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【装着レビュー】オールテレーンタイヤの燃費や走行音、乗り心地を素人目線で【BFグッドリッチ】

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レガシィアウトバックBS9(2019年型)のオーナーになり早2年が経過しました。

 

スタイリッシュな純正スタイルにも十分満足はしていたのですが、もっと悪路走破性を追求したくなり、この度オールテレーンタイヤをインストールしてみました(・∀・)ノ

 

これまでの車歴含め、純正タイヤ(ホイール)しか履いてこなかった僕にとっては、社外品への換装そのものがハードル高めで、わからないことがとても多かったです。

たとえばハミタイ&ボディ干渉リスク、ロードノイズや燃費問題・・・などなど。

 

ということで、素人が純正タイヤ→オールテレーンタイヤに換装してみた経験をもとに、気づいた点感想レビューをまとめてみようと思います。

とらまる
オールテレーンタイヤはマッドタイヤとは違うのか?
そうたろ
オンロード性能もオフロード性能もバランスよく両立させてるのがオールテレーンタイヤだよ!

 

 

目次

銘柄選定|RAYS DAYTONA FDX-D|BFGOODRICH ALLTERRAIN KO2

ホイール選定

  • メーカー:RAYS
  • 銘柄:TEAM DAYTONA FDX-D
  • サイズ:17インチ×7.0J
  • インセット:+40
  • 穴数/PCD:5/114.3
  • ボルト穴直径:φ29-φ15
  • ハブ径:73.1
  • カラー:ブラック/フルダイヤモンドカット

 

余談ですが、この度のオールテレーンタイヤ導入にあわせてホイールも新調することにしました。当然ながら家計は赤字です。真っ赤っかです・・・(((((((( ;゚Д゚))))))))ww

 

ホイールは、レイズのオフロードブランド代表格である「TEM DAYTONAシリーズ」からチョイス。無骨なデザインが多く、ダートや土の匂いが感じられるこのブランドが個人的には好きです(○ˊᵕˋ○)

 

このシリーズはラインナップが豊富で、どの商品にするか非常に悩みましたが、穴数やPCDなどでフィルタリングしていくと自ずとアイテムは限られてきました。

ちなみに、FDX-Dは16インチor17インチから選定できますが、アウトバックBS9の場合、ブレーキキャリパー干渉を回避しようとすると17インチ一択になります。

 

タイヤ選定

  • メーカー:BFグッドリッチ
  • 銘柄:ALL TERRAIN T/A KO2
  • サイズ:LT225/65R17 107/103S LRD
  • レタータイプ:ブラックレター
  • 断面幅(mm):228
  • 外径(inch):29
  • 外径(mm):724
  • 荷重指数:107/103
  • スピードレンジ:S
  • 計測リム幅(inch):6.5
  • 適合リム幅(inch):6.5-8

 

今回購入したタイヤがこちらになります↓

 

オールテレーンタイヤは昨今の需要増に伴ってか、各社も商品展開にはチカラを入れているようで、ラインナップが豊富すぎて迷いましたが、とりあえず自分の中で「オールテレーンといえばBFG」「迷ったらとりあえずBFG」だったので(単なる情報弱者)、BFGを選定しました。

ちなみに、BFGに限らずオールテレーンは、ホワイトレタータイプが人気のようですが、僕のアウトバックは「タングステンメタリック」というオヤジ臭漂う(?)渋いボディカラーなこともあって、オフロード感を全面に出すのはちょっと違和感を感じたので、あえてブラックレタータイプにしました。

 

タイヤはみ出し量やホイールハウス干渉について

ハミタイ問題はクリア

純正ホイールのインセット量は+55mmです。で、今回選定したホイールのインセット量が+40mmということで、これを装着すると外側に15mmはみ出すことになります。

買ってからダメだったでは元も子もないので、あらかじめちゃんと測定しました。純正ホイール装着状態(17インチ)で計測してるところ↓

 

グーグル先生によれば、原始的な方法ではあるけどもこのタコ糸測定が一番確実な方法なのだとか。

ボディ側面から垂らしたタコ糸と、タイヤの一番出っ張った部分との距離を測ります。結果25mmくらいのクリアランスがあったので、15mm外側に出ても問題なし!という結論に至りました(^-^)

