個人型確定拠出年金(イデコ/iDeCo)の手数料を徹底比較!SBI証券vs楽天証券vsろうきん。




法改正のおかげで2017年1月より、公務員や専業主婦も利用可能になる個人型確定拠出年金(イデコ/iDeCo)

僕自身は公務員ではないのですが、この機会に便乗して個人型確定拠出年金をスタートさせるべく、色々と勉強していまして。スタートまで3か月を切り、そろそろ確定拠出年金の運営管理元となる金融機関をどこにしようか、という段階に差し掛かっております。

 

ところが、この金融機関選びが大きな悩みドコロでしてね。

なんせ個人型確定拠出年金を扱う金融機関は、都市&地方銀行、証券会社、保険会社等、実に100以上!

キホン的に個人型確定拠出年金の場合は、最初に「これっ!」と決めた口座を、解約できる60歳までずっと使い続けることになります。

結婚相手と同じように、生涯の付き合いとなる金融機関選びには自ずと慎重になってしまいます…。

2017.5.21追記)SBI証券と楽天証券のコスト改定があったので記事に反映させました。両者とも限界までコストカットしておりユーザーとしては嬉しい限りです^^♪

 

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個人型確定拠出年金の金融機関の選び方。ズバリ、最も重要な判断材料は運用コスト!

運用コスト面から金融機関を比較することは超重要です。なにしろ金融機関によっては、解約までに支払う総コスト差が10万円以上にもなりますから。

 

コストだけでなく金融商品でも比較するべき!という意見もありますが、ぶっちゃけどの金融商品が将来利益を生むかは、神様にしか分からないこと。

なので、よっぽどこだわりの金融商品がない限り、まず運用コスト面から金融機関をフィルタリングするべきです。100以上の金融機関から1択するには、その方が効率良しです。

 

さて、個人型確定拠出年金の運用コストには、大きく分けて次の2種類があります↓

 

【コスト①】加入時手数料と口座管理手数料について

加入時手数料は初期費用です。初年度のみ発生します。

それに対して口座管理手数料は、毎年発生します。つまり拠出をやめない限り、解約するまでずっと払い続けることになります。これは投資信託などの一般的な金融商品にはない、個人型確定拠出年金特有のコストです。

 

【コスト②】信託報酬手数料について

このコストは一般的な投資信託同様、各金融商品によって年間○○%と決められている手数料で毎年発生(厳密には毎日)します。

0.1%~3.0%と商品によってかなり差があります。大雑把にいうと、信託報酬手数料が高い⇒高リスク高リターン型商品となります。

信託報酬手数料が発生するのは元本変動型商品です(投資信託、株式、債券など)。元本保証型商品(定期預金、保険商品など)は、信託報酬手数料が発生しません。

 

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【加入時手数料&口座管理手数料で比較】2017年5月時点、SBI証券と楽天証券がろうきんを抑えて圧倒的に低コスト!

さて、ということでまずは1つ目のコスト、加入時手数料と口座管理手数料について、シミュレーションしてみましょう。

証券会社としては、諸サイトで高評価のSBI証券、最近対抗馬として名乗りをあげた楽天証券、そして特に公務員の方に馴染みの深いろうきんと、3者をチョイスしました。

※シミュレーション条件は、2017年に拠出スタート、年間拠出額14.4万円、運用期間は30年としています

 

結果、楽天証券が最安となりました。SBI証券より約1.5万円安く、ろうきん対比だと実に約11万円も安くなります。

⇒ 2017.5.21追記)コスト改定により、SBI証券と楽天証券のコストが完全に並びました!(いずれも業界最安値)

 

一方、ろうきんのコストは高すぎます。30年運用ともなると、SBIや楽天対比で、10万以上も多く支払う羽目になります…。

ヘタしたら手数料負けしますね。30年後に手数料を上回る利益が出ている保証はどこにもないからです。もちろん、利益を期待して投資するわけですが、そういったリスクもある、ということです。

ろうきん運用を考えていた方は再考したほうがいいかもしれません。

 

 

さて、手数料の中身をもう少し深堀してみましょう。

 

ご覧の通り、SBI証券と楽天証券がコスト競争でしのぎを削ったことで、両者ともこれ以上できないレベルまでコストカットしております。

企業努力が素晴らしい!ユーザーとしては嬉しいかぎりですね。

 

一方でろうきんは、ユーザーがろうきんに支払う口座管理手数料が年間3,660円も発生することが足かせとなり、コスト面では全くSBIや楽天に太刀打ちできていません。

特にろうきんとの付合いが深い公務員の方は、このコスト差の存在を頭の片隅に入れておいてください。

一般的な投資家であれば、このコスト差がある時点で、ろうきんはリストから外すでしょう。よっぽど優れた運用商品でもない限り。

 

30年を超える長期運用となると、ろうきんの場合は、10万以上ものお金を手数料として浪費することになるので、SBIや楽天と比べると、トータル損益の面では非常に分が悪いです。

ということで現時点では、ろうきんはコスト面で楽天やSBIに全く対抗できていません。残念。

 

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【信託報酬手数料で比較】現時点でSBI証券と楽天証券の差はほぼなし。楽天証券の本気度が窺える結果に。

口座管理手数料で大きく遅れをとったろうきんは、比較対象から外しました。

 

ということで、SBI証券と楽天証券の主な金融商品同士で、信託報酬手数料を比較してみました。詳細はこちらの記事をどうぞ↓

個人型確定拠出年金(イデコ/iDeCo)の金融商品選び方【その3】。SBI証券&楽天証券のインデックスファンドを徹底比較!

