いまさら言うのもなんですが、家計管理をするうえで生活コストを把握することは、とっても大事なことだと思っています。
どんなにお金を稼いでも、生活コストを最適化=つまり節約できなければ、いつまでたってもムダ金の漏出はとまりませんよね。
また、自分の生活コストを把握できれば、他人の家計と比較することもできます。 ←実はこれが一番の目的だったりする
もちろん家族構成や在住エリア等のフィルタリングは必要ですが、、、


などと、家計戦略をたてる上で重要なヒントやモチベーションを得られたりします。
比較は大事。特に1か月あたりの平均支出が大事!
1年分だと額が大きすぎてちょっとピンとこないので・・・。だから1か月分なのです。
ということで1年の最後に、そうたろ家の生活コストを算出してみましたよ。ちなみに2016年と2017年をそれぞれ比較してます。
是非ご自分の家計と比較してみてください。データをみて、参考にするなり蔑むなり、何かしらのプラス材料にしてくれたらと思います。
見出し
まずは我家の家計スペックをかんたんにご紹介。
はじめてこのブログを覗いてくれた方向けに、我家のスペックをご紹介しますね。
そうたろ33歳、よめしゃちょうしゃちょう35歳の夫婦二人暮らしです。北海道民です。
酪農作業員の夫と、専業主婦・兼在宅ワーカーの妻で、一応両輪駆動でやってます。
冬はマイナス20度まで下がる厳寒地帯です。車は軽自動車1台のみを所有。ローンは奨学金返済残高(夫)が200万ほどあり。
2017年の収入・支出・貯蓄はこうなりました。
生活コストの前に、まずはざっくりした家計概況を。
詳しいことは2017年12月の家計報告をみてほしいのですが、まあとにかく、2017年の収支を超かんたんに総括したグラフがこれ↓
※収入は税金や保険料を差し引いた手取り額です

つまり平たくいうと、2017年の我家は、506万稼いで295万使って210万貯めたってことになります。
【2016年⇔2017年】1か月あたりの生活コストを比較してみた!
さて本題ですが、さきほどの円グラフにあった支出部分にスポットライトを当てて、生活コストを比較してみましょう。
果たして2017年の生活コストは改善されたのでしょうか?ワクワク…(*´▽`*)♡
家賃
自慢じゃないのですが、うちは安い公営アパートに住んでいます。
なので、まず一見するととにかくその低家賃に目をひかれると思います。特に首都圏に比べるとそのコストは破格ではないでしょうか。
田舎町なのアクセスや移動手段には苦労しますが、この低家賃には助けられています。このおかげで家計が成り立っています。マジ御の字です。
結果としては、16年と対比すると17年は1,000円ほど増加しました。これは自治体の財政に左右される部分で、個人努力ではどうにもならない上昇です。なので致し方ないかなと。

食費
うーん、16年対比で月4千円ほど増えましたね。ちなみにグラフのとおり、外食も含めてこのコストです。
2014年に消費増税されたこともあって、それが食費増につながっていることも一因ですが、単純に僕ら夫婦の趣向が原因でもあったりします。
夫婦で、とひとまとめにしたら今妻に怒られました(笑)
白状しますと、原因は夫であるワタクシの趣向品買いなのです。たとえばワタクシ、お寿司が大好きでして仕事帰りに半額になっているとついつい手が伸びてしまいます・・・(;´・ω・)
妻いわく「食費削減のためにアタシが頑張ってもアナタがそれを帳消しにする!」なのだと。ごめんよ・・・だって食べたいんだもん。

光熱水費
ほぼ変わらずですね。
このあたりは徹底的に無駄を排除してるので合格点与えてもいいのではと自画自賛してます。
ちなみに光熱水費は、自治体や都道府県によって大きく変わりますから、比較材料にするなら参考程度にとどめておいてください。
ちなみにうちの自治体は水道代がかなり高めかもしれません。月11m3程度の使用でこのコストですからね。