 

干渉問題も無事クリア

実は、当初履こうとしていたタイヤは225/70R17でして、つまり扁平率が純正よりも5%アップとなり、ということはタイヤ直径が約2cm大きくなることになります。

 

2cm増してもホイールハウスには問題なく収まるし、直進するだけなら問題ないのでしょうが、特に減速時にハンドル切ったときのホイールハウスへの干渉については、確信が持てなかったので、結果的には純正と同じサイズの225/65R17をチョイスした次第です。

 

おそらくですが、外径2cmアップ程度であれば感覚的には干渉しないのではと思っています(タイヤ幅は純正サイズと同じですし)。

また225/70R17にはホワイトレター設定があるので(というかそれしかない)、ブラックよりもホワイト推しのBS9ユーザーにとってはこちらの方が選択肢になりそうです。

 

さらにBS9乗りの諸先輩の中には、245/65R17を履いておられる方も多くいるようです(こちらもホワイトレター!)。タイヤ幅が2cm広がり、さらに外径も2cmアップでワイルド感マシマシ超カッコ良いです・・・(○ˊᵕˋ○)

そうたろ
ぼくは結局、純正品と同サイズを選びました。

 

タイヤ&ホイールの重量や交換時のポイントなど

重さも測ってみた

ノーマルタイヤよりも強度がアップするオールテレーンタイヤだけに、重量アップは不可避であることは素人である僕でも容易に想像できました。

ということで測ってみました!

 

ひとことメモ✏️
本当はホイールとタイヤそれぞれ単体で測りたかったのですが、それは現実的に不可だったので、仕方なくホイールに組んだ状態で測っています。
  • 純正夏タイヤ 225/60/r18 ENKEI+Rridgestone 19.4kg
  • 純正冬タイヤ 225/65/r17 ENKEI+Rridgestone 24.6kg
  • 【今回購入したタイヤ】 225/65/r17 RAYS+BFG 29.1kg

 

今回購入したRAYS+BFGの組み合わせだと、純正タイヤと比較して(夏)、1本あたり約10kgも重くなってました…ということは4本でなんと約40kg増!( ;゚Д゚)

 

重くなることは分かっていましたがまさかここまでとは・・・

一般的に、バネ下1kgあたりの重量変化は、車両全体では4〜15kgの変化に匹敵するとか言われています。回転を伴うタイヤには、通常の慣性の法則に加えて慣性モーメントも作用するためだと思われます。

その数字の真偽はわかりませんが、いずれにしても燃費悪化も避けられそうにありませんね・・・(^-^;)

 

装着作業時に気づいたこと

うちはタイヤ交換はいつもセルフでやっていますが(北海道なので必ず夏冬やります)、オールテレーンだからといって特段気になることはありませんでした。

通常通りの手順で問題ありません。ただ1本あたり10kg増は当然ながら重く感じます・・・腰痛めないように要注意ですね!

 

ジャッキアップの際は、念のためにウマをかませるのを忘れずに!

万が一の事態には、愛車だけでなく自分の命も守れます。

 

さらに対角上のタイヤにはストッパーもかましておけば安心↓

 

僕は過去に、ストッパーをかまさずに作業していたら、前輪を外した瞬間にジャッキが倒れてクルマが傾き、ブレーキディスクが地面に突っ込んだことがあります・・・これまじで地獄。。

サイドブレーキをかけていなかったことも要因なのですが(馬鹿野郎ですね)、、、カラダを挟まれなくて本当によかったです(汗)

 

無事に後輪が外れました(・∀・)ノ

 

購入したタイヤを装着していきます。

 

電動工具は必須ではないですが、あると超便利です。

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ソケットセットはこれを買いました。安い商品はケースが貧弱なものが多いのですが、この商品ケースは、非常に分厚く頑丈な樹脂でできていて最高です(○ˊᵕˋ○)

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外観・見た目評価!レガシィアウトバックBS9にオールテレーンタイヤを履かせたらこうなった

まずこれが純正タイヤを履かせた状態(17インチ)↓

 

そしてこれが今回購入したRAYS+BFGを履かせた状態(17インチ)↓

 