2016.12.11

 

ここでSBI証券と楽天証券、それぞれの気になる金融商品を挙げてみる。

運用コストでは、楽天証券に軍配があがりましたが、肝心の金融商品についてもチェックしてみます。投資に関してはド素人なので、まだ浅い考察しかできませんが、とりあえず直感で気になった商品を挙げてみます。

ちなみに、金融商品をカッコイイ言葉で言うと、ファンドと言うそうな。

 

【楽天証券の気になるファンド】セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド。信託報酬手数料0.72%。

2016-10-18_17h07_03

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、セゾン投信が運用するバランス型投信。資産残高1,000億円を超える大人気の商品で、株式と債券の比率は50:50、世界30ヶ国以上の株式と10ヶ国以上の債券に分散投資できる優良ファンド。(らしい)

ちなみに、2008年の忌まわしきリーマンショック大暴落を経ても、積立投資は年率平均約6.3%の好リターン成績を残しています。

元々、セゾン投信は直販スタイル(=証券などを介さず直接顧客へ販売)を貫いていましたが、今回の楽天証券確定拠出年金参入に合わせて、楽天側とタッグを組み、ついに確定拠出年金ファンドとしてデビューしたという経緯があります。

実は僕自身、このファンドは以前から目をつけていて、NISA口座にて運用しようかどうか検討していたもの。そんな中、今回の確定拠出年金参入ニュースですから、現段階では最有力候補のファンドと位置付けています。

セゾン投信のファンドを扱えるのは、楽天証券だけなので、もう迷う余地なんてない気もしますが。ただ信託報酬手数料0.72%と、バランス型投信としては高めに設定されているのが少し気になりますけどね。

 

【SBI証券の気になるファンド】ひふみ年金。信託報酬手数料0.8208%。

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ひふみ年金は、ひふみ投信が運用するアクティブ型投信。日本の中小型株中心に積極的に投資するスタイルで、それがこのファンドの面白いところ。信託報酬手数料は0.8208%と、アクティブ型としては最安水準。今年の10月14日より、新たにSBI証券に追加されたファンドです。

ひふみ投信というのは、リッパー・ファンド・アワード・ジャパン2016の最優秀ファンド賞を受賞するなど、詳しいことは分からないのですが、なにやらこの業界ではとにかく評価が高いらしい。

長期保有すると信託報酬の一部が還元される「資産形成応援団」という仕組みや、配当込みのTOPIXと比較する良心的な運用報告書など、意味はよくわからないけどw、とにかく顧客の利益や社会経済を最優先にした運用が特徴なのだとか。

「ひふみ投信=投信本物のプロフェッショナルという金融業界関係者の評判・口コミがあるそうですよ~。うーん、ひふみ投信、かなり好印象ですね。

 

最後に。個人型確定拠出年金の金融機関は楽天証券でいいかなと思えてくる。

シミュレーションした結果、運用コストも安いし、金融商品も以前から気になっていたセゾン投信がラインアップされていたりと、楽天証券の美脚ぶりにかなり魅かれております…。

付け加えると、新規参入組の楽天証券は、ユーザーインターフェース(操作画面)なども新設計されるので、かなり使い勝手も良さそう。

みるとわかるんですけど、SBIはこの点がめちゃめくちゃ弱い。古臭くて、使いづらそうなインターフェースは、ちょっと敬遠しちゃうかな。

 

まあ、審査などを含めて拠出スタートまでまだ数か月ほど余裕があるので、もう少しじっくり検討してみたいと思います。。

 

2017.4.10追記)結局、楽天証券を開設しました。申込から開設までにようした期間は3か月(!)。僕の場合は、書類不備のせいで手続きが遅れましたが、通常なら1~2か月で開設できるはずです。とはいえ、申込から開設までに時間を要するのは間違いないので、イデコに興味のあるからは早めの口座開設申込をおすすめします^^;

⇒  【楽天証券】個人型確定拠出年金の申込はこちらからできます

個人型確定拠出年金(イデコ/iDeCo)のまとめページを作りました。節税と投資が同時にできる、最強資産運用のイロハを分かりやすく解説します。

【徹底ガイド】個人型確定拠出年金(イデコ/iDeCo)のイロハを分かりやすく解説します。

2017.01.06

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