「次は上司に何を言われるのか、常にビクビクして恐怖心を抱えている・・・」
「同期のあの子はあんなに仕事ができるのに、なぜ僕はこんなに無能なダメリーマンなんだろう・・・」
社会人1年目、ラクに生きる術を知らなかった僕は、そんな職場ストレスに打ち勝つことができませんでした。
でもそれから8年が経ち、そのあいだに僕は何度か職を変えたり、生涯の伴侶ができたり、ブログをはじめたりして、見違えるほどポジティブに生きられるようになりました。
一時はどうなることかと思ったけど、なんとかなるものです(*ˊ˘ˋ*)笑
時間は偉大です。
見出し
- 1 でもあいかわらず人付き合いが苦手。この生きづらさは一体何なのだろう
- 2 HSPとは?繊細で敏感、人付き合いがヘタで生きづらい。でもそれは病気なんかじゃない!らしい
- 3 HSP診断テストをやってみよう!僕の診断結果はこうなりました
- 3.1 1.自分をとりまく環境の微妙な変化によく気づくほうだ⇒YES
- 3.2 2.他人の気分に左右される⇒YES
- 3.3 3.痛みにとても敏感である⇒YES
- 3.4 4.忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋などプライバシーが得られ、刺激から逃れられる場所にひきこもりたくなる⇒YES
- 3.5 5.カフェインに敏感に反応する⇒YES
- 3.6 6.明るい光や強い匂い、ざらざらした布地、サイレンの音などに圧倒されやすい⇒NO
- 3.7 7.豊かな想像力を持ち、空想に耽(ふけ)りやすい⇒YES
- 3.8 8.騒音に悩まされやすい⇒YES
- 3.9 9.美術や音楽に深く心動かされる⇒YES
- 3.10 10.とても良心的である⇒YES
- 3.11 11.すぐにびっくりする(仰天する)⇒NO
- 3.12 12.短期間にたくさんのことをしなければならない時、混乱してしまう⇒YES
- 3.13 13.人が何かで不快な思いをしているとき、どうすれば快適になるかすぐに気づく (たとえば電灯の明るさを調節したり、席を替えるなど)⇒YES
- 3.14 14.一度にたくさんのことを頼まれるがイヤだ⇒YES
- 3.15 15.ミスをしたり、物を忘れたりしないようにいつも気をつける⇒YES
- 3.16 16.暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしている⇒YES
- 3.17 17.あまりにもたくさんのことが自分のまわりで起こっていると、不快になり、神経が高ぶる⇒YES
- 3.18 18.空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応が起こる⇒YES
- 3.19 19.生活に変化があると混乱する⇒YES
- 3.20 20.デリケートな香りや味、音、音楽などを好む⇒YES
- 3.21 21.動揺するような状況を避けることを、普段の生活で最優先している⇒YES
- 3.22 22.仕事をする時、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる⇒YES
- 3.23 23.子供のころ、親や教師は自分のことを「敏感だ」 とか 「内気だ」 と思っていた⇒YES
- 4 HSPだとわかったらラクになった!そろそろ自分をもっと好きになってあげてもいいんじゃない?
でもあいかわらず人付き合いが苦手。この生きづらさは一体何なのだろう
当然なんですけど、性格の根っこの部分はかんたんに変わることはなくて、やっぱり僕は「人間が嫌い」なんですよ。
仕事・プライベートにかかわらず、協力作業とか団体行動が苦手なんですよね。致命的に。
よっぽど親しくて心を許せる人なら別ですけど、疲れるんですよね、他人と一緒にいると。
だから職場の飲み会なんて極力行かないし、社員旅行なんて狂喜の沙汰、他人と四六時中一緒にいる=考えただけで吐き気がしてきます(笑)
こんなもんだから、僕はずっと自分のことを社会不適合者だと思っていたんですよ。
対人恐怖症。コミュニケーション障害。
僕を分類するとすれば、そんなカテゴリに属するだろうなと。
生きづらさは感じていましたが、社会人1年目でうつ病になって棺桶に片足つっこんだこともあったし、「僕は心の病気、騙し騙し生きてくしかない」と勝手に思い込んでいたんですね。
このHSPという言葉を知るまでは。
HSPとは?繊細で敏感、人付き合いがヘタで生きづらい。でもそれは病気なんかじゃない!らしい
HSPってなに?
