無駄な買いモノは一切しない(`・ω・´)
一応こういうブログをやってるので、お金の遣い方については自分たちなりのポリシーを持ってやってきたのですが、最近、そんな我家で「家計戦略の大転換」があったんですよね。
そう、それが楽天経済圏への移住です。
我家ではこのたび、電気や携帯、光回線や証券など、日常的に利用しているサービスをすべて楽天グループに乗り換えました。
これはいわゆる「楽天経済圏の住人」になったということであり、「これからは家計戦略として楽天サービスを活用していく」という決意表明をしたことになります(`・ω・´)

ただ、今でこそ「資産形成の友」として楽天を認めている我家ですが、そもそもは僕は「楽天サービス」が嫌いだったんですよね(笑)
楽天特有のあの派手な広告を見るたびに、つい胡散臭さを感じてしまってどうにも好きになれず、、、(^-^;
そんなアンチ楽天派だった僕が、結局いま楽天をフル活用しているのは「それなりの根拠」と「相応のメリット」を感じているからです。
今後の資産形成にも大きく影響してくる「重要な家計戦略」だと思っているので、良いトコロも悪いトコロも全部ひっくるめて、具体的に解説していきたいと思います!
見出し
楽天経済圏ってなに?そのメリットは?






ちなみにこれは我家の楽天ポイント獲得実績です↓

一応ウチは2007年から楽天ユーザーやってるのですが、2019年までは楽天サービスをさほど使っていなかったので、多くても年間3万ポイントに届かないくらいでした。
で、本格的に楽天サービスに乗り換えた今年2020年は、約9.5万ポイントを獲得できました(*´꒳`*)





楽天経済圏のポイント獲得方法は2つある
さて、楽天サービスを利用したポイント獲得方法は大きく分けて2つあります。その部分をかんたんに解説していきますね。
①楽天サービスを利用することでもらえる【通常ポイント】

- 楽天モバイル/楽天ひかり/楽天でんき/楽天カードなどの楽天サービスを利用するだけで自動的にもらえるポイント
- 固定費など生活に必要な支出を楽天サービスに置き換えるだけなので支出が増えるリスクがない
- 基本的に支払った額の1%が楽天ポイントとしてもらえる
- 楽天サービスを使い続ける限りポイントが失効することはない
たとえばウチは、最近こんなサービスを楽天に乗り換えたんですよね↓(詳しくは後述)
- 携帯 au → 楽天モバイル
- 電気 ほくでん → 楽天でんき
- 光回線 OCN → 楽天ひかり
- 投資信託 セゾン投信 → 楽天証券
- クレジットカード 複数枚所有 → 楽天カードに統一
基本的に、「光熱費や食費など生活に必要な支出を楽天サービスに移行するだけ」という考え方なので、新たに支出が増えるというリスクがないのがメリットです(逆に乗り換えることで支出が増えそうなのであれば楽天経済圏への移行はやめた方がいいと思います)。
最初に移行手続きの手間が少しだけかかるのがネックですが、その後は、毎月支払った額の1%が楽天ポイントとして勝手に付与されていきます。

また楽天ポイントの有効期限は、「最後にポイントを獲得した日から1年間」なので、楽天サービスを利用し続ける限り(毎月ポイントが付与される)、失効することがないのも嬉しい点です。

たしかに僕もそう思います。還元率だけなら楽天よりも優れているサービスもたくさんあると思います。
ただひとつ言えることは、楽天に乗り換えるメリットは楽天ポイントに集約できることだと思っています。
ポイントが分散すればするほど管理や消化も大変になるし、気づいたらポイント失効してた…なんてことも増えるんですよね。
その点、楽天ポイントとして集約しておけば失効も防げるし、ほかの楽天サービスの支払いにも充当できるのでポイントを効率的に消化していくことができるんです。


