みなさんこんにちは!そうたろ(@minlife2016)です。
つみたてNISA用向けのお得なネット証券といえば、楽天証券やSBI証券、マネックス証券などが筆頭にあげられますが、各社独自の強みを持っており、初心者はどの証券会社を選んだらいいのか迷うことと思います。
ちなみに我家は、楽天証券とSBI証券、両方でつみたてNISAを運用しています(夫婦名義)。

ということで、各社の特徴や強みについてかんたんにまとめてみました。
これからつみたてNISAをはじめる方にとって、参考になればうれしいです!
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【比較表】楽天vsSBIvsマネックス証券の特徴|つみたてNISA
この記事を読んでいる方ならもうご存知かと思いますが、つみたてNISAの口座はネット証券で開設するのがおすすめです!
以下、その理由です。
- 取扱銘柄数(運用商品数)が多い
- 信託報酬(手数料)が安い銘柄が豊富にある
- 積立(決済)した金額に応じてポイントがたまる
ゆうちょやろうきんなどの大手銀行はこの部分が圧倒的に劣っているのでおすすめはできません。
特に、信託報酬の高い商品を選んでしまうと10年後・20年後のリターンが大きく減ってくるので要注意です。
※ただし窓口や対面で細かいサポートを希望するならネット証券よりもゆうちょやろうきんなど実店舗型の金融機関が有利
つみたてNISA口座の特徴をまとめた早見表がこちらになります。


まず証券会社選びの前提として、どの証券会社を選んだらベストなのか、それは人によって変わってきます。
もちろん、各社それぞれに個別の強みはあるのですが、すべての局面において優れている完璧な証券会社はいまのところないからです。
また、証券会社の運用ルールは、時代や競争により常に変化しています。
現時点では、A社が優れていても、一年後にはB社に追い越されるかもしれません。
実際に、2021年の時点では、クレジットカード決済によるポイント還元をおこなっていたのは楽天証券のみでしたが、2022年にはSBI証券とマネックス証券が同様のサービスを打ち出して対抗してきました。
そして楽天証券は2022年、同サービスのポイント還元率を改悪させた代わりに、楽天キャッシュ決済によるポイント還元サービスを新たにはじめました。


【もう少し詳しく】楽天・SBI・マネックス証券の商品/手数料/ポイント/決済方法など
我家の個人的レビューも含めて、各社の特徴や強みをもう少し詳しく解説していきます。
決済方法について
決済については、ポイントが付与される決済方法を選ぶのが定石です。
運用利益とは別に、決済金額に応じたポイントが毎月付与されるので、結果的にリターンが底上げされます\(^^)/

SBI証券は三井住友カード、マネックス証券はマネックスカードで決済することでポイントがたまります。
一方、楽天証券は2022年8月から提供がはじまった楽天キャッシュ(電子マネー)による決済がおすすめです。

楽天カードによるクレカ決済もできますが、大半のつみたてNISAユーザーが選ぶであろう信託報酬が格安の銘柄だと、0.2%と還元率が低いのでおすすめできません。
ちなみに、楽天キャッシュへのチャージは、楽天証券のサイト上でかんたんに行えるので(自動チャージも可能)、そこの面倒臭さはなかったです。
ポイント還元率について
2022年8月時点のポイント還元率はマネックス証券が圧倒的に有利です。
なんとマネックスカードによる決済で1.1%還元!
一方で、楽天(楽天キャッシュ決済)とSBI(三井住友カード決済)はともに0.5%の還元率となっています。
SBI証券の場合は、年会費有料カード「三井住友カード ゴールド(NL)」で決済することで、還元率が1%にアップします。
また余談ですが、三井住友カード ゴールド(NL)は、1度でも年間100万円以上の利用があればその後の年会費がずっと無料になるという、夏期的でうれしい特典があります(いわゆる100万円修行)。
この100万円につみたてNISAの決済は含まれませんが、年間100万円の生活費をこのカードで決済できる方は検討の余地ありかと思います^^
マネックスの1.1%は業界最高水準であり、この数字をはじめて目にしたときは正直、、、

