個人型確定拠出年金の手数料を徹底比較!SBI証券vs楽天証券vsろうきん。

法改正のおかげで2017年1月より、公務員や専業主婦も利用可能になる個人型確定拠出年金(以降、個人型DC)。

僕自身は公務員ではないのですが、この機会に便乗して個人型DCをスタートさせるべく、色々と勉強していまして。スタートまで3か月を切り、そろそろDCの運営管理元となる金融機関をどこにしようか、という段階に差し掛かっております。

ところが、この金融機関選びが大きな悩みドコロでしてね。

なんせ個人型DCを扱う金融機関は、都市&地方銀行、証券会社、保険会社等、実に100以上!個人型DCの場合、基本的に最初に「これっ!」と決めた口座を、解約できる60歳までずっと使い続けることになります。

結婚相手と同じように、生涯の付き合いとなる金融機関選びには自ずと慎重になってしまいます…。

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個人型DC金融機関の選び方。ズバリ、最も重要な判断材料は運用コスト!

運用コスト面から金融機関を比較することは超重要です。なにしろ金融機関によっては、解約までに支払う総コスト差が10万円以上にもなりますから。

コストだけでなく金融商品でも比較するべき!という意見もありますが、ぶっちゃけどの金融商品が将来利益を生むかは、神様にしか分からないこと。なので、よっぽどこだわりの金融商品がない限り、まず運用コスト面から金融機関をフィルタリングするべきです。100以上の金融機関から1択するにはその方が効率良しです。

 

さて、個人型DCの運用コストには、大きく分けて2種類あります。↓

  • 加入時手数料&口座管理手数料 ~ 個人型DCを利用するために必要なコスト
  • 信託報酬手数料 ~ 金融商品を利用するために必要なコスト

 

加入時手数料と口座管理手数料について

加入時手数料は初期費用です。初年度のみ発生します。

それに対して口座管理手数料は、毎年発生します。つまり拠出をやめない限り、解約するまでずっと払い続けることになります。これは投資信託などの一般的な金融商品にはない、個人型DC特有のコストです。

 

信託報酬手数料について

このコストは一般的な投資信託同様、各金融商品によって年間○○%と決められている手数料で毎年(厳密には毎日)発生します。0.1%~3.0%と商品によってかなり差があります。大雑把にいうと、信託報酬手数料が高い⇒高リスク高リターン型商品となります。

信託報酬手数料が発生するのは元本変動型商品です(投資信託、株式、債券など)。対して元本保証型商品(定期預金、保険商品など)は、信託報酬手数料が無料。その代わり、運用利益がほぼ見込めないというデメリットがあります。

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【加入時手数料&口座管理手数料で比較】現時点ではSBI証券・ろうきんを抑えて楽天証券がぶっちぎりで有利!

さて、まずは加入時手数料と口座管理手数料について、シミュレーションしてみました。

諸サイトで高評価のSBI証券、最近対抗馬として名乗りをあげた楽天証券、そして特に公務員の方に馴染みの深いろうきんと、3者を比較してみます。

※シミュレーション条件は、2017年1月拠出スタート、年間拠出額14.4万円、運用期間は30年としました。

2016-10-18_17h25_09

 

結果、楽天証券が最安となりました。SBI証券より約1.5万円安く、ろうきん対比だと実に約11万円も安くなります。

ろうきんに関しては、ヘタしたら手数料負けしますね。冗談じゃなく、本当に起こりうることです・・・。30年後に手数料を上回る利益が出ている保証はどこにもないからです。もちろん、利益を期待して投資するわけですが、そういったリスクもある、ということです。

ろうきん運用を考えていた方は再考したほうがいいかもしれません。(⇐特にろうきんと付合いの深い公務員の方)

 

さて、手数料の内訳をみてみると、特に金融機関に支払う口座管理手数料の違いが、トータルコストに影響していることが分かりました。↓

加入時手数料は一律2,777円ですが、SBI証券のみ別途1,080円かかります。とはいえ、30年という長期運用なのでこのコスト差はさほど大きな問題にはなりません。

 

楽天証券の圧倒的な強みは、この楽天証券に支払う口座管理手数料が実質無料になることです。(加入後1年間は一律無料、2年目からは残高10万円以上で無料)

公務員や主婦の場合、年間の拠出上限は14.4万円。1年目で残高10万円をクリアできるので、2年目以降の口座管理手数料もタダになってしまいます!

