不妊治療はついに体外受精へ。最終ステージを迎えた今、このとりとめのない気持ちを全部書く。




つい先日、人生初の体外受精をするために、妻が札幌の病院で採卵手術(って表現でいいのかな?)をしました。

そのサポートをすべく、僕も札幌に数日滞在して一緒に通院していました。

そして昨日、車で8時間かけてようやく自宅に帰還。ちなみに妻も一緒に連れて帰ってくるつもりだったんだけど、術後の点滴とかがあるらしく、まだ札幌に滞在中です。

不妊治療いろいろやってきたけど結局最終ステージまでやってきちゃいました。

うちは2011年に結婚したんですけど、なかなか子供に恵まれなくてですね。そのあたりの経緯はこちらの記事に書かせてもらった通りです↓

≫ 結婚5年目でいよいよ不妊治療をスタート。不安と期待が入り混じる今、夫が思うこと。

≫ 札幌・斗南病院に転院することになりました。新ステージに移行した僕たち夫婦の不妊治療と渦巻く想い。

 

で、2年くらいまえから本格的に不妊治療をスタートさせて、漢方薬とかサプリとかヨガとかも含めて、とにかくできる限りのことをしてきたんですけどどれも成就せず。。

ということで、ついに最終ステージである体外受精(顕微授精)に着手したわけです。

  • 【ステップ1】タイミング法(排卵誘発法) → 何度かトライするも×
  • 【ステップ2】人工授精 → 5回トライするも×
  • 【ステップ3】体外受精(顕微授精) → いまここ

 

この体外受精をするために、妻は1か月前から札幌に滞在&通院し、副作用のキツイ薬を毎日服用したり、筋肉注射を毎日打たれたりして、涙目になりながら準備を進めてきました。

僕はというと、妻が自宅にいないので、ほぼ1か月間は主婦業もこなしつつ、つまり独り身生活を送っておりました。僕はふだんから家事とかほぼ手伝わないクソ夫なんで、いざ自分でぜんぶやると主婦業の大変さが身に染みてわかりました。もう一人はイヤぽ・・・(/ω\)

なんてそんな話はどうでもいいんですけど、まあつまり、全ては治療のために、妻が犠牲や苦痛を伴いながら奮闘してきたおかげで、無事に体外受精本番の日を迎えられたのです。

 

いよいよ体外受精のための採卵へ。予期せぬ事態発生。妻の不安はピークに!そして結果は。

採卵手術の目安となる日程はだいたい決まっていたので、僕もそれにあわせて札幌へ向かったわけですが。

実は、妻の卵胞がなかなか大きくならない=卵子が成長が遅い、ということでどんどん採卵予定日がうしろにズレていきました。

そのたびに卵胞の成長を促すために強い薬に変更され、体への負担も増加・・・。結局、採卵は遅れに遅れ、予定日から1週間遅れでようやく着手!僕の滞在期間に着手できて一安心です・・・(´・ω・`)ホッ

 

ちなみに採卵とかんたんに言いますが、要はこれは体に穴をあけて行うれっきとした手術です。(と僕は理解しました)

麻酔→穴あける→卵巣に直接アクセス→細いストローみたいので卵子を吸い取る。たぶんこんなイメージであってるはずです。

詳細は割愛しますが、術法を聞いてたら僕の方が耳をふさぎたくなりました(゜.゜;) 男に生まれてきてヨカッタ…

 

で採卵手術当日の朝、まあ当然のごとく、妻の不安がピークに達しまして、明らかに顔から余裕が消えていたので、、、

そうたろ
終わったら好きなモノなんでも食べさせてやるから頑張れっ!

というと、妻はササっとスマホを取り出して札幌グルメをリサーチ開始。ハナタレナックス(=大泉洋とかが出てる北海道のローカル番組)のラーメングランプリに出場した店を、片っ端から検索しておりました・・・(笑)

さすがウチの嫁。単純だが、それで気がまぎれるなら良し!

 

採卵手術自体は、たぶん1時間くらいで終わったんだけど、点滴とかも含めて、結局病院を出たのは夕方の17時過ぎ。

それまで僕は、待合室で勉強したりヨドバシカメラに行って家電を物色したりして時間を潰しました。そういやヨドバシ行ってるときに、看護婦さんから僕の捜索願が出ていたらしい。すみません。。

 

で、術後の嫁の第一声↓

よめしゃちょう
痛いなんてもんじゃないよね!もうね、痛すぎて笑っちゃったもんね!

だそうです。なにはともあれお疲れさまでした・・・。兎にも角にも、肉体的には最大のハードルともいえる採卵手術が無事おわって、ふたりとも安堵感でいっぱいなのでした。

 

不妊治療やってきて想うこと色々。答えの出ない、この消化できない気持ちはどうしたらいい?