今回のタイヤ換装と同時に、ボディーパーツも装着しているのでややこしいのですが、、、

 

ブラックレターをチョイスしたこともあって、正直BS9オーナーじゃない方にとっては、言われなきゃわからないレベルかもしれません(^-^;)

あまりアピールしたくない&地味変狙いの僕としてはむしろしてやったりなのですが、タイヤだけにフォーカスすると、足回りの主張が少し増して、よりマッシブな印象になったように思います。近くで見なきゃわかんないけど(笑)

 

純正は純正でツーリングワゴンの雰囲気が残っていて好きだったのですが、オールテレーン化したことで少しSUV色が強調されたように思います。

 

 

 

オールテレーンタイヤにより乗り心地やロードノイズはどうなった?

 

まず今回購入したBFグッドリッチ/KO2ですが、アウトバックBS9に最適な空気圧は以下の通りでした(BFGカスタマーサービスに確認しました)。

  • 前輪 : 330kpa
  • 前輪 : 320kpa
そうたろ
他のアウトバックオーナーさんの設定が気になります。

 

純正の空気圧が220〜240kpaであることと、オールテレーンそのものが硬めのタイヤなので、乗り心地の悪化は覚悟していましたが、、、

 

ただ実際に乗ってみると、その乗り心地は思ったほど悪くないなという印象でした。

 

もちろん凹凸時の入力は多少増しましたが、不快なレベルでは全然ないです(個人的感想ですが)。

感覚的には、純正が「コトン」だとすればBFGは「コドュン」って感じです(独特な表現すみません…)。「ドカン」とか「ガツン」ではないです!

 

よめしゃちょう
多少硬いけどアタシはこのくらいの方が好き。
そうたろ
もっと酷評するかと思った(笑)

 

ロードノイズについても若干増した程度で、想像してたほど悪くなかったです。これはアウトバックの静粛性にだいぶ助けられているのかもと思い、窓を開けて走行してみましたがそれでも聞こえてくるノイズは限定的でした。

 

一般道で巡航している限りは、多少特有の高周波ノイズが入ってくる程度で、個人的には全然許容レベル

 

10年ほどまえにオールテレーンを履いていたという職場の先輩から、散々ノイズの件で脅されていましたが、それはもはや過去のハナシなのかもしれません。

ネット情報ではありますが、BFGもコンパウンドやトレッドパターンなどを最適化することで、昔の水準と比較すると格段に静かになったと言われていますので。

 

よめしゃちょう
控えめな「ゴーーー」っていう走行音がむしろワイルド感増して良い!
そうたろ
たしかにそれは思った。BGM流してりゃ全然気にならないレベルだしね。あとは高速走行時のノイズがどうだろね。

 

2021.6.24 高速道路をドライブしてきました

道東道(釧路⇄帯広)を約100km走ってきましたが、時速100kmに達しても、ロードノイズや乗り心地の大幅な悪化は感じられませんでした。

というかオールテレーンに乗り慣れたこともあって、あまり気にならなくなったのかもしれません(笑)いずれにしても、ストレスを感じていないのでメデタシであります。

 

オールテレーンタイヤの加速減速力やハンドリングはどう変わる?

 

加減速については、当然というかレスポンスの低下を感じました。タイヤ重量が純正対比で+40kg増えており、さらに慣性モーメントが加わるわけですから、素人でも体感できるレベルで変わりますね。当たり前か。

まあこれについては想定内だったのでサプライズでもなんでもなかったのですが、、、

 

むしろ個人的にちょっとびっくりしたのはハンドリングの変化です。

法定速度内で走っている分には問題ないのですが、ちょっとアクセル踏んでゴニョゴニョ域に達すると、はじめての感覚がありました。

 

というのもノーマルタイヤではこの速度域に達すると、ハンドルを離していても、車体はレール上を進むようにビシーーーっと安定していたのですが、オールテレーンでは少し車体がフワフワ?するような感覚がありました。

ノーマルと比較して、少しだけハンドルの修正が増えた印象。この感覚はもう少し乗ってみないと慣れないかな・・・。

 

そうたろ
タイヤの性格が変わるとハンドリングにも影響がでるんですね。勉強になりました。
そうたろ
追記です。その後、高速道路でも乗ってみましたがハンドリングはすぐに慣れました。たしかにノーマルタイヤとはフィーリングが若干違いましたが、すぐに気にならなくなるくらいの小さな変化でした(^-^)

 

 

オールテレーンタイヤに交換すると燃費はどのくらい悪くなる?