HSPというのは、かんたんにいうと「人一倍敏感な人」という意味です。
Highly Sensitive Person(ハイリ―・センシティブ・パーソン)の頭文字をとった略語ですね。
ちなみにこの概念は、アメリカの心理学者・エレイン・N・アーロン博士によって提唱されたようです。
アーロン博士は、それまで内向的・引っ込み思案・怖がりなど、ネガティブに捉えられがちだった人達が、実は感受性豊かで創造的であり、素敵な個性の持ち主であることを学術的に証明しました。
こういったポジティブな概念を知ると、なんとなく前向きに生きられるような気持ちになってきます。
僕はこの言葉の存在を知ったおかげで、だいぶ心を救われました。
ちなみにアーロン博士自身もHSPの一人だったそうですよ。
HSPは生まれつきの特性
たとえば個人の性格などは、育った環境などによって後天的に形成されることが多いにあります。
でもHSPは持って生まれた先天性のもので、その人固有の遺伝的特性であるとアーロン博士は答えています。(=生まれた時点ですでにHSPかどうかが決定している)
そう言われると、HSPの人はなんだか貧乏くじを引いて生まれてきてしまった・・・なんて残念な気持ちになる方もいるかもしれませんが、そんなことはありませんよ!
だってHSPの特性は人間だけはなくて、実はハエや鳥、魚や犬など(!)、100以上の生物に存在していると言われているのだから。(byアーロン先生)
その理由は単純で、太古の昔から、HSPという特性が生物としての生き残り戦略として機能してきたから。
「行動を起こす前に注意深くなる」というHSPの特性が、生き残って子孫を残すためにはとっても大事な本能だったとのこと。
そういわれると確かに合点がいきます。
喰うか喰われるか、生存競争の必要性がなくなった人間ぐらいなのかもしれませんね、この本能が薄れているのは。
HSPの人の特徴4つ
アーロン博士によれば、HSPの特徴は大きく以下4つに集約されるとのこと↓
- 情報を深く処理する ⇒ その場の状況や相手の気持ちを深く読み取ることができる。一方で、初めて経験する場所や人の前では行動するまでに時間がかかってしまうこともある。
- 過剰に刺激を受けやすい ⇒ 周りで起こっていることに人一倍よく気がつき、処理し、配慮できる。だがそのぶん精神的負担が大きく、疲れやすい。
- 感情反応が強く、共感力が高い ⇒ まわりの人の顔色を読んで、自分を合わせることが得意。自己主張が苦手という一面も併せ持つ。
- ささいな刺激を察知する ⇒ 良くも悪くも、環境の変化に敏感だったり、芸術作品などから強い影響を受けたり、親や友達のちょっとした声のトーンや態度の変化を察知できてしまう。
この特徴リストをみた瞬間に衝撃を受けました・・・。
えっコレってまんま俺じゃね、と(´・ω・`)笑
HSP診断テストをやってみよう!僕の診断結果はこうなりました
アーロン先生は、数千人を対象とした調査結果をもとに、HSPかどうかを判断できる診断テストを確立しています。
ということで早速やってみました!みなさんも一緒にどうぞ!