②楽天市場で買い物することでもらえる【SPU特典ポイント】

- 楽天市場で買い物することでもらえるポイント
- 楽天サービスを使えば使うほどポイントが上乗せされていく(最大16倍)
- 楽天市場であれば何を買ってもポイント付与の対象になる(ふるさと納税も対象!)
- SPUが10倍を超えてくるとほとんどの商品が「amazon」よりお得になる
- ポイントは期間限定ポイントになる(有効期間1カ月)
SPUというのはスーパーポイントアッププログラム(Super Point Up Program)の略語です。
簡単にいえば、楽天の各サービスを使えば使うほど(楽天モバイル、楽天ひかり…)、楽天市場での買い物時にポイントが上乗せされていくというお得なプログラムです(対象サービスをすべて使うと最大16倍になる!)。
ちなみに我家で言えば、2020年12月時点のSPUは「10倍」ですので、つまり楽天市場で買い物すると無条件で10%分の楽天ポイントがもらえることになります。
商品は限定されないので、なにを買っても10%還元です!!(・∀・)ノ
たとえばこれは、最近購入を検討しているキッチンボードです↓
ポイント倍率が10倍なので、ニトリ店頭で買うよりも4,624円分も安く買えることになります。(送料はかかりますが店頭で買っても結局自宅配送費がかかってしまうのでOKです)。

ちなみに2020年12月は、計4,224円分のSPU特典ポイントをもらえました↓


ちなみに以前の我家はネットショッピングは「amazon派」でしたが、このメリットを知った今では「楽天市場派」になりました。
もちろんアイテムによってはamazonの方が安くなることもあるので、そういう場合は無理に楽天で買うことはしません。
ちなみに感覚的には、SPU倍率が10倍以上になると、ほとんどの商品の実質価格が(ポイントや送料を加味した価格)、amazon>楽天市場になると感じています。結果的に今では買いたいモノの7割くらいを楽天市場を買っています。
また基本的に、SPU特典ポイントは期間限定ポイントになることに注意します(有効期間1カ月)。
そこで我家では、楽天モバイルや楽天電気などの固定費をポイント払いに設定しておくことで、確実に使い切るようにしています!(ポイント払いにすると自動的に期間限定ポイントから消化される仕組みになっている)。


【目標は年間10万ポイント】我家が実際に利用している楽天サービス一覧
ということで、最近「楽天経済圏」に移行した我家が、今利用している楽天サービスと、それぞれのポイント還元率についてまとめていきます!
楽天カード【通常ポイント1%/SPU特典ポイント+3倍】
- 言わずと知れた日本一有名な(?)年会費無料カード
- 支払い料金100円ごとに1ポイントたまる(通常ポイント)
- 新規入会キャンペーンが豪華(だいたい5千ポイントがもらえる)
- スマホアプリ「楽天Pay」を使えばスマホ一台で決済可能
- カードブランドは「VISA」がおすすめ(のちのち楽天ゴールドカードを追加発行できる)
- 楽天市場で100円買い物するごとに3ポイントたまる(SPU特典ポイント)
僕は社会人デビューした2009年からずっと楽天カードを利用しています。
途中、他のカードに浮気もしましたが、現在は楽天カード一本に集約。ネットショッピングに限らず、日々の買い物はすべてこれ一枚で決済しています。現金決済しかできないもの以外は、全部これで支払ってます。
我家でいえば、先月11月の楽天カード支払い分は約24万円だったので、ひと月にこのくらいの楽天ポイントが付与されています↓