 

SBI証券は残高50万円にならないと無料になりませんからね~最低でも3年は口座管理手数料を払い続ける必要があります。楽天証券、ライバル意識ムキ出しですね。w

ということで今後、リードを奪われたSBI証券が対抗策を打ち出してくる可能性はあります。いずれにしても、こういったコスト競争はDCユーザーにとっては嬉しいニュースですよね。

2016.10.18追記)
さっそくSBI証券が対抗策として、期間限定の新規加入キャンペーンを打ち出してきました。しかし、その内容には正直落胆。楽天証券を上回る低コストを期待しましたが、それには及びませんでした。今後に期待ですかね~。

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【信託報酬手数料で比較】現時点でSBI証券と楽天証券の差はほぼなし。楽天証券の本気度が窺える結果に。

新規参入組の楽天証券ですが、信託報酬手数料に関しても、かなりSBI証券を意識しています。火花バチバチです。w

ちなみに口座管理手数料で大きく遅れをとったろうきんは、比較対象から外しました。ということで、SBI証券と楽天証券の主な金融商品同士で、信託報酬手数料を比較してみました↓

個人型DCの金融商品選び方【その3】。SBI証券&楽天証券のインデックスファンドを信託報酬とトータルリターンで比較!

2016.12.11

ここでSBI証券と楽天証券、それぞれの気になる金融商品を挙げてみる。

運用コストでは、楽天証券に軍配があがりましたが、肝心の金融商品についてもチェックしてみます。投資に関してはド素人なので、薄ーい考察しかできませんが、とりあえず直感で気になった商品を挙げてみます。

ちなみに、金融商品をカッコイイ言葉で言うと、ファンドと言うそうな。

 

【楽天証券の気になるファンド】セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド。信託報酬手数料0.72%。

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セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、セゾン投信が運用するバランス型投信。資産残高1,000億円を超える大人気の商品で、株式と債券の比率は50:50、世界30ヶ国以上の株式と10ヶ国以上の債券に分散投資できる優良ファンド。(らしい)

ちなみに、2008年の忌まわしきリーマンショック大暴落を経ても、積立投資は年率平均約6.3%の好リターン成績を残しています。

元々、セゾン投信は直販スタイル(=証券などを介さず直接顧客へ販売)を貫いていましたが、今回の楽天証券DC参入に合わせて、楽天側とタッグを組み、ついにDCファンドとしてデビューしたという経緯があります。

実は僕自身、このファンドは以前から目をつけていて、NISA口座にて運用しようかどうか検討していたもの。そんな中、今回のDC参入ニュースですから、現段階では最有力候補のファンドと位置付けています。

セゾン投信のファンドを扱えるのは、楽天証券だけなので、もう迷う余地なんてない気もしますが。ただ信託報酬手数料0.72%と、バランス型投信としては高めに設定されているのが少し気になりますけどね。

 

【SBI証券の気になるファンド】ひふみ年金。信託報酬手数料0.8208%。

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ひふみ年金は、ひふみ投信が運用するアクティブ型投信。日本の中小型株中心に積極的に投資するスタイルで、それがこのファンドの面白いところ。信託報酬手数料は0.8208%と、アクティブ型としては最安水準。今年の10月14日より、新たにSBI証券に追加されたファンドです。

ひふみ投信というのは、リッパー・ファンド・アワード・ジャパン2016の最優秀ファンド賞を受賞するなど、詳しいことは分からないのですが、なにやらこの業界ではとにかく評価が高いらしい。

長期保有すると信託報酬の一部が還元される「資産形成応援団」という仕組みや、配当込みのTOPIXと比較する良心的な運用報告書など、意味はよくわからないけどw、とにかく顧客の利益や社会経済を最優先にした運用が特徴なのだとか。

「ひふみ投信=投信本物のプロフェッショナルという金融業界関係者の評判・口コミがあるそうですよ~。うーん、ひふみ投信、かなり好印象ですね。

 

ひふみ投信についてはこちらの記事が勉強になります。↓

 参 考  ひふみ投信は好パフォーマンスで良心的開示!アクティブ投資信託の中ではおすすめ!

最後に。個人型確定拠出年金の金融機関は楽天証券でいいかなと思えてくる。

シミュレーションした結果、運用コストも安いし、金融商品も以前から気になっていたセゾン投信がラインアップされていたりと、楽天証券にかなり気持ちが傾いています。

対抗策として用意されたSBI証券の新規加入キャンペーンが、予想を裏切り、インパクトに欠けていたのも理由の一つ。SBI証券のひふみ年金は、かなり好印象だった分、ちょっと残念ではありますが。。

ただ、まだDCスタートまで2か月ほど余裕があるので、もう少し動向を見守りたいと思います。。

個人型確定拠出年金(イデコ/iDeCo)のまとめページを作りました。節税と投資が同時にできる、最強資産運用のイロハを分かりやすく解説します。

【初心者向け】個人型DC(iDeCo/確定拠出型年金)のまとめページを作りました。

2017.01.06
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SOHTARO
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