我家は2020年8月より、つみたてNISAによる投資をスタートしました。



ということで今回は、これからつみたてNISAをスタートさせる方のために、そのメリットや気になるポイント、また我家の実際の運用成績についてまとめてみます!(^-^)
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【初心者のための投資】つみたてNISAの圧倒的メリット4つ!
20年間の運用益が完全非課税!
つみたてNISAのメリットはなんと言ってもこれに尽きます。
積立投資を開始してから最長20年間の運用益がすべて非課税になる!
そもそもつみたてNISAの前身として「一般NISA」の存在があります。
さらにいえば、一般NISAが誕生する以前には、通常投資(税制優遇なし)しかありませんでした。
つみたてNISAと一般NISAに共通する点であり、かつ最大のメリットが、投資で得られた利益に対して、一切課税されないことです!
そう、つまり非課税ということ。
たとえばですが、投資で1万円の利益が出た場合(利益を確定させた場合)、通常投資なら2千円が税金としてもっていかれます・・・(´;ω;`)ブワッ
でも一般NISAやつみたてNISAならその税金を納める必要がありません!
1万円そっくりそのまま自分のフトコロに入れちゃってOKなんです(・∀・)ノ


で、おなじNISAでも「一般NISA」と「つみたてNISA」には、このような違いがあります。
- 通常NISA 【年間120万円 × 5年間】は非課税
- つみたてNISA 【年間上限40万円 × 20年間】までの運用収益は非課税
詳細はこちらをどうぞ。

つまり、つみたてNISAの趣旨としては「より少額のお金を毎月・毎年コツコツと長期的に投資せよ」というお国のメッセージが込められています。
つみたてNISAは、我家のように年間120万も投資できそうにない、零細投資家=一般庶民のフトコロ事情をくんで、新たに設定された「お手軽投資」ともいえます。

そんなかんじでしょうか。
ちなみに現行NISAは2028年に制度終了を迎えます。そしてつみたてNISAに一本化されます。
このことからも国としては、今は通常NISAよりもつみたてNISAを推していることがわかります。
少額から始められる!「買いのタイミング」に迷わなくて済む!
たとえば、我家も開設しているSBI証券や楽天証券では、毎月の積立額をなんと100円〜からはじめることができます!
なので、とりあえず月3,000円からはじめてみて、余裕資金が出てきたら月1万円にアップさせることも可能(最大月33,333円まで/年間40万円)。
つまり、生活に負担をかけない範囲で長期的な資産運用ができるのも、つみたてNISAのメリットです。
また「買いのタイミング」に迷わなくて済むのもつみたてNISAの特徴です・・・(^-^)
つみたてNISAはその名の通り、毎月コツコツ積み立て続ける投資であり(一気に40万円を買い付けることはルール上できない)、あらかじめ買付日を設定しておけば、あとは勝手に積立されていきます。
プロでも難しいとされる「買いのタイミング」を一切考える必要がないので、余計な心理負担がなくて済みます。


ドル・コスト平均法で平均買付単価を抑えられる

参考)SMBC日興証券|5分でわかる、つみたてNISAのメリット・デメリットより引用
ドル・コスト平均法というのは、毎月一定額を購入することで平均買付単価を抑えることができる買付方法のことです。
毎月一定額を購入する方法であれば、価格が高いときには買付口数が少なくて済み、逆に安いときには買付口数を多くできます。
そうすることで毎月一定量(口数)を買う方法よりも、結果的に買付単価を抑えられることになります。
価格変動がつきものである金融商品は、たまたま価格が高いときに一気に購入してしまうと高値掴みしてしまうデメリットがありますが、この買付方法であればその心配がないです(・∀・)ノ

【安心】つみたてNISAの投資商品は金融庁のお墨付き
投資初心者にとって、国内に数千本はあるといわれる投資商品の中からベスト商品を選ぶということは、到底ムリな話ですよね・・・。
しかし、つみたてNISAの投資商品は、金融庁の定めた条件によって、2019年3月時点で、162本まで絞られています!
具体的には以下の条件で絞り込まれています。
- 「長期」「積立」「分散投資」に適した投資信託とETFに限る
- 信託期間(投資信託の運用が行われる期間)が20年以上
- 分配金の支払い頻度が毎月ではない
- 手数料(信託報酬)が低水準、販売手数料が無料
特に重要なのが、信託報酬と呼ばれる手数料が安いかどうかです!
つみたてNISAは長期投資が基本となるので、手数料の大小は運用成績に大きく影響してきます。したがって、より低コストな商品がラインアップされているつみたてNISAは、資産形成をサポートしてくれる大きな相棒となりえます。


【ここが気になる①】つみたてNISAって儲かるの?どのくらい利益が狙えるの?
やはり興味はここに集約されるかと思います。
ということで、楽天証券の積立シミュレーションを使って試算してみました。
年間40万円まで可能な投資ですので、つまり、月あたり約33,333万円まで投資できます。
それを20年間続けると、元本は約800万円まで突っ込むことができます。
年利5%もいけば優秀な投資商品といわれておりますので、ここは期待をこめて年利5%で試算してみると、、、