また楽天では「楽天Pay」というスマホ決済アプリがあるので、これに楽天カードを紐づけておけば、スマホ一台で買い物ができます(もちろんこれも1%還元の対象!)。
ちなみに、もしこれから楽天カードを新規申し込みする方は、カードブランドを「VISA」にしておくことをおすすめします。こうすることで、後々になって楽天ゴールドカードが欲しくなった時に、ゴールドカードを追加発行できますので(ノーマル+ゴールドの2枚持ちが可能)。
ちなみに、VISA以外のブランドだと一旦カードを解約&再発行する手間がかかってしまいます(我家は元々の楽天カードがJCBブランドだったので、一旦JCBブランドを解約→VISAブランドで新規発行→ゴールドカードを追加発行、という超めんどくさい手続きを踏むことになりました笑)。
楽天モバイル【通常ポイント1%/SPU特典ポイント+1倍】
楽天モバイルでは最近、「Rakuten UN-LIMIT V」という自社回線を使ったサービスがスタートしました。
- 利用料金が1年間無料(300万人対象)
- 携帯料金100円ごとに1ポイントたまる(通常ポイント)
- 事務契約手数料・解約手数料もすべて無料
- 楽天回線エリアは「完全データ使い放題」
- パートナー回線エリアもデータ容量5G、超過後も最大1Mbpsで使い放題
- Rakuten Linkアプリで「国内通話がかけ放題」
- 1年経過後も利用料金は月2,980円という破格プラン
- 楽天市場で100円買い物するごとに1ポイントたまる(SPU特典ポイント)
「Rakuten UN-LIMIT V」は、データ使い放題(自社回線エリア)や国内通話かけ放題(無料)でいながら、月2,980円という破格プランです。
ちなみにウチはもちろん楽天モバイルユーザーですが、実はこのUN-LIMITプランではありません(従来型のデータ容量プラン/月2GBで月2千円くらいのプランを利用中)。
UN-LIMITプランに乗り換えたいのですが、それができない理由というのが、実はこのプランが利用可能な端末が限られているということ。iphoneでいえば「iphoneⅩR以上」でなければ利用できないそうです…我家は「iphone8」なのでNG・・・(´;ω;`)
(アンドロイド端末はほとんどが利用可能みたいです)
我家もそのうちiphone端末を更新する予定なので、そうしたらUN-LIMITに申しむつもりです。
年間利用料2,980円×12か月分、つまり35,760円がまるまる無料になるってやっぱりすごいですよね・・・(;゚Д゚)
楽天ひかり【通常ポイント1.0%/SPU特典ポイント+1倍】
- プロバイダー利用料込みの料金設定
- 回線料金100円ごとに1ポイントたまる(通常ポイント)
- マンション(集合住宅)プランは月額1,800円(2年目以降3,800円)
- ファミリー(戸建)プランは月額2,800円(2年目以降4,800円)
- 楽天スマホと一緒に申し込むと月額料金が1年無料
- 楽天市場で100円買い物するごとに1ポイントたまる(SPU特典ポイント)
我家の数カ月ほど前に、OCN→楽天ひかりに乗り換えました。
うちはマンションタイプで基本月額は3,800円なのですが、乗換キャンペーンのおかげで向こう1年間は半額(1,900円)になりました(・∀・)ノ
ちなみに回線スピードや使用感は全く変わっておらず乗り換えて満足しています。
楽天でんき【通常ポイント0.5%/SPU特典ポイント+0.5倍】
- 基本料金が0円
- 電気料金200円ごとに1ポイントたまる(通常ポイント)
- 切り替え工事不要
- 現電力会社への解約連絡不要
- 書類などの記入不要
- 切り替え費用不要
- 楽天市場で200円買い物するごとに1ポイントたまる(SPU特典ポイント)
我家はもともとは「ほくでん」ユーザーでしたが、楽天でんきにのりかえたことで電気料金が少し下がりました(年間2,300円くらいダウン/1kwhあたり1.2円安くなった)。
また、ほくでんにも独自のポイント還元サービスがありましたが(エネとくポイントプラン)、ためたポイントを他社のポイントに移行する手間もあるし、還元率も楽天とさほど変わらなかったので、ほくでんを使い続けるメリットがなく、楽天へ移行と相成りました。
切替手続きは基本的にすべて楽天がやってくれるので、めちゃくちゃ楽ちんです。放っておけば勝手に切り替わります(笑)
切替工事も不要だし、切替費用なども一切かからないのでハードルは低いです。
楽天証券【通常ポイント1.0%/SPU特典ポイント+1倍】
- 投資信託の積立を楽天カードで決済すると100円ごとに1ポイントたまる(通常ポイント)
- もちろん税制優遇がすごい投資信託「つみたてNISA」も上記サービスの対象になる
- 楽天市場で100円買い物するごとに1ポイントたまる(SPU特典ポイント/月1回500円以上のポイント投信をすることが条件)
楽天ポイントを使って投資信託を月1回500円以上購入&対象コース設定で、楽天市場でのお買い物ポイントが+1倍になります。
我家は楽天証券でつみたてNISAを運用しており(毎月33,300円積立)、この1%にあたる333円分の楽天ポイントが毎月付与されています。
余談ですが投資の世界において、1%のリターンの重みというのは分かる人は分かると思います。
我家も元々はセゾン投信で運用していましたが、この1%のために楽天証券に乗り換えています。また、ためた楽天ポイントを使ってファンド購入できるというのも、楽天証券ならではのメリットです。
たとえば毎月1万円の積立をしていて、7千円は楽天カード決済、残りの3千円は楽天ポイント購入、ということができてしまうわけです。
ためたポイントを投資にまわしてさらに大きなリターンを狙う。楽天証券であればこういったお金の好循環を生み出せます。
楽天銀行【通常ポイント1.0%/SPU特典ポイント+1倍】
- コンビニATMで24時間365日利用可能
- 競馬やオートレース、宝くじなどを100円購入するごとに1ポイントたまる(通常ポイント)
- 他行宛振込手数料0円(最大月3回まで)
- 振込手数料を楽天ポイントで支払える
- 楽天市場で100円買い物するごとに1ポイントたまる(SPU特典ポイント/楽天カードとの紐づけが条件)
楽天銀行では競馬やオートレースなどを購入するとポイントがもらえますが(通常ポイント)、我家はギャンブルはしないのでこのポイントは無縁です(笑)
また楽天銀行には「ハッピープログラム」という制度があって、簡単にいうと残高や取引回数に応じてステージが決まり、そのランクによって他行への振込手数料やATM利用手数料が無料になったりします。我家にとってはこちらのほうが有益ですね。

