みなさんこんにちは!そうたろ(@minlife2016)です。
先日、読者さんよりこのような質問をいただきました。

えくせるまねまねさんの家計簿はなぜ繰り越し金を書いていないのですか??
たとえば、家計簿を長く続けている方であれば「今月は3万円黒字だったから来月に繰り越し金として3万円計上しましょー」みたいな考え方はあたりまえかもしれません。
それももちろん間違いではないですが、我家ではそのような管理はしていません。
当月の収支がプラスだろうがマイナスだろうが、翌月への繰越は一切しないことにしてます。
ということで今回は、我家が家計簿の残金を繰越しない理由についてかんたんにまとめてみます\(^^)/
繰り越し金を家計簿に書くのはおすすめしない理由
我家は家計簿をつけ始めて10年以上経ちますが、ずっと自作のエクセル家計簿を使って家計管理をしてきました。
そのためこれ以降については、エクセル家計簿の素材を使ってご説明させていただきます(。ᵕᴗᵕ。)”
我家では、以下のようにエクセルで自作した記録シートというものに日々の収支を記録しているのですが、現金残があったとしても、それを翌月の収入として繰越することはありません。
そのため、年間収支表(記録シートのデータを一覧表にしたもの)も同じように繰り越し金という概念が存在せず、シンプルに単月ごとの収支で完結していく仕様になっています。
それでは、我家が繰り越し金が不要だと思う理由をかんたんにまとめます。
繰越金の存在が浪費につながる可能性がある
マネーリテラシーのある方なら問題ありません。ただ・・



やったぜ5万残ったから来月外食たくさんしっちゃお!
みたいに無駄遣いに走りやすい方は要注意です。



ぼくも昔はそうでした笑
繰越金は余剰金ではありません。
繰越金を積み重ねることで資産(貯金)になっていきますから、余ったからといって、テキトーに使っていいお金ではありませんよね。
今月は今月の収入で暮らす。来月は来月の収入で暮らす。
収入は月をまたがずに単月で管理しておいたほうが、支出もメリハリがついて、結果的に無駄な買い物も少なくなると思います。
繰越金をやめることで支出計画意識があがる
繰越金がなければ、その月の支出は、その月の収入のなかでやりくりしようという意識が生まれます。
その月の収入が使っていいお金の上限になるので、支出を抑えようとする意識がおのずと高まるのがメリットです。
サラリーマンの方は基本的に、毎月の給料(基本給)が決まっていますよね。
入ってくるお金の額がある程度見通せるので、支出も計画的に行いやすいのが、サラリーマンのメリットでもあります。
でも逆に繰越金があると、その月の生活費は「給料+前月の余剰金」という意識になりがちです。
生活費の上限が毎月コロコロ変わってしまうと、計画的な支出も難しくなってしまうと思います。



今月も繰越金が多いから贅沢してもいいよねー
というような「心の緩み」が頻繁に起きてしまうと、なかなか計画的な支出はできずお金はたまりづらくなってしまいます。
【木を見て森を見ずはだめ】繰越金ではなく年間収支を重視する


ということで今回は、家計簿の残金を繰越しない理由について、我家なりの考え方を書いてみました。
目先の残ったお金よりも、年間を通して残った通算のお金を大切にしたほうがいいというのが我家の考え方です。
我家の家計簿は、各月の収支データとは別に、年間を通した合算の収支データも表示できるようにしています。


これにより、今年の収支がプラスなのかマイナスなのか、いつでも把握することができます。
ときには、予期しない突発的な支出により大赤字になる月もあれば、ボーナスが振り込まれて飛び抜けて黒字化する月もあるでしょう。
それはそれとして単月ごとの記録として捉えておき、一方で、年間の合算収支がいくらなのかが常にわかるような家計管理が大切だと思います。



今月赤字だったとしても、年間収支がプラスなら安心して経済活動ができますよね。



逆に、今月黒字でも年間収支がマイナスなら気が引き締まります!
この記事がみなさんのお役に立てると嬉しいです(^-^)
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