みなさんこんにちは!そうたろ(@minlife2016)です。
我家が住んでいる場所は、北海道でも特に冷え込む厳寒地帯である道東エリア。
ちなみに今朝の最低気温はマイナス22度。あまりの強烈な冷え込みで、先日は車のバッテリーが死亡、久しぶりにJAF呼びました…( ゚Д゚)笑
とまあ、こんな極寒の地でずっと生きてるので、自ずと自宅の暖房管理にはストイックになります。
いかに必要最小限のエネルギーで効率よく部屋を暖めて維持するか。暖房費がバカにならないこの時期は、よくゲーム感覚で節約術を考えていたりします。
ということで、北海道在住歴40年になる我家が、普段から実践している暖房費の節約術を17個まとめてみました。
参考にしてもらえるとうれしいです(^-^)
【はじめに】北海道夫婦二人暮らしの暖房費|賃貸アパート3LDK
我家の暖房器具は、煙突式ストーブ1台とファンヒーター2台になります。
そして、過去数年の灯油代はこんなかんじになっています。
- 2021年 4.8万円(600L)
- 2022年 4.9万円(500L)
- 2023年 4.2万円(500L)
ここ道東エリアは、少なくとも半年間はストーブが欠かせないので、我家の場合だと、だいたいひと月あたりの灯油代は平均7〜8千円ということになります。
賃貸アパートに住んでおり(二人暮らし)、基本的に2部屋しか暖めないこともあって(リビングと寝室)、北海道民のなかでも灯油代はけっこう抑えられているほうだと思います。
暖房費の節約術17選まとめ|我家はこれで冬を乗り越えています
節約といっても室温10度設定にして、寒さに耐えながら修行僧のような生活を送っているワケではありません・・(゚∀゚)笑
室温はしっかり20度前後を保ちつつ、健康優先で生活しています。
扇風機は冬場も活用。空気を強制循環させて室内を効率よく暖める!
暖かい空気は軽いので上のほう(天井)に移動してしまい、逆に冷たい空気は重いので下のほう(床)にたまってしまいます。
なので我家は、天井方向に向かって扇風機をあてて、強制的に室内の空気を循環するようにしています。
こうすると上下の空気がごちゃまぜになるので、下(床付近)の室温を少しアップさせることができます。
また煙突式ストーブの場合は、煙突部分に扇風機の風を当てることで、煙突付近のあたたまっている熱エネルギーを部屋全体に巡らせることができます。
ただ扇風機は真上に向けることができなのが欠点です・・。
天井方向にしっかり気流をぶつけたいのであれば、扇風機よりもサーキュレーターのうほうが効果的です。
2018年8月追記✏️
ファンを真上に向けることができるサーキュレーターを新たに買いました・・(○ˊᵕˋ○)
天井に向けて空気を循環できるので、暖房効率が格段にアップしました。しかもDCモーターなのでめちゃめちゃ静か。動作音がほとんどしません。
(干している洗濯物の下に設置すれば、乾燥も倍速になることも発見しました・・!)
ちなみに夏場の蒸し暑い時期は、寝る時に枕元において「そよ風モード」で使っています。いい買い物ができました。
石油ファンヒーターは窓際に設置。コールドドラフトを温風に変えて効率的に循環できる
窓ガラスで冷やされた空気が下降気流となって、足元に流れ込んでくる現象のことをコールドドラフトといいます。
たしかに冬の時期は、窓の近くの空気がひんやりとしますよね。できるだけ窓には近づきたくない・・。
で、窓際にファンヒーターを置く、というのはそのコールドドラフトをうまく利用してやろうという作戦なわけです。
窓際にファンヒーターを置いてやることで、コールドドラフトで下に流れ込んできた冷気をヒーターが吸い込んで、暖気に変えて放出、足元から天井にかけて部屋をぐるっと1周、そしてまたコールドドラフトともにヒーターに吸い込まれるという好循環が生まれます。
ファンヒーターやエアコンのフィルターは定期清掃して余計な電力消費を避ける
ファンヒーターのフィルターに付着しているホコリや綿ごみは定期的に掃除しましょう!