さらに、楽天銀行口座と楽天カードを紐づけると(楽天カードの引落口座を楽天銀行にする)、楽天市場で100円買い物するごとに1ポイントたまります(SPU特典ポイント)。
楽天銀行口座は無料で開設可能ですし、もちろん維持管理手数料などもかかりません。永年無料です。
ちなみにウチは給与振込口座をゆうちょにしているのですが、本人名義であれば、ゆうちょ→楽天銀行への入金手数料は無料になるので資金移動の際に助かっています。
楽天ゴールドカード【通常ポイント1.0%/SPU特典ポイント+5倍】
- 年会費2,200円の有料カード
- 楽天市場で年間11万円以上買い物する人はお得になる(ふるさと納税も対象)
- 支払い料金100円ごとに1ポイントたまる(通常ポイント)
- スマホアプリ「楽天Pay」を使えばスマホ一台で決済可能
- 楽天市場で100円買い物するごとに5ポイントたまる(SPU特典ポイント)
楽天ゴールドカードは年会費2,200円(税込)の有料カードです。
これを使って楽天市場で買い物すると、なんとお買い物ポイントが+5倍になります!(SPU特典ポイント/楽天カード分の3倍+楽天ゴールドカード分2倍の合算)

とウチも思っていましたが、楽天市場で年間11万円以上買い物する人はゴールドカードを所有した方がお得になります。
年間11万円も使うわけがない!と最初は思っていたんですが、、、
先日、エクセル家計簿で楽天市場の買い物総額を算出してみると約26万円になっていました(2020年分)・・・ということで先日即発行しました(笑)
さらに、ゴールドカード発行の後押しになったのが「楽天ふるさと納税」で寄付した分もこの11万円にカウントされるということ(我家もこれで2020年は3.8万円を寄付しました)。
ということは仮に年間5万円を寄付している人なら、11万-5万=6万円ということで、年間6万円を楽天市場で買い物すれば元がとれてしまうということです。



楽天市場アプリ【通常ポイント-%/SPU特典ポイント+0.5倍】
スマホにこのアプリをインストールして、楽天市場で200円買い物するごとに1円たまります(SPU特典ポイント)。
※通常ポイントはありません
インストールは1分で終わります。SPU倍率アップを狙うならこれは必須ですね。
【さいごに】その楽天サービスは本当に必要か?大事なのはポイントよりも家計の健全化
実は、通常ポイントやSPU特典ポイントの対象となる楽天サービスはまだいくつかあります↓
- 楽天トラベル
- 楽天ブックス
- 楽天Kobo
- 楽天Pasha
- Rakuten Fashion アプリ
- 楽天TV
- 楽天ビューティ
これらも併せて利用すると、その分もらえる通常ポイントは増えますし、SPU倍率も最大の16倍(!)になるそうです。
ただウチはこれらのサービスは不要なので利用しません(楽天トラベルと楽天ブックスはたまに使うけど)。SPU倍率も10倍を達成してるのでこれで十分ですね。
個人的に楽天経済圏を利用するうえで大事にしていることは、獲得したポイント数そのものよりも、そのポイントが家計と資産にどんな良い影響を与えてくれるのかということを考えること!
ポイント欲しさに不要な楽天サービスに申し込んだ結果、無駄な支出が増えてしまっては元も子もないので、絶対に避けねばなりません。
とはいえ、楽天経済圏は必要なサービスのみを利用する分にはめちゃ有益です。特にSPUはゲーム性があって面白いです。このサービス考えたひとスゴイ(笑)
ということで皆さんも賢く楽天経済圏を活用してみてくださいね(*´꒳`*)