みなさんこんにちは!そうたろ(@minlife2016)です。
貯蓄型の保険料を支払っている方は、家計簿をつけるときにこんなふうに悩んだことはありませんか?
これは支出?それとも貯蓄?
我家はというと、掛け捨て型保険のほかに、貯蓄型保険も契約しており、どちらも毎月一定額を支払っているのですが、これらの保険料はマイルールに則って家計簿に記録しています。
ということで今回は、貯蓄型保険の家計管理方法について、解説したいと思います!
【はじめに】終身保険・養老保険・学資保険・個人年金保険ってどんな保険?
まず、貯蓄型保険の代表格である4つの保険について、かんたんにまとめておきますね。
終身保険
終身保険は、死亡保障と貯蓄の両方を持ち合わせた保険です(死亡保障が主目的)。
加入者が死亡した際に保険金が支払われる仕組みです。満期がなく、その名の通り、保障が一生(終身)続くのが特徴です。
定期保険とは異なり、保険契約の更新がないため、保険料は加入したときからずっと一定です。
一方で、生前に途中解約することで、解約返戻金が受け取れるため、貯蓄性を持ち合わせている保険でもあります(加入から一定期間を過ぎると返戻金額が支払金額を上回ることが多い)。
養老保険
養老保険は、死亡保障と貯蓄の両方を持ち合わせた保険です(貯蓄が主目的)。
保険期間は、10年間や60歳までなど、契約時に決めた一定期間となります。
加入者が保険期間中に亡くなった場合は、死亡保険金が支払われ、保険期間が終了する満期まで生きていた場合は、死亡保険金と同じ額の満期保険金が支払われる仕組みです。
つまり、保険期間中に亡くなっても亡くならなくても、同額の死亡保険金、または満期保険金が受け取れる保険です。
学資保険
学資保険は、子どもの教育資金を貯蓄するため保険です。
毎月一定の保険料を支払うことで、学資金(進学準備金や満期額資金)を受け取ることができる仕組みです。
さらに親(契約者)が亡くなった場合は、それ以降の保険料の払込が免除され、保障がそのまま継続されて学資金を受け取ることができるのも特徴です。
個人年金保険
個人年金保険は、老後の生活資金を計画的に貯蓄するための保険です。
公的年金(国民年金や厚生年金など)の不足部分を補えるメリットがあり、契約時に決めた年齢(60歳や65歳など)から毎年一定額の年金が受け取れる仕組みです。
また年金受け取り開始前に亡くなった場合は、それまでに払い込んだ保険料に相当する死亡給付金が支払われることが一般的です。
個人年金保険は我家も加入しています!
【家計簿の書き方】貯蓄型保険料を貯蓄/支出として扱う方法
それでは、貯蓄型保険料の具体的な家計管理方法について2つご紹介します。
【パターン1】貯蓄として家計簿に書く
結論から書きますと、我家は貯蓄型保険料を貯蓄として管理しています。
その理由についてかんたんに説明します。
たとえば、掛け捨て型保険の場合は、支払ったお金がすべて保障というサービスに変わりますよね(解約返戻金や満期保険金などがない)。
一方で貯蓄型保険料の場合は、将来的にお金を受け取ることを前提とした商品ですので、支払ったお金のすべてがサービスに置き換わるわけではなく、資産価値としても生き続ける商品です(解約返戻金や満期保険金などがある)。
つまり我が家としては、貯蓄型保険は「お金の保管場所を変えただけ」という認識なので貯蓄として扱っても差し支えないと考えています。
具体的には、我家では以下のように、貯蓄という大カテゴリーの下に、中カテゴリーや小カテゴリーををぶらさげる形で分類しています。
大カテゴリ | 中カテゴリ | 小カテゴリ |
---|---|---|
貯蓄 | 貯蓄型保険 | 終身保険・養老保険・学資保険・個人年金保険 |
外貨つみたて | 米ドル | |
暗号資産つみたて | ビットコイン | |
投信つみたて | NISA・イデコ | |
現金残 | 預金等 |
【パターン2】支出として家計簿に書く
もちろん、貯蓄型保険を支出として扱っても全く問題ありません(むしろ多くの方はこちらのほうがしっくりくるのかもしれませんね)。
資産価値があるとはいっても、契約内容や解約時期によっては解約返戻金を受け取れない場合もあるし・・
解約返戻金を受け取れたとしても、加入から一定年数たっていないと掛け金を下回ってしまうし・・
そんなモヤモヤが残る方は、貯蓄型保険も掛け捨て型保険と同じように、支出として扱うようにしましょう(^-^)
そして、最終的に保険金を受け取ったときに、受取額を家計簿に収入として記録すればOKです。
貯蓄型保険を支出として扱う場合は、以下のように、支出という大きなカテゴリーの下に、中カテゴリーや小カテゴリーを作って分類すればいいと思います。
この分類方法はあくまでも我家の例です。ご自分が管理しやすい分類方法を見つけてみてくださいね!
大カテゴリ | 中カテゴリ | 小カテゴリ |
---|---|---|
支出 | 住宅費 | 家賃 |
食費 | 食品・外食 | |
水道光熱費 | ガス・水道・電気・灯油 | |
車費 | ガソリン・任意保険・自動車税・車検・整備等 | |
日用品費 | 生活消耗品 | |
通信費 | 携帯電話 | |
保険料 | 終身保険・養老保険・学資保険・個人年金保険 | |
医療費 | 病院・薬 | |
教養娯楽費 | 娯楽・趣味 | |
小遣い費 | 妻小遣い | |
個人事業費 | WEBサイト運営 | |
特別費 | お祝い・香典・お土産・贈り物・お見舞い・職場交際費・家具家電・仕事用品・被服・理美容費・ふるさと納税・雑費・生活支援 |
【さいごに】エクセル家計簿は項目を自由に分類・設定できます
我家では、自作したエクセルテンプレートをつかって家計管理していますが、エクセルであれば、項目(費目)を自由に設定できます。
たとえば先ほど【パターン2】でご紹介した、貯蓄型保険料を支出項目に追加する場合、このようにします。
一番上の列に、メイン項目(保険料)を追加したら、その下に入力したものがすべてサブ項目になります。
そして、実際に家計簿に記録するときは、こんなふうにしています(個人年金保険料を支払ったケースを想定して入力しています)。
項目入力の際に、先ほど設定した内容がプルダウン形式で表示されて選べるようになります。
こうすることで、項目の入力ミスが減る・入力が楽にできるなどのメリットがあります!
保険料に限らず、設定したい項目があれば、自由にいくつでも追加することができます。エクセルはとても便利です・・(^-^)
最後になりますが、家計簿は自分なりの項目の分類ルールができると作業効率がとても上がります。
みなさんもぜひ効率的な分類ルールを考えてみてくださいね。
この記事がお役にたてますと嬉しいです(。ᵕᴗᵕ。)”
コメント