結婚以来7年間、自作したエクセル家計簿テンプレートを使って、挫折することなく家計管理を続けてきました。
その作り方をまとめたこちらの記事は、おかげさまでよく読まれており、この記事をもとにテンプレートを自作して使い続けている方もいらっしゃるようで、感無量でございます・・・。
それはそれでめちゃくちゃ嬉しいことなのですが、がしかしです。
当然ながら、イチからテンプレートを自作するには時間と労力がかかります。わかりやすく動画解説しているつもりですが、それでも完成までに1時間くらいかかってしまうと思います。

なんて思われるのは本望ではありません。

そんな想いもありまして、ということでこの度、完成済みテンプレートを無料ダウンロードできるようにしました。
機能やサポートを制限している簡易バージョンのテンプレートですが、「収支を見える化する」という基本仕様はしっかり体感できるので、試す価値はあるのかなと思っています。
この記事で公開しているテンプレートは簡易バージョンのタイプです。
機能やサポートを充実させた、完全バージョンのテンプレートをご希望の方はこちらのコンテンツをご利用くださいませ↓
完成済みテンプレート付属はもちろん、テンプレートの使い方や作り方、トラブルシューティングなど、エクセル家計簿歴7年分のノウハウをすべて詰め込んだ自信作です!
エクセル家計簿を徹底的に使い倒したい方はぜひご活用くださいませ(○ˊᵕˋ○)
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エクセル家計簿テンプレートのダウンロード
さっそくですがダウンロードリンクはこちらになります↓
エクセル家計簿テンプレートの構成
まずは簡単に構成をご紹介します。このテンプレートは以下の2枚のシートで運用します。
記録シート(入力用)
ひとつ目はこの記録シートです。テンプレートを開くとまず最初に出てくるシートですね↓



簡易バージョンのテンプレートなので、完全バージョンに比べて、機能を最小限に抑えた作りになっていることも理由のひとつですが、、、
しかしエクセル家計簿としての一番大事な機能「収支データの見える化」はしっかり体感できますのでご安心くださいませ。
さてこの記録シートに日々の家計データを入力していくわけです。1行に1データとして、どんどん下方向へ向けて入力していきます。
するとこんなふうになります。これは実際に家計データを入力した我家の記録シートです↓

年間収支表(出力用)
もうひとつが年間収支表というシートで、初期状態はこんな感じです↓

年間収支表は、エクセルに元々備わっているピボットテーブル機能を使って作っています。ピボットテーブルを使うメリットについてはこちらの記事を参考にしてみてください↓
年間収支表は、記録シートに入力した家計データを一瞬で自動集計し、こんなふうにわかりやすく一覧表にしてくれます(我家の実績2018)↓

エクセル家計簿テンプレートの使い方
それでは次にこのテンプレートの使い方を解説していきますね。
といっても基本操作はいたってシンプルでして、2ステップで完了します。
【ステップ1】記録シートに入力する
テンプレートを開くと、まずはこんな記録シートが表示されると思います↓
ここに家計データを入力していきます。
最低限入力しなくちゃならないのはピンク色のセルで(月、大カテゴリ、中カテゴリ、小カテゴリ、金額)、ここに入力したデータを、自動集計して後述する年間収支表に反映することになります。
その他のセルは必要に応じて入力すればOKです。
さて、まずはじめに対象月を一列ドーンと入力しちゃいましょう。オートフィル機能を使うと便利です。

収入と支出、それぞれの費目や金額をテキトーに入力してみます。

ちなみにこれが我家の費目リストです↓
補足ですが、貯蓄行にある金額セルには、かんたんな引き算の数式を入力しています(収入合計-支出合計)。もちろん直接入力でもテンプレートは問題なく動作します(数式は削除してもOK)。

【ステップ2】年間収支表を更新する
さてそれでは先ほど入力したデータを年間収支表に反映させてみます。年間収支表のシートに移動して、、、

年間収支表の上で右クリック>更新をクリックします。
すると先ほど入力した家計データが反映されます。

空白を表示させる必要はないので、空白のチェックを外して非表示にしちゃいます。これでスッキリしました!

ということで、簡単ですが使い方の解説は以上です。
基本的にこのテンプレートは、上記の作業(記録シートに入力⇔年間収支表の更新)の繰り返しで家計管理していきます。
年間収支表で家計状況を見える化できたら、家計の足を引っ張っている無駄使いを洗い出して、どんどんコストカットしていきましょう!
慣れてきたら資産管理もおすすめ!
さいごになりますが、記録シートと年間収支表を使った「収支の見える化」に慣れてきたら、ぜひ資産管理も一緒にやってみてください!
年間収支表の目的は、今持っている全金融資産の把握です。
タンス預金や銀行預金、電子マネーや各種ポイントなどに、クレジットカード未払金などの負債を加味して、今現在保有している実質的な全ての金融資産を把握することができます。もちろんこのシートもエクセルで作れます!
我家の資産管理シートです(2018年12月)↓

資産管理シートのテンプレート自体は、単純な数式のみで構成されており(足し算引き算のみ)、年間収支表よりもずっとシンプルです。
この資産管理シートに、通帳や残高の数字を転記していくことで完成します。
年間収支表は1ヶ月ごとに1枚ずつ作りますが、資産管理シートはいつはじめてもOK。作成頻度も自分で決めてOKです。
年間収支表よりも気軽に作れるので、先にこっちから手つけるのもいいかもしれませんね・・・(*´꒳`*)b


