道南帰省のついでに、妻と函館山のふもとにあるカフェ「グリーンゲイブルズ」に行ってきました。
ここはもうかれこれ5年以上通っている僕の大好きすぎるカフェ。ある意味ホーム。
ここに来ると「あぁ函館帰ってきたなあ~」って気持ちになってホッコリします。
ということで今回は、YUKI好き・YUKIファンにとっては「聖地」とも称されるほど、YUKIゆかりの観光スポットとして有名なこのカフェをご紹介していきますね!
見出し
YUKIが学生時代によく通い想いをめぐらせた函館のカフェ「グリーンゲイブルズ」
元JUDY AND MARYのボーカルで、現在はソロアーティストとして活動している、函館出身のYUKI(本名:倉持有希さん)。
学生時代を函館で過ごした僕にとっては、YUKIの音楽はドンピシャで僕の青春に溶け込んでおり、その歌声を聴くと当時の想い出が鮮やかに蘇ってきます。
そんな女神なアーティスト・YUKIが短大生だったころ(函館大谷女子短期大学)、よく通っていたというカフェが、函館山の麓にあるカフェ「グリーンゲイブルズ」なんですね。
メルヘンなお店の雰囲気と、窓から見下ろす函館情緒、可愛らしいケーキにYUKIを重ねる
もともと「グリーンゲイブルズ Green Gables」とは、孤児院から引き取られた「赤毛のアン」が住んでいた家のことで、お店のオーナーがその物語をモチーフにして造り上げたのがこのカフェ。
ちなみに開店してもう40年だそうです。メルヘン調に仕立て上げられたお店には、オーナーの想いと、ここ函館で刻んできた歴史がにじみ出ているようにみえます。
白と緑を基調にしたお店は、外壁が草木でおおわれており、「赤毛のアン」ワールドを見事に再現。
YUKIがよく座っていたという、函館の街を見下ろすことのできる海側の席・通称「YUKI席」には先客がおりましたので、今回はそのとなりに腰をおろしました。
横に目を向けると、オーナーのはからいで作られた「YUKIコーナー」があります。
YUKIの写真や本、ライブグッズなどがあって、YUKIファンなら間違いなくトキめいてしまう空間になっています。
YUKIがオーナーへあてた直筆の手紙や、YUKIのお父さんが残してくれたメッセージなどもあって、しみじみと見入ってしまいますねえ・・・。
このカフェには、ちょっとしたデッキスペースもあって、外で食事を楽しむこともできます。
周囲をかこんでいる蔦が、雰囲気をよりいっそう盛り上げてくれますね。
ちなみに写真ではわかりずらいですが、蔦の中にはイルミネーションも組み込まれています。点灯したところもみてみたい・・・。
さて、今回のオーダーは「いちごのシフォンケーキセット」にしました。ちなみにこれはYUKIも大好きなメニューだったとのこと。
僕はコーヒーが飲めないので、セットドリンクはフルーツミックスで。
ふわふわのシフォンケーキには、粉雪のように砂糖がやさしくふりかけられ、生クリームやイチゴなどのフルーツ、アイスクリームが添えられています。
なにげにスナックが星形になってるのもポイント。
短大生だったころのYUKIがよく座っていたといわれる窓際の席がこちら。
ここで当時、遠距離恋愛中だった東京の彼に手紙を書いていたそう。
その数は数百通にもなったらしく、若かりしころのYUKIが、アツイ想いをしたためている様子が少しだけ垣間見えた気がしました。
ちなみに遠距離恋愛当時の切ない気持ちは、JUDY AND MARYのデビュー曲「POWER OF LOVE」の歌詞に表現されています。
ときめく胸がい痛むから…
遠い 遠い あの街で
かぞえきれないKISSを送ってよ明日 世界が終っても…
歌い続けて見せるから
あきらめきれない夢をかなえてよ
ここからはギャラリーでどうぞ。
YUKI好きなら絶対訪れてみてほしい!YUKIワールドにどっぷり浸かれます
1972年生まれのYUKIですから、このカフェをよく訪れていた学生時代となると、1990年前後にあたるでしょうか。
僕がまだ小学校にあがるかあがらないかのころです。
もう20年以上も前のことなんですが、YUKIはたしかにこのカフェに通いつめ、手紙や歌詞を書きながら、長い時間を過ごしていたんですよね。
時間は経っていますが、お店の雰囲気や見下ろす街並み、YUKIがよく座っていた席などは、当時とほとんど変わっていないんじゃないかなと勝手に想像しています。
グリーンゲイブルズは、そんなYUKIが過ごした当時の時間・空間を共有できる唯一無二のお店でした!
YUKIファンなら至福の時間になること間違いなしです。
お店を続けてくれるオーナーにも感謝しつつ、またYUKIに会いにいこうと思います。
素敵で幸せな時間をありがとう!
【2019.6.12追記】YUKI concert tour “trance/forme” 2019 in sapporoに行ってきました。
追記)2019年1月またお邪魔してきました
冬は外壁をおおっていた蔦がなくなり、真っ白なお店の外観がよくわかります。季節感を感じますね。
ストーブのおかげで中はポカポカ。。
今回はデッキの見える席を選んでみました。とっても落ち着く・・(○ˊᵕˋ○)
妻は、ゲイブルズサンドと野菜サラダセット(¥1,200)をオーダー。
もちろんすべてお店の手作りです。写真右にあるチーズと海苔のサンドイッチを妻が絶賛していました。
サラダも、その上にかかっているドレッシングもビックリするくらい美味しくて、特にこのドレッシングはどこで仕入れているのか気になりました(笑)
自家製なのかな?買えるもんなら買いたいくらい美味しい。
ぼくはビーフシチューとパン・サラダセット(¥1,450)に。
めちゃくちゃ美味しい・・特にビーフシチューが。
奥深い味わいに、心のなかで唸ってしました。再現したいけど、たぶん無理だ(笑)
YUKIがよく座って詩を書いていたという場所、通称「YUKI席」。お客さんにもたぶん一番人気の席です。
YUKIのグッズなどが集められたYUKIブースには、メッセージ手帳が置いてあって、みなさん自由に訪れた証を刻んでいきます。
住所 北海道函館市末広町20-3
アクセス 路面電車「末広町」停留場で下車、徒歩3分(日和坂をのぼった函館山ふもとにあります)
営業時間 11時~18時
電話 0138-26-7644
駐車場 お店前に3台分あり(その他、有料駐車場が近郊にあり)
定休日 月曜日
備考 全席禁煙
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