次の質問に感じたまま答えてください。
少しでも当てはまるのなら「はい」と答えてください。
まったく当てはまらないか、 あまり当てはまらない場合は「いいえ」と答えてください。
1.自分をとりまく環境の微妙な変化によく気づくほうだ⇒YES
自慢じゃないんですが、他人の心境変化を読み取るセンサー感度が異常に高いんですよ。
表情・声のトーン・ワードチョイスなどですぐ気付いちゃいます。
だから「自分に対して良い印象を持っていない人の対応」なんかもすぐ分かっちゃいます。鈍感力を磨きたい・・・。
2.他人の気分に左右される⇒YES
これもありますね。
キホン、僕のコミュニケーションは受け身が多いんで他人に合わせることに慣れてるのかな。
楽しい人とだと自然と気分の上昇。静かな人だとこっちもおとなしく。他人のテンションに同調することが多いです。
3.痛みにとても敏感である⇒YES
心身ともに、ですね。
無意識に他人の痛みを自分に置き換えちゃうところもあって、なんだかムダにつらくなるときがあります。
寂しがり屋の幽霊が寄ってくることは今のところないので安心ですが。
4.忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋などプライバシーが得られ、刺激から逃れられる場所にひきこもりたくなる⇒YES
マジでこれはある。
精神的に追い込まれると、狭くて暗いところに閉じこもりたくなる。
真っ暗なお風呂とか、布団の中とか、狭いテントとか。だからおのずと夜も好き。
人付き合いに疲れていたときは「じぶんの存在を漆黒の闇で完璧に覆い隠してほしい。そしてこのまま朝が来なければいいのに。」って思っていたこともあったっけ。
5.カフェインに敏感に反応する⇒YES
コーヒー飲むと冴えるどころか、気持ち悪くなるので、たぶんこれはYESなんだと思います。
関係ないけど栄養ドリンクなんかも苦手。体のサイクルを阻害するモンは受け付けません。
6.明るい光や強い匂い、ざらざらした布地、サイレンの音などに圧倒されやすい⇒NO
これはそうでもないですね。
覆面パトカーに真後ろでサイレン鳴らされたときは、心臓と呼吸が止まりかけたけど。
どこかで勝手に鳴っているぶんにはそこまで気になりませんね。
7.豊かな想像力を持ち、空想に耽(ふけ)りやすい⇒YES
う~ん、完全にYESですね。
「豊か」かどうかは分かりませんが、空想癖とか妄想癖はハンパないっすね。
自分の好きな場所やモノに対しては、その雰囲気に飲まれやすいというか、浸りたい願望があるんでしょうね。
カフェでお茶したり、自然の中で読書しながら静かに物思いにふけるのが好きです。
たぶんこの思想はスピードワゴンの小沢さんと同じです(笑)
8.騒音に悩まされやすい⇒YES
騒音・雑音、もちろん大嫌いです。
特にプライベートな時間を邪魔されるのは、本当に苦痛。発狂したくなる。
僕は高校時代は寮生活で、1年生のときは相部屋でしたが、当時はよくやっていたなと思います。今なら絶対できないな~。
9.美術や音楽に深く心動かされる⇒YES
すごくYES。特に音楽の影響力は強いですね。
音楽を聴くと、その当時の想い出とか心境が強制的に蘇ってくる。それだけ感受性が強いと思われます。
情緒的になることもあれば、精神的支柱にもなりますね。音楽は。
10.とても良心的である⇒YES
自分では「腹黒い」と思っているんですが、他人の評価は「良い人、温厚な人」であり、そう見えてるらしいです。
11.すぐにびっくりする(仰天する)⇒NO
びっくりとかリアクションあるんですけど、僕は表面に出さないタイプ。
意図的に抑えていますね。ポーカーフェイスを気取っているのかもしれません。
12.短期間にたくさんのことをしなければならない時、混乱してしまう⇒YES
同時並行は苦手です。
このハンデは、特に仕事のパフォーマンスに如実にあらわれますね。
独創的なクリエイティブな仕事、よりも僕は「ルーティンワークで精度を高めていく仕事」のほうが性にあってると思います。
13.人が何かで不快な思いをしているとき、どうすれば快適になるかすぐに気づく (たとえば電灯の明るさを調節したり、席を替えるなど)⇒YES
逆に気を遣いすぎて消耗して嫌になることがあります(笑)
14.一度にたくさんのことを頼まれるがイヤだ⇒YES
イヤです。イライラします。