フィルターが汚れていると、空気の吸い込みが悪くなり、電動ファンの負荷を増やしてしまい余計な電力を消費してしまいます・・(^-^;)
ファンヒーターやエアコンが欲しがる分だけ、思う存分空気を吸えるように、常にフィルターはきれいにしておくのが理想です。
窓枠サッシには折りたたんだ新聞紙を挟んで、外気の侵入と内気の漏れを防ぐ
小さいころ、おばあちゃん家に行くとこうしてありました。お年寄りの知恵ってやっぱり偉大だなあって思います。
窓を閉め切っていても、窓枠サッシの隙間は外部とつながっています。顔を近づけてみると冷気が流れ込んでくるのが分かりますよね。
こういう時は古新聞の出番!
細長く折りたたんでサッシとレールの隙間に挟めば、ほとんどの冷気をシャットアウトできます(^-^)
窓ガラスにはエアークッション。冷気を防ぐだけでなく保温にもなる。接着は薄めた障子のりがおすすめ
外気に直接面している窓ガラスは、室温をどんどん下げてしまいます・・。
これが夏場なら手たたいて喜ぶところですが、冬場にこんな自然のクーラーは不要ですよね。
なので我家では、窓枠の金属サッシ部分に、薄めた障子のりを塗って、エアークッション(プチプチ)を貼付けています。
さすがに窓ガラスに直接のりを塗るとあとが大変なので、ウチは窓枠だけ貼付けています。その方が見た目もキレイに仕上がりますよ。
ちなみに、障子のりは水で薄めて使うとシートも簡単にはがれるし掃除も楽ちんです◎。
専用の断熱シートなら直接窓に貼付けできますが、窓の枚数が多いご家庭は、エアークッションの方が低コストで仕上がります。
断熱カーテンで室温低下を防ぐ。夏場の室温上昇も抑えられます
断熱カーテンは高コストですが、余裕のある方は普通のカーテンよりも高機能です。冷気や熱気の侵入を防ぎ、部屋を保温し続けるのに役立ちます。
ただ我家はそこまでお金をかけられないので、断熱カーテンは使わずに、前述のエアークッション方式+普通のカーテンを採用しています・・(^-^;)
カーテンと違って、窓ガラスと内気をしっかりと隔てられるエアークッション方式の方が個人的には好きです(・∀・)ノ
使わない部屋は閉め切って生活スペースを小さくすれば、暖房エネルギーは最小限で済む
冒頭でも書きましたが、我家の間取りは3LDKなのですが、季節関係なく、いつもは2部屋だけで生活するようにしています(リビング+寝室)。
残りの2部屋は、物置とか洗濯を干すためのスペースとして使っているのですが、冬場はこの部屋をいつも閉め切っています。
生活スペースは、小さければ小さいほど暖房効率が上がるのでそうしています。
ただし、締めきった部屋はカビの発生に要注意です!