と、ポイントばら撒き戦略ののちに付与率を改悪させた楽天の二の舞になるのでは??と心配しましたが、それを織り込んだとしても、やはり圧倒的にポイント還元率が高いので、それ目的でマネックスを開設するのは正解だと思います。
ポイント付与数と使い道について
先ほどのポイント還元率で計算すると、年間40万を積み立てたとして(つみたてNISA枠いっぱい)、やはりマネックス証券が4,400ポイントと圧倒的な付与数になります。
仮に30年このポイントが付与され続けたとすると、、、
- 楽天 60,000pt
- SBI 60,000pt
- マネックス 132,000pt
楽天やSBIと比べると、これほどまでにポイント差がついてきます。その差は2倍以上・・・えぐいですね・・・(((( ;゚д゚))))


楽天ポイントは言わずもがな、楽天グループの決済や楽天カード支払いへの充当はもちろん、再投資で投信や株式を買うことができます。
SBIのVポイントも再投資に使えますし、三井住友カードの支払いに充てることもでき、ギフトカードへの交換も可能です。
マネックスポイントについては、再投資はできませんが、ギフト券や他ポイントに1pt=1円のレートで交換できます。
預金金利について
意外と盲点なのが、証券会社と連携している銀行のお得な預金金利です。
預金金利でお得なのはなんといっても楽天証券です。
口座残高300万円までは0.1%の優遇金利が適用されます(300万円を超えた分に対しては0.04%が適用)。

ゆうちょなど他のメガバンクのそれがだいたい0.001%なので、なんと100倍の利率です!


取扱銘柄数について
取り扱っている運用商品数については、SBI証券と楽天証券はほぼ同数で、マネックス証券が30本ほど少ないという状況です(2022年8月時点)。
とはいえ、つみたてNISAの運用商品は、金融庁が定めた条件によって、あらかじめ選定された商品がラインアップされているので、たとえばeMAXIS Slimシリーズなど、多くに人に支持されているメジャーな商品は、基本的にどの証券会社にも用意されていると考えていいです。
ちなみに、ぼくが商品選定の参考にしているのは、元ファンドマネージャー「やすたろさん」が書いているこちらのページ。
【おすすめ投信】リクエストされた投資信託を5段階で評価しました
やすたろさんが厳選している、特に評価の高い以下4つの投資信託については、SBI・楽天・マネックスすべての証券で取り扱っていますよ(^-^)

- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- ニッセイ外国株式インデックスファンド
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
つまり、このようなメジャーで評価の高い商品で運用を考えている方は、たいていの証券会社で取り扱いがあるので、証券会社選びで悩む必要ありません。
ポイント付与率とか管理画面の扱いやすさなど、他の要素で証券会社を選べばいいと思います。
管理画面の扱いやすさについて
我家は、楽天証券とSBI証券の口座を持っていますが、楽天証券の管理画面はとても使いやすいです\(^^)/
比較的最近設計されたインターフェースなので、直感的に操作しやすいなど、わかりやすいつくりになっています!

ファンド検索も、見た目がスッキリしていて操作しやすい!

一方で、SBI証券の管理画面は、設計時期が古く、ひと世代前のごちゃごちゃしたインターフェース感が否めません・・・。

ファンド検索もちょっと操作しづらいです・・・(^-^;)
(フィルター機能が勝手に戻ってしまったり信託報酬手数料がデフォルトで表示されていなかったり)

SBI証券もいずれアップデートしてくるとは思いますが、現時点では、圧倒的に楽天証券の管理画面ほうが、ストレスなく操作できる印象ですね。

【さいごに】証券口座はハピタス経由で開設するのがお得!
証券口座の開設は、公式サイトから申し込むよりも、ハピタスなどのポイントサイトを経由して申し込むほうが圧倒的にお得です!
そうすることで現金や電子マネー、ギフト券などに交換可能なハピタスポイントがもらえるからです!

ハピタスの詳しいことについてはこちらの記事をご覧ください!
ハピタス経由で、証券口座を開設する方法をまとめていますのでよければ\(^^)/
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