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車関係
17年は車検費用と整備費用(バッテリー新調、トヨタカローラオイル会員、スタッドレスタイヤ購入)を支出したために、6千円ほどコスト増となりました。
が、すべて必要経費なので致し方ありません。
それよりもこの北海道のド田舎で、軽自動車一台のみで耐えている我家を称賛したい。
本当はもう一台あると嫁の負担が劇的に減るのですが。辛抱してもらってます。助かってます。

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日用品
日用品=生活消耗品。シャンプーとか化粧品、洗剤やティッシュなど多岐にわたります。
一応、月6千円という予算を設けているのですが、なかなか収まりませんね。

通信費
妻のスマホを格安SIM化したことで(au⇒楽天モバイル)、携帯代を月1,000円以上カットできた効果は劇的でした。
インターネット固定回線は、OCNの光コラボを利用していますが、なかなかこれより安い業者が見つかりません。あったら教えてほしい・・・(´・ω・`)

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保険
医療保険と生命保険ですがこれは満期まで変わりません。
医療保険は何度も解約しようか悩みましたが、結局加入し続けています。これが正解なのか不正解なのか、答えは死ぬまで分かりません。
費用対効果を考えてもキリがないので、お守りのような精神安定剤的な位置づけで献金しております。

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医療費
17年は医療費が跳ね上がりました。
これは不妊治療のために、札幌の病院に通院することになったことが理由です。
支出増を憂うよりも、不妊治療の場合は治療ステージがあがると助成金が受けられますし、もちろん医療費控除の対象にもなりますので、このあたりを抜かりなく申請しておかねばと思っています。

交際費
これは本来比較するものではないですが、参考データとして載せておきます。
16年は特にお祝い金(結婚や出産など)が多かったですね~。
ちなみに私事ですが来年は僕の妹が結婚します。京都で式を挙げるらしいのですが、今から僕と嫁はワクワクしています!カメラおじさんの出番です。
人付合いは、主に友人や同僚などと食事(飲み会)に費やした費用ですが、こいつはムダ金にならないようにいつも気を付けてます。たとえば上司の愚痴を延々と聞かされるようなクソつまらない飲み会にはまず行きません。お金も時間も無駄にしたくないので。

趣味娯楽
16年対比で1.5万増です。ずいぶん増えました。
これは何を隠そう、ワタクシ夫の釣り(道具)に費やしたお金なんですね~(ノ∀`)アチャー・・・
趣味は何事もそうですが、初期投資がかかります。2017年はまさにワタクシの釣りデビュー年だったわけで、来年以降はこんなにかからない予定です。それに趣味は心身を健康に、そして人生を豊かにするための投資だと思っているので、必要経費だと思うのですがどうでしょうか。だめでしょうか(笑)
まあー、世の奥様方の理解を得るのは難しいことは重々承知しておりますよ・・・でも来年もサケ(イクラ)たくさん釣ってくるから許してっ!

その他経費
分類しずらい費目をひとまとめにしたのがこの「その他経費」なんですけど、各費目で増減はあるものの、トータルでみると微減という結果に落ち着きました。
個人的な話ですが、17年からは奨学金の返済プランを「軽減ver⇒通常ver」に戻しました。というか年収が増えた関係上、強制的に戻されました(笑)
返済残高は約200万。一括返済できないこともないのですが、第1種(利子なし)なので繰り上げ返済のメリットもないため、マイペースに返してます。
この200万は万が一のための生活防衛資金でもあります。

まとめ。最終的にそうたろ家の生活コストはこうなった!
- 2016年 月250,356円(年3,004,268円)
- 2017年 月246,609円(年2,959,311円)
16年と17年も、その差はわずかでした。月3,700円くらいの差。どーでもいいくらいの差でした(笑)
大事なことはつまり、そうたろ家が生きていくためには、現状レベルだと月平均で25万前後必要だってことです。年間にすると300万。

てのが正直な印象。勝手に年間250万くらいをイメージしてました・・・。
でも旅行行ったり、釣り道具買ったり、美味しいもの食べたりと、僕らなりに豊かな暮らしができてて、それでこの数字なら満足かなとも思えます。
とりあえず月25万&年間300万をベンチマークとして、我家はこれからも生きていきます。
PS 今度ちゃんとしたFPの方に家計診断してもらおうと思ってます。