- 車買い替えのため100万円を一括で支払った
- 中古住宅の購入で500万円を一括で支払った
- 保険適用外の治療のため80万円を一括で支払った
こういった超高額で一括払いの支出があったとき、そのまま家計簿に記録するとその月(年)は赤字収支になってしまうこともありますよね。
ふだんは、ムダ使いをしないように気をつけて生活していても、こういったたまに発生しない大型支出、あるいは回避できない突発的な大型支出のために、家計が赤字になってしまうのは悲しい・・。
ということで、このような状況における家計簿の記録方法について、我家なりのノウハウをシェアしたいと思います\(^^)/
【解決策】大型一括支出は家計簿には書くが収支計算から外す!
この130万円を4月の家計簿に入力してしまうと、その月はおろか2021年全体を通して赤字収支になってしまいます。
かといって、支出をなかったことにはできないし、記録として残しておかなければならない。うーん、どうしたものか・・!!
そこで我家は、購入記録は残すものの収支計算から外すことにしました。
こうすることで、記録はしっかり残るのであとから振り返ることはできますし、収支計算から外すことで赤字収支になることを回避できます。
これは車の購入だけでなく、住宅購入や医療費など、同じような大型一括支出についても同様の考え方でOKです。
それでは、具体的にどんなふうに書いているのか、もう少し詳しくご説明します。
【具体例】超大型支出(一括払い)の書き方|エクセル家計簿
- 4月15日 130万円の軽自動車を現金一括払いで購入
この支出について、我家のエクセル家計簿を使った書き方をご紹介します。
まずは記録シートにはこんなふうに入力しました。
項目は、書いても書かなくてもいいのですが、とりあえずは大カテゴリのみ「支出(除外)」として入力してみました(細かく分類する必要はないので中&小カテゴリは空欄のままです)。
入力する場所は、4月の収支計算から外すために、4月の一番下の末行に入力しました。
実際に入力しているところです。
さて、年間収支表への反映方法ですが、まずは通常通り「年間収支表を更新」すると、さきほど入力した「支出(除外)」のデータが反映されます。
ただ、このデータは年間収支表には表示させたくないので、次の操作をします。
- 大カテゴリの「フィルター」をクリック
- 「特別費」のチェックを外す
これで年間収支表上で非表示にすることができました!
【まとめ】大型一括支出は貯蓄を切り崩して充てるというイメージ
考え方は人それぞれだと思いますが、我家では、大型の一括支出は貯蓄を切り崩して補填するイメージで管理しているので、家計簿上の収支がこのせいで赤字になることはありません。
通常の支出であれば毎月入ってきた収入で支払いますが、今回のような大型支出については、管理方法を切り分けて考えることで対処しています。
ただ一方で、家計簿上の収支は赤字になりませんが、総資産は使った分だけしっかり減るわけですよね、、
それを把握するために我家では毎月一枚、エクセルで資産管理表を作っています(^-^)
もちろん、家計簿には反映しなかった大型支出など、すべての支出を織り込んだ純粋な資産の合計額です。
こんなふうにグラフ化もしていますが、大型支出のイベントがいつあったのか書き込むようにしています。
車や住宅の購入、医療費など突発的な大型支出は家計簿に計上したくないな・・
そんなふうに思ったときは、この記事が参考になりましたらば嬉しいです(^-^)