我家は、使っていない2部屋には小さな除湿機をおいて、常に湿度が低くなるようにしてカビが発生しないように気をつけています。
我家がFF式ストーブや煙突式ストーブではなく石油ファンヒーターをメインに使う理由
全国的には、暖房器具といえばエアコンが一般的だと思うのですが、極寒の北海道では灯油ストーブをつかっている家庭が多いです。
そして我家にも煙突式ストーブがあるのですが、ふだんは石油ファンヒーター×2台で運用しています。
FF式や煙突式の場合は、外気への排熱がある構造上、どうしても暖房効率(燃費)が落ちてしまいます。
ですが、ファンヒーターの場合はそれがないのがメリットで、発生した熱が全て室内の暖房に利用できるのでエネルギーの無駄がないです。
また設置場所を自由に変えられたり、点火スイッチを押してからの起動の早さもファンヒーターのメリットですね。
ただファンヒーターの場合は、特に点火・消化時のニオイが気になる方もいると思います。
でも最近は、ファンヒーターも進化しており、ニオイや燃焼音などはほとんど気にならないレベルまで向上しているんですよね。
我家が実際に使っているファンヒーターも、少し価格は高いですが高性能なので気に入っています!よければ参考にしてみてください(^-^)
灯油は配送ではなくセルフ給油で。1L当たり10円くらい節約できます
冒頭のほうでも書きましたが、我家はマイカーの給油のときに、一緒に灯油もセルフで給油するようにしています。
なるべくスタンドに行く回数を減らしたいので、18Lのポリタンクにいつも5〜8缶くらいと多めに入れるようにしています。
業者に灯油配送を頼むともちろん楽なのですが、1L当たり10円ほどコスト高になってしまうので、年間だと大きな差になってきてしまいます。
そして我家の部屋は賃貸アパートの2階なので、ポリタンクをマイカーから部屋まで運ぶのも一苦労ですが汗、冬は運動不足になりがちなので、トレーニングだと思って楽しくセルフ配送するようにしています。
入浴後の換気扇は扇風機で代用。室温維持&湿度UPで一石二鳥
入浴後に、浴室の防カビ対策で換気扇を回す人は多いと思います。
ですが、冬場はむしろ換気扇を回さずに、扇風機で浴室内の暖気と湿気を、居室側へ追い出してあげた方が良いと思っています。
理由としては、換気扇を使うと、せっかく暖めた暖気とか湿気が逃げてしまって、もったいない気がするからです。
冬場は、室温が下がるのはもちろん、空気も乾燥しがちなので加湿器をつかって部屋の湿度をあげている方も多いですよね。
そこで我家では、お風呂に入ったあとは、浴室に扇風機を当てて、暖まった空気と湿気を追い出してやるようにしています。
換気扇ではなく扇風機で風を送り込んでやれば、室温低下と加湿効果を同時に期待できるので、一石二鳥だと思っています(○ˊᵕˋ○)
引き戸タイプの扉には隙間テープを貼る。冷気の侵入を防いで開閉音も小さくしてくれる!
我家に扉はほとんど引き戸タイプなのですが、すべての扉には隙間テープを貼っています。
スキマテープは冷気の侵入をシャットアウトしてくれますし、扉を閉めたときの音(枠に当たる音)小さくなるので一石二鳥です!
特に、我家のように、集合住宅に住んでいて生活音を気にする方にはおすすめです^^♪
厚着生活で暖房費を節約。着る毛布と足元はあったかルームシューズがおすすめ。
北海道民のそうたろですが、実はかなりの冷え性体質です(笑)
プライベートはPCワークが多く、必然的座りっぱなしになるのですが、これが大敵。
特に足先や足首の生気を感じないほどの冷たさには自分でもゾッとします(笑)
これはさすがにヤバイと思ってルームシューズを買いました。
このルームシューズが実に秀逸で、足首まで包み込んでくれる暖かさに感動!
足元の冷え性に悩む方にはとてもおすすめです。洗濯もできます。
暖房器具の設定温度を下げる!状況に応じて暖房をオフにする!
基本的なことですが、エアコンやストーブの設定温度の上げすぎに注意しましょう。
設定温度を1度下げるだけで、数%の暖房費節約になります!
ちなみに我家は冬場は18度くらいに設定しています。
また我家では寝る時は暖房を完全にOFFにしており(自分は少し寒い方が寝つきが良いです)、また朝はタイマーセットして、起きた時にはある程度部屋が暖まっているようにしています。
日中自宅にいる時も基本的には暖房を切って生活しています。
室内でもあたたかい服やルームシューズを身につけて、なるべく暖房を必要としない状況を作り出しています。
そういえば、実家に帰るといつも暖房フルパワーで室温30度くらいにして、父親はTシャツと短パンでウロウロしています・・(^-^;)
うちみたいな一般庶民には完全に理解不能なんですが、意外と北海道民にはこういう人が多いらしいです(笑)
湯たんぽを使う!寝る前に布団の中には入れておけば幸せな気分になれる
湯たんぽは妻がよく使っていますね。
寝る前に布団の足元に入れておけば、布団に入ったときにとても幸せな気持ちになれます(笑)
低温火傷を防ぐために保護カバーなどをかぶせれば、ちょうどよい温度で朝までポカポカが持続します。
最近は、充電式の湯たんぽや電子レンジでチンするタイプの湯たんぽもあるようで、繰り返し使えて経済的ですね。
みなさんも気に入りの湯たんぽを探してみてくださいね\(^^)/
フローリングはカーペットやラグを敷いて底冷え防止
夏場は冷たくて気持ちいいフローリングも、冬場は底冷えの要因になってしまいます・・。
そこでカーペットやラグを敷くことで、床からの冷気は大幅に防げますし、視覚的にも暖かく見せることができますね。
とはいいつつ、実は我家の場合は、掃除が面倒くさくなるので敷いていません・・(^-^;)
ゴミやホコリがからまりやすかったり、掃除機をかけてもそれらを吸いづらかったりするのがどうも苦手で・・。
そのような方は、起毛の短いタイプや、ウレタン系のマットなど起毛のないタイプを選ぶといいかもしれませんね。
筋トレをする。体温も代謝もあがって健康的になる!
