投資は支出?それとも貯蓄?家計簿の書き方|つみたてNISAイデコ




つみたてNISAやイデコなどの普及もあって、投資にお金をまわす人が増えてきましたよね。もちろん我家も両方やってます^^

 

そんな背景もあってか、ときおりこんな質問をいただくことがあります。

友人
投資は支出として扱えばいいの?それとも貯蓄?よくわかりませんー

 

株や債券、投資信託やFXなど投資の種類はさまざまですが、家計簿に記録するときに費目について悩むことがあると思います。

ということで、投資をしたときの家計簿の書き方について、我家なりの答えをかんたんにまとめてみたいと思います\(^^)/

 

 

【はじめに】投資の項目(費目)選びがむずかしくなってしまう理由

株でも債券でも投資信託でも外貨積立でも、すべての投資は最終的に売却して、日本円として受け取ることを前提としていますよね。

 

ここがスーパーで食べ物を買ったり、スマホの利用料金を払ったりする「消費型の支出」とは違うところです。

 

たとえば、つみたてNISAで投資信託を3万円を買うと、次の日にはその価値が30,100円になっていたり、29,900円になっていたりと常に変化しますが、いずれにしても投資信託は金融資産のひとつとしてカウントできます。

食べ物やスマホにお金を使ってしまったらそれでお金はなくなりますが、投資信託の場合は、銀行に預金しているお金と同じ「立派な金融資産」になるんですよね。

 

つまり投資の場合は、現金から投資商品へとその形態は変わるものの、お金の価値としては生き続けるわけです。

 

投資商品を買うためにいったん手元のお金はなくなりますが、お金の価値としては生き続けるので、結局家計簿をつけるときに、これは支出なの?貯蓄なの?という疑問がでてくるわけですね・・(^-^;)

 

【だいじなこと】投資は購入価格で家計簿に書く!評価額は一切書かない

 

まず、家計簿をつけるうえで大切なことをここで書きますね。

 

家計簿上の収支と実際の残金をシッカリキッカリあわせようとすると、もっっっのすごい労力と時間がかかるわりに、得られるものは特にないのでやめたほうがいいです(笑)

 

そのあたりの考え方について、こちらの記事にまとめてるのでよければどうぞ(^-^)

【脱ストレス家計簿】数字が合わないのは問題ない!ズボラくらいがちょうどいい理由

2018年3月21日

 

その上でですね、投資したときの家計簿の書き方としてだいじなことは「購入時の価格で記録する」ということです。

そして投資商品を買ったあとは、その資産価値が上下しますが(=評価額)、「評価額は一切記録しない」こともだいじです。

 

評価額は日々変動しますし、これいちいちを家計簿に書いていては、収支がめちゃくちゃになって家計簿の意味がなくなるので書いてはいけません。

家計簿に書くのは、その投資商品を買った時の「最初の1回だけ」でOKです。

 

その結果、以下のようなことが起こりますが、まったく気にしなくてOKです◎

  1. 4月10日に1万円分の投資信託を買った
  2. 4月末にその評価額が10,100円になっていた
  3. 家計簿上の収支と金融資産の残高が100円ズレてしまう・・・

 

家計簿は、さきほども書いたようにいわば「机上の計算」です。

実際の残高と一円単位まで合わせる必要はありません。

 

入ってきたお金(収入)、出ていったお金(支出)、そして残ったお金(残金)の内訳がだいたいわかれば家計簿としての役割は果たしています。

だいじなことは残金をあわせることではなくて、家計簿をみて資産を増やす方法を考えることです(^-^)

 

 

【具体例】投資商品を買った時の家計簿のつけ方・書き方

まえおきが長くなってしまいましたが、ここで考えられる管理方法を2つ紹介します。

そうたろ
我家は2012年より、自作のエクセルテンプレートで家計や資産を管理してきましたので、これ以降はエクセルを使った解説も交えさせていただきます。

 

【パターン1】投資は貯蓄として記録する

結論から書きますと、我家はこのパターンで記録しています。

 

我家は投資を支出ではなく、貯蓄の一部として認識しています。

 

我家のイメージとして、貯蓄=残金+投資です。

残金の一部を投資に置き換えている感覚なので(実際そうですし)、そういった意味で、支出として扱うのは個人的になんだか違和感があります。。

 

そうたろ
また我家は年間130万ちかくを投資していますが、これを支出として計上してしまうと、年間の貯蓄額(残金)が大きく目減りしてしまい、個人的にあまり気持ちがよくないのでこういう運用をしています。

 

ということで、我家の家計簿はこんな書き方になります。

 

この結果、年間収支表はこんな感じになります。

 

【パターン2】投資は支出として記録する

もちろん投資を支出として記録しても問題ありません。

 

よめしゃちょう
投資の評価額は日々かわるものだから、貯蓄として扱うのはなんだか抵抗があります・・・
そうたろ
たしかに投資商品の多くは元本が保証されていないし、増えることもあれば減ることもある金融商品だからね。
よめしゃちょう
たとえば貯蓄として扱うと、年間100万円分投資しても、年末に評価額が80万円まで落ちてしまったら、貯蓄額と実際の評価額が20万円も変わってしまうことに違和感を感じるわ。。
よめしゃちょう
それならいっそのこと、投資は支出として記録してしまったほうが貯蓄額に誤差が出ないのでスッキリする!

 

そういう理由で、支出として記録している方もたくさんいます。

 

ちなみに、投資の価値は日々変わるものですが、定期的に資産管理を行うことで、いま現在保有しているすべての金融資産の価値を知ることができます。

投資を支出として扱う場合は、別途こういった資産管理をしておくといいと思います。

 

 

【さいごに】自分にあった家計管理で資産を増やしていきましょう!

 

家計簿が続く → 資産が少しずつ増えてくる → 家計簿が楽しくなる → さらにお金がたまりやすい環境に近づく!

 

自分にあった家計管理を見つけられると、こんなポジティブな連鎖が続くようになります。

 

家計簿はめんどくさい・つらい・みたくないなど、あまり良いイメージがない方もいるかもしれませんが、このブログがきっかけで家計簿がすきになってくれたら嬉しいです(^-^)

そうたろでよければ、家計簿10年ブロガーとしてのノウハウを公開していきますので、質問などありましたらお気軽にお問い合わせください!

 

一緒にコツコツ積み上げていきましょう\(^^)/




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