家計簿の項目(費目)は固定費と変動費に分けるべき!
家計のマネーハックに関する記事を読んでいると、そのような文言が出てくることがあります。
これの意味するところとしては、家賃や食費、水道光熱費や趣味娯楽費などなど、支出項目を「固定費」と「変動費」に分けることで、効率的な家計管理ができるのでおすすめです!ということのようです。
でもタイトルにもあるとおり、実は、我家はこれまでに一度もそのような分類をしたことがありません。
ということで今回は、我家がそのように考える理由と、固定費と変動費という分類方法を活用するためのポイントについて、書いてみようと思います(・∀・)ノ
【はじめに】支出項目を固定費と変動費に分けるメリットは?
まず、家計簿における固定費と変動費の定義や特徴についてざっくりと調べてみました。
変動がなく、毎月定額で発生する支出のこと(例:住居費・水道光熱費・通信費・保険料・サブスクリプションなど)
一度契約や料金プランを見直してしまえば、その後は何もせずともコスト削減効果がつづくので、ストレスや労力や少ないと言われている。
その名のとおり、毎月支払う金額が変動する支出のこと(例:食費・日用品費・外食費・医療費・美容費・交際費・娯楽費など)
日々の生活のなかで常に節約を意識する努力が必要。支出があるたびに、そのつど節約の余地を検討する必要があり、人によっては心労が大きい。
ということで、一般的に家計の節約は変動費よりも固定費から先に着手するとよいといわれています。
固定費のほうが変動費よりも、かんたんにコスト削減がができて、効果も持続しやすいといわれるのがその理由です。
我家がわざわざ支出を固定費と変動費に分類しない理由
もちろん、分類する/しない議論に正解不正解はなくて、家計管理はその人がいちばん運用しやすい方法で行えばいいと思います。
それを前提として、我家の管理方法や考え方について書いてみます。
我家が、支出を固定費/変動費に分類していない理由としては、すべての支出がコスト削減の対象として考えておけばわざわざ優先順位をつける必要はないと考えているからです。
これは我家の家計簿の1年間の収支をまとめた一覧表なのですが、、、
ご覧のとおり、費目は大→中→小カテゴリと3階層にわけていますが、固定費/変動費という分け方はしていません。
うちの場合は、すべての支出を節約ターゲットとして考えているので、そのように分ける必要もないと考えています(^-^)
家計簿初心者のときであれば、固定費と変動費に分けることで、節約着手するための優先順位を整理できて有意義かなとも思いますが、ある程度家計簿を続けていると、どれが固定費でどれが変動費なのか、それはもうアタマのなかで自動処理できちゃうんですよね。
個人的に、固定費か変動費かの区別は、費目をみればすぐにわかるので、それよりも不要な情報は排除してもっとシンプルで機能的な家計簿にしたいと思いました。
そして結局、家計を改善したければ、固定費だけでなく変動費へのメス入れもマストなので、そういう意識作りをするためにも、あえて固定費/変動費という区別はしないようにしています。
変動費は固定費にくらべて、支出があるたびに節約を意識して行動しなければならないので、効果が持続しにくく、またストレスも溜まりやすいと言われています。
個人的に、その解決方法は、目標ラインを少し下げるか、慣れるまで継続するか、そのどちらかだと思っています。
【さいごに】節約ばかりの生活は疲れる!浮いたお金でたまには自分にご褒美を
ぼくは自作のエクセル家計簿で家計管理することはすきですし、マネーハックを考えることもすきなほうですが、かといって常に節約のことを考えているわけではありません。
むしろ、こんなブログをやっておいて言うのもなんですが、ぶっちゃけ節約という言葉自体はあまり好きではありません。
この記事一本を書くにも、節約というワードを何度も使ったので正直疲れました・・・( ゚∀゚)笑
なにが言いたいかというと、節約したお金をただひたすら貯め込むのもひとつの目標かもしれませんが、個人的には、節約して残ったお金を自己投資や思い出作りにつかうことも大事なことだと思っています。
我家の場合は、たまに妻と外食にいったり旅行にいったり。それぞれ個人の趣味、たとえばぼくなら釣り道具を買ったり、妻の場合は音楽コンサートに行ったりしています。
有意義にお金を使うことは人生の醍醐味だと思っていますし、それを一つの目標としておけば、節約のモチベーションもうまく保てると思います。
ということで皆さんも、家計管理は疲れない程度にほどほどに取り組み、自分やまわりの人たちを幸せにするようなお金の使いかたも意識してみてください(^-^)
コメント