そうたろは、自宅にいる時は定期的に筋トレをしています。
youtubeにたくさんのトレーニング動画がアップされているので、自分のすきな動画をみて30分ほど行います(腹筋+背筋+下半身)。
元々は、一年に一回ペースでぎっくり腰になってしまうのを防ぐために始めた筋トレなのですが、おかげで腰痛に悩まされることはなくなったことに加え、冬場は体温が上がって一石二鳥なのです(^-^)
筋肉量を増やすと基礎代謝があがって、体温も上がりやすくなりますし、健康体にも近づくなど、良いことしかないです。おすすめです。
筋トレはダンベルやローラーなどのグッズを使ってもいいですが、まずはお金のかからない自重トレーニングからはじめるといいと思います。
我家も買いましたが、トレーニングマット(ヨガマット)が一枚さえあれば、様々なトレーニングができます(○ˊᵕˋ○)
ヨガや柔軟体操にも使えるのでとても便利です♪
外出する。家にいないようにする。図書館に行く。パートやアルバイトをする
極論ですが、一番効果的な暖房の節約術かもしれませんね(笑)
自宅にいなければ暖房費は一切かからないワケですので、じゃあ自宅を出てしまおうという発想です。
図書館は、無料ですし長居できるので、おすすめの避寒地だと思います。
そうたろも冬になると、ときどき利用しています。暖かいところで、気になった本をじっくり読む時間がけっこう好きでして、贅沢な時間だなぁと感じます。
また考え方としてはかなり飛躍的ですが、余暇があるのであればいっそのこと働きに出てしまえば、お金も稼げて節約もできて一石二鳥だと思います(^-^)
うちは妻もパートに出てているので日中は二人とも不在のことが多いです。
そのおかげで暖房費を一般家庭よりは暖房費を多く節約できているのかもしれません。
【まとめ】暖房節約術はお金をかけずに楽しみながらやると面白いです
そうたろは学生の頃に、ストーブを一切使わないで24時間生活するというチャレンジをしたことがあります。
結果、朝に目を覚ますと布団が凍っていたのでやめました(息のかかる部分がパリパリになっていました笑)。
また室内でテントを張って、冬でもキャンプ気分を味わえる&ストーブ無しでも暖かく寝られる、という一石二鳥的な?企画も実行したことがあります。
結果、とても暖かいし、キャンプ気分に浸れたので自分的には悪くなかっただったんですけど、妻からのクレームを受けてやめました・・(^-^;)
まあそこまでバカをやる必要はありませんが、要はゲーム感覚で楽しみながらやると暖房費も楽しく節約できるって思っています。「寒い部屋で筋トレ」もそのひとつです。
また、節約グッズはお店に行けばいくらでも売ってますが、お金をかけなくてもできる節約ノウハウは案外そのへんにたくさん転がっているものです。
扇風機を活用したり、使わない部屋を開かずの間にしたり、新聞紙やスキマテープを使ったりとたくさんありますよね。
ホームセンターに行く前に、まずは家にあるものを使って着手してみるといいと思いますよ!
この記事を読んでくださりありがとうございました!参考になりましたらうれしいです(^-^)
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