 

参考までに、長距離走行でのメーター燃費は良いときで、純正夏タイヤで18〜19km/L、純正冬タイヤでは15〜16km/Lといったところでした。

まあそもそもスバル車に燃費を求めること自体がナンセンスであることは間違いないのですが・・・( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \

 

2021.4.28 知床峠をドライブしてきました

 

ちょうど190km走って、メーター燃費は17.5km/Lでした。

正直ここまで良い数字が出るとは思っていませんでした。ほぼ巡航速度とはいえ、峠を2つ超えましたし、そこそこアクセルも踏んでいたので。

 

峠に入る前は、メーター燃費が20.0km/Lに届きそうな勢いで、一瞬我が目を疑ったほどです(笑)

純正タイヤ比で、トータル40kg増にもかかわらず、この数字が出たことは嬉しい誤算でした。空気圧の高さが良い効果をもたらしてくれたのかな?

 

2021.6.24 高速道路含む530kmをドライブしてきました

 

高速道路(道東道)100kmを含む、トータル530kmを走ってきました。

 

ドライブ目的としては帯広観光だったので、ストップアンドゴーの多い市内走行も重なり、省エネ走行には不利な条件でしたが、巡航路線では18km/L台、そして最終的なメーター燃費は約16km/Lと健闘してくれました。

※省エネカーと比べると「残念な数字」かもしれませんが、スバル2.5Lでオールテレーン装着車としては良パフォーマンスだと個人的には満足しています(^-^)

 

今回我家が購入したタイヤがこちらです↓

 

【おまけ】タイヤワックスはワコーズ「スーパータイヤコート」がおすすめ

せっかく念願のオールテレーンタイヤを買ったので、常に美しくしておきたいと思い、タイヤワックスも購入しました。

 

以前は、スポンジで塗るタイプのワックスを使用していたのですが、なんせ時間がかかるので、今はこれを使用しています↓

 

スプレーでタイヤを3〜4回転くらいシューして、かるく拭きあげるだけなのでなんせラク!!(・∀・)ノ

施工前↓

全体的に艶がない

日焼け?なのかちょっと赤みがかってるし・・・(´;ω;`)ブワッ

 

施工後↓

濡れ濡れツヤツヤ!

これは塗りたてなのでこんなですが、時間経過とともに艶がなじんで均一になります

 

施工前(左半分)/施工後(右半分)↓

 

ちなみに効果の持続についてですが、うちは青空駐車なのですが、だいたい3〜4週間くらいはツヤが持続しています。

 

オールテレーンタイヤはタイヤの主張が強い分、ここの部分をケアしてあげるだけでクルマの印象は格段にアップします!!

 

なんせカー用品ケミカルのパイオニア「ワコーズ」製ですし、品質は折り紙つき。

多少コストはかかりますが、品質や効果、施工性を考えればコスパはむしろ良いかと。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

それではみなさんも素敵なオールテレータイヤライフをお楽しみください\(^^)/

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 参考になりました
    ランクルプラドにこのタイヤを考えています
    やはり気になるのは耐久性と燃費です
    耐久性がかなり○なようですので、多少燃費が悪くても、長い目で見ればOKなんかな?と、無理やり自分を納得させています
    ありがとうございました

    • はんゆちさん、コメントありがとうございます(^-^)
      ランクルとBFG、最高の組み合わせですね♪
      それぞれのクルマの特性もあるかとは思いますが、私のクルマに関してはノーマルと燃費はほぼ変わらず・・・という嬉しい誤算でした。
      耐久性に関しては、言わずもがな抜群なのだと思います。北国ですので、夏冬でタイヤ交換ありですが、オールテレーン自体は最低5年以上は活躍してくれそうです。
      おっしゃる通り、長い目でみるとコスパもさほど悪くないのかなという印象です。

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