北海道在住なこともあって、毎年春には、マイカーの鉄粉除去・塩カル落とし祭りをもれなく開催しております。
雪国在住の方はおわかりかと思いますが、特に冬の時期は、道路に散布された塩カル(凍結防止剤/融雪剤)が車体に付着しますし、そこに鉄粉があると、さらにボディを腐らせる(さびさせる)要因になりますよね・・(^-^;)
昨年まではキーパー技研の鉄粉除去剤を使っていたのですが、使い切りタイプにしては結構お高いので、今年はワコーズに変えました。
ただキーパー技研もコーティング専門だけあって、鉄粉はめちゃくちゃ落ちます!とりあえず1回分だけお試しで使ってみたければキーパーもよきです(○ˊᵕˋ○)
ということで今回は、ワコーズの鉄粉除去剤「ラストリムーバー」について、その使い方や効果などをシェアしたいと思います!
【使い方や注意点】ラストリムーバーの気になる鉄粉除去能力はいかに?|凍結防止剤(塩カル)
今回我家が購入した鉄粉除去剤がこれです↓
さっそく使っていくわけですが、ラストリムーバーは原液でももちろん使えますが、水で2倍希釈しても効果は十分得られるということなので、、、
ペットボトルを使ってテキトーに薄めちゃいます。
ちなみに原液はかなりドロドロしてて粘度高め。
そして気になる匂いは、やはり鉄粉除去剤特有の硫黄っぽい匂いに、甘い香りも少し混ざっています。
子供の歯磨き粉みたいな匂い?キーパーに比べると匂いはマイルドだと思います。
黄色のスプレーボトルはホームセンターで500円くらいで書いました↓
ちなみに今回施工する車はこれ↓
まずは表面の汚れやほこりを軽く水洗いします(カーシャンプーだとなおよし)。そして水気を拭き取ります!
取説には「濡れた状態で施工せよ」と書いてありますが、、、↓
個人的には、水は拭き取ってしまったほうがいいと思っています。
この拭き取り作業が個人的には重要だと思っていて、なぜなら経験上、水気があるとそのぶん鉄粉除去剤の濃度&効果が落ちるし、吹きつけた除去剤がボディに留まらずに流れ落ちやすくなっちゃうので。
また今回は、すでに除去剤を水で希釈してることもあって、これ以上の水分は不要であるという判断です(`・ω・´)
では施工していきます!
まもなくすると、薬剤と反応した鉄粉がどんどん紫色に変色していきます!
変色=鉄粉が溶けている状態だそうで、ボディに刺さっている鉄粉がどんどん剥がれやすくなっていきます。
除去剤は中性なので、樹脂やゴムなどにかかっても問題ないのがうれしいところです(・∀・)
ボディ下部の方が多めに付着している気がします。路面からの巻き上げとかブレーキダストなどの影響があるのかな?
後ろも結構ひどい。
後輪付近のこの部分は特に錆びやすいので念入りにやってます・・。
車全体にまんべんなく吹きかけたら、スポンジなどを使ってやさしくボディを擦って、鉄粉を剥がしていきます↓
最後に水で洗い流して施工完了!!
PS 後日タイヤホイールにも施工してみました。
普段綺麗に洗っていても、やはり少なからず鉄粉が付着していることがわかりました(^-^;)
特にこのような鉄製のホイールは、鉄粉が起点となって醜いサビへと発展していくことも多いので、しっかりと落としておくことが重要ですね。
ワコーズ「ラストリムーバー」はイニシャルコストは高いがコスパは最強!コーティング車にも使える!
ワコーズといえば、泣く子も黙る?「車向けケミカル剤全般」の製造・開発・販売を行うパイオニアブランドですよね。
その性能や効果は、言わずもがな折り紙付なのですが、ただ一点、この鉄粉除去剤のネックをあげるとすれば、、、、
4L単位での販売しかしていないということ。業務用の商品なので、一般ユーザーが使うようなお手頃サイズの商品展開がありません・・・(´;ω;`)ブワッ
そして4Lとあって、価格も25,000円前後とバカ高い!!(笑)
このラストリムーバー、実は2倍希釈で使えるので、4L買えば実質8L分が手に入ることになります。
そんでもって一回分の使用量を300ccと仮定して、コスパ計算してみると・・・
25,000円 ÷ (8,000cc ÷ 300cc) = 1回当たり約940円!!
同じ300ccで比較すると、キーパーよりも500円以上安いことになります。
【メリット】スプレー式なので車を傷つけるリスクが低い
【メリット】ワコーズだけあって鉄粉除去能力はピカイチ
【メリット】施工1回あたりのコスパがとても良い
【デメリット】4L販売なので初期費用が高くつく!
車を複数台所有していたり使用量が多い人、またみんなシェアしたい人には、ワコーズは一考の価値ありかと思います(・∀・)ノ
コメント