20年後には1,370万円に増える計算に。つまり、、、

約800万円投資&ほったらかし運用で、20年後には約570万円もの利益が狙える、という夢のような結果に・・・(°∀°)ヒィィィィ
もちろんリターンがさらに増えているのか、あるいは元本割れを起しているのか、その結果は「神のみぞ知る」ところ。
が!
ひとつハッキリしているのは、繰り返しになりますが800万円までの投資範囲であれば、その運用益はすべて非課税になるってこと。
570万の利益が出たら、通常投資なら約114万円が税金として差っ引かれますが(20%)、つみたてNISAの場合は一切税金がかかりません。
なんたってつみたてNISAは運用益非課税!
これはゆるぎないメリット。投資の世界においてこんなにオイシイ話は通常投資ではありえません。


【ここが気になる②】とは言っても投資するべきか悩む・・・損失を出すのが怖い・・・
その気持ち、とてもよくわかります。
20年後に何百万円もの利益がのっているのか、それとも元本割れしているのか。
それは神様しかわかりません。
正直、これから投資をはじめようかどうか悩んでいる人にアドバイスを求められたら、自信を持って100%おすすめすることはできません・・・(^-^;)
他人様の資産が将来どうなっているのか、確証も責任も持てないからです。
それでも我家がつみたてNISAを粛々と進められる根拠として、個人的にこれだけは!と信じていることがあるからです。

そう思っています。
たとえば携帯電話が登場したのは、今から約20年以上前ですが、年を重ねるごとにそれはそれはもう急速に進化してきました。
最初は白黒液晶だったものがカラー液晶になり、画素数も増えて、物理ボタンからタッチボタンに置き変わり、カメラ機能もアプリ機能も鬼のように進化してきましたよね。
スマートフォンの先駆けとして、常にこの業界を牽引してきたapple社の過去5年の株価をみてもこんな感じです。

5年で株価が5倍に爆上がりしています。
appleのようにすべての企業が成功をおさめるわけではないですが、、、
少なくとも資本主義社会においては、競争概念が根底にあることで、企業はより高いサービスや価値を提供できるように切磋琢磨し、結果的に長期的なスパンにおける世界経済は成長していく可能性が高いと考えています。

【公開】我家のつみたてNISA運用成績
我家はつみたてNISAをはじめてまだ日は浅いのですが、今のところ十分すぎるほどのリターンを得ることができています。

我家の運用成績については、毎月公開している家計簿記事にて公開しておりますのでよければご参考くださいませ(^-^)
【さいごに】つみたてNISAを運用できるおすすめ金融機関は?
まず、つみたてNISAの運用先については、主に、銀行・信用金庫・総合証券会社・ネット証券会社の中から、ユーザー自身で選ぶ必要があります。
このなかで我家のおすすめは断然「ネット証券会社」です!

ネット証券会社がほかの金融機関よりもおすすめできる理由をかんたんにまとめるとこんなかんじです!
- 取扱銘柄(運用商品)が多い
- 最低積立額が低い(100円〜)
- ポイント還元サービスがある
- クレジットカード積立ができる



さて本題ですが、つみたてNISAを運用できるネット証券会社はSBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券といくつかありますが、、
我家のおすすめはズバリ、SBI証券、もしくは楽天証券です!
ハッキリ言ってどの証券会社にしても、手数料や運用商品の数にさほど差はありません。
投資信託の手数料に関しては、購入手数料については各証券会社ともに0円と横並びですし、また信託報酬手数料についてもこれは商品ごとに決まっているものなので証券会社による差はありません。
(たとえば信託報酬手数料の安さで大人気の「eMAXIS Slimシリーズ」は」上記証券会社すべてで取り扱っています)
ではなぜこの2つの証券会社をおすすめするのか、その理由がこちらです。
SBI証券をおすすめする理由
つみたてNISAに最も力を入れているのがSBI証券です。
取扱銘柄数(193本/ネット証券No.1/2023年5月時点)、最低積立金額(100円〜)、還元サービス(保有残高に応じてTポイント・Vポイント・dポイント・Pontaポイント・JALのマイルのいずれか還元)、どれもとっても申し分ないです。
しかもクレジットカード決済(三井住友カード)で積み立てを行えば、別途Vポイントが0.5%~5.0%還元されるメリットもあります!
総合的にみて最もおすすめできる金融機関です。
SBI証券の口座開設はハピタス経由でするととてもお得です!
口座開設+入金だけで、数千円分の現金や各種ギフト券・ポイントに交換可能なハピタスポイントがもらえますので(^-^)
楽天証券をおすすめする理由
楽天証券のつみたてNISAも、取扱銘柄数(190本/2023年5月時点)、最低積立金額(100円〜)、還元サービス(保有残高が一定の金額に到達で楽天ポイント還元)と、十分なサービスを提供しています。
また、楽天カードで積立を行えば、別途楽天ポイントが最大1.0%還元されるメリットがあります。
また楽天ポイントを毎月1pt以上使って積立を行うと、SPUが最大+1倍になるので、楽天市場でよく買い物をする方にも相性バッチリの証券会社です!
楽天証券についても、口座開設はハピタス経由が断然おすすめです。
ハピタスを経由するだけで、現金にも交換可能な数千円分のポイントがもらえます\(^^)/

