとめ。久しぶりに良い本を読んだ気がします。著者に感謝します。

冒頭にも書きましたが、節約本というとノウハウ系の内容が多いのですが、この本に関しては著者の考える節約マインドがいたるところに散りばめられていて、読みながらしみじみと納得する場面が多かったです。

そうそう、こういう考え方が重要なんだよね!こういう本を待ってました!って一人で少しテンションあがっちゃいましたね~。作者に感謝します。

なんのために節約するのか。なんのためにお金を貯めるのか。

極論言っちゃえば、それさえ分かっていればノウハウなんて後から勝手についてくるんじゃないかな~って思います。

気に入ったので自分用に購入しちゃいました。たまに読み返してモチベーションUPさせていきます。

 

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