たとえば仕事の引継ぎ・依頼などで、一方的にしゃべり倒す人、嫌いです。
こういう人には相手のしゃべりを邪魔すべく、あえてスローで話したり、メモを取る時間を強引に作って黙らせます。
15.ミスをしたり、物を忘れたりしないようにいつも気をつける⇒YES
キホン的にミス多いし、すぐ忘れるので、意識的に気を付けるようにしています。
それでもダメなときはダメですが(笑)
16.暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしている⇒YES
これは別になんともないですね。
アウトレイジとか大好きですし。自分とは絶対縁のない、そういう世界観をもっと知りたいって思います。
もちろん、リアルでそんな場面に出くわしたら全速で逃げますが(笑)
17.あまりにもたくさんのことが自分のまわりで起こっていると、不快になり、神経が高ぶる⇒YES
そうですね。
気持ちの処理が追い付かなくなるんでしょう。脳みそがオーバーワークになるのでこういう事態はできれば起きてほしくない。
18.空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応が起こる⇒YES
空腹には弱いです。イライラしてきます。
あと関係ないかもですが、3食の時間は絶対厳守です。
最悪時間が過ぎてしまったら、お腹が減っていても我慢します。生活リズムが乱れるのが嫌なのです。
19.生活に変化があると混乱する⇒YES
変化は嫌いなんですけど、メリットがあるのであればすすんで変化を選びます。
そのため転職はこれまでに3回しています。(現在4社目)
あと趣味とか好きなことも優先事項なので、寝ないで釣りに行ったりとか平気でします。
生活リズムが乱れても趣味には勝てません。さっき言ってる事と矛盾してますね(笑)
20.デリケートな香りや味、音、音楽などを好む⇒YES
繊細な表現や世界観は大好きです!
お気に入りの音楽や空間にはず~っと浸っていたいなって思う。癒される。
先日行ってきた函館のグリーンゲイブルズもそのひとつ。
21.動揺するような状況を避けることを、普段の生活で最優先している⇒YES
これは過去の苦い経験から得てきた処世術であり、自己防衛術でもありますね。
心身ストレスをかけないように、回避できるものはすべて回避します。
もう勢いで乗り切っていた若いころとも違うし。自分や家族が笑顔でいられることが一番大事です。
22.仕事をする時、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる⇒YES
声を大にしてYESですねぇ。
失敗を繰り返しながらコツをつかんでいくタイプなので、はじめから結果を求められても困る。
横で監視しながら、ダメ出ししてくる小姑みたいな先輩に、喋れないよう口に牛のウンコをねじ込んでやろうと何度思ったことか。
(※管理人は乳牛の世話をする仕事をしております)
ぼくが教える立場なら、そいつの成長スピードに合わせた最適な教え方を考えるけどなー。そっちの方がはるかに高効率。
23.子供のころ、親や教師は自分のことを「敏感だ」 とか 「内気だ」 と思っていた⇒YES
子供のころは感情表現がストレートだったので、喜怒哀楽が激しかった分、僕のHSPな部分が全面的に出ていましたよね。
両親はそんな扱いづらい僕を、温かい目で見守ってくれていたと思います。
HSPだとわかったらラクになった!そろそろ自分をもっと好きになってあげてもいいんじゃない?
診断テストの結果、ぼくは23問中、20問がYESに該当しました。これはもう立派なHSPとして宣言してもいいでしょう(笑)
なんだか安心しましたね。HSPという自分の属性・居場所がわかると。
それまでは対人恐怖症とかコミュ障とか、ネガティブな個人診断しかできなかったから。
ぼくは30年生きてきてようやく自分のことが好きになれてきましたよ。
スーパーオリジナルで唯一無二のその人にしか出せないステキな人間力。これは誰しもがゼッタイに持ってるものだと思うんですよね。
HSP診断テストをやってみると、今まで気付くことのできなかった、そんな自分自身の魅力に気付くことができるかもしれませんよ。
アーロン先生、ありがとう!
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