この先はちょっとマジメなこと書きます。

不妊治療あるあるなのかどうか分かりませんが、こういう特殊な治療を続けていると、各方面よりいままで体験したことのないようなインプットや刺激が襲ってきます。でもそれをうまく消化できない自分がいます。ちょっとしたことで憂いたり憤ったり。

そんなとりとめのない気持ちを思いつくままに書いてみました。いうまでもなく、夫目線の内容です。

義理のお母さんの言葉になんとも切なくなる瞬間。

妻の実家には、通院のために僕も何度も泊まらせてもらってます。ちなみに義母さんは天然入っててオモロくて、義父さんは親父ギャグさく裂する愉快な人。

で、こないだ妻が病院に行ってて義母さんと二人きりになったとき。義母さんから言われた一言が、これがね、けっこー効いた。

「なんだかごめんね・・・ウチの娘が不良品で」

きっと義母さんは僕の心を案じて言ってくれたんでしょう。この治療が心身的・経済的負担になっていることも含めて。それよりも一番効いたのは「子供ができないのは親である自分に責任がある。だからごめんね」と暗に言われてる気がして、そんな義母さんの罪悪感すらにじみ出る一言にグサッとやられました。そんなことを思わせてしまった僕自身が罪悪感を感じました。

「そんなこと言わないでくださいよ~いまの時代は1クラスあたり何人もの子供が不妊治療で生まれてる時代ですよ!」

なんて返しましたが、予想だにしない一撃にしばらくHPが回復しませんでした。実際のところ、不妊治療なんて今時珍しい話じゃないし、二人が望んでトライしてることだから、そんなこと言われるなんて微塵も思わなかったんですよね。

「あ~そうか、親はそんな風に考えるのね」と親心を痛感した瞬間だったな。

 

もしかしたら妻は僕が思う以上に責任を感じてるのかもしれない。

あるときベッドのなかで妻が泣きながら言葉を詰まらせながら言うんですよね。

「そうたろのお父さんもお母さんもあたしたちの子供を待ち望んでると思うし、そうたろの妹さんには子供がすぐできたのに、あたしはなにやっても全然ダメで・・・§△*(;_;)」

まあ気持ちはわからんでもない。口には出さないけどウチの母親もそりゃあ一人息子(僕には男兄弟がいなくて妹が2人)の子供の顔がみたくないってい言ったらウソになるさ。

でもうちの両親も不妊の辛さは十分理解してて、もちろん僕らのことを慮ってこちらが辛くなるようなことは言わないようにしてると思うし、妻もそれを理解してて、きっと治療してても結果がついてこないことに気持ちがぐちゃぐちゃになって、色んな気持ちが連鎖して、そんなことを言ったんだと思う。べつに妻が悪いわけじゃないのにね。

僕は子供ができたらそりゃあ嬉しいし、できなきゃそれも人生だってことで、わりと楽観的なんだけど、女の人はきっとそうじゃないんだよな。

そういうときは、僕なりに色々考えまくって、慰めの声をかけてやるんだけど、どれも陳腐なセリフばっかりだな~ってあとから思う。正解フレーズなんてないんだろうけど、もっと気の利いた言葉ないもんかねって。

こんなときにドラえもんがいてくれたらな、ってマジで思うよ。

 

ひとりになる時間も必要。気持ちの共有も大事だけどあえてそうするようにしてる。

想像に難くないと思いますが、夫婦二人とも気落ちするような状況は、負のスパイラルを生むだけなので回避せねばならない、って思ってます。

うちの場合、ナイーブな妻と楽天的な僕がうまいこと中和してバランス保ってる感じ。

でもそんな夫も、仕事でイヤなことがあったりして疲れていると、正直妻とも話したくないときがある。もっと正確にいうと、話をしててもお互いのストレスがぶつかり合って、負の連鎖につながるだけなのであえて回避するっていう。

僕はこうみえて結構短気。疲労とかイライラがすぐ声のトーンとかに出ちゃうんで、それならさっさと寝ちゃったほうがいいかなと。

しかしうちの妻をはじめ、女性は往々にして、トークでストレス発散する人が大半だと思うので、当然ながらこの思考はなかなか理解されがたいものがあります。「あたしはこんなに治療でツライおもいしてんのになんで話くらいしてくんないの!?」って。

でも僕の場合は、たいてい朝起きたらリセットされてるのでこれで良いんです。なんでもかんでも一緒に背負って共倒れしては意味ないですから。

そう、大事なのはバランス。そう思うようにしてる。

 

なんと受精卵は8個できた!次はいよいよ移植!ここからが最大の難関。

後日、妻から嬉しい報告があって「使えそうな卵は10個とれたんだけど、そのうち8個が受精しました!」とのこと。

卵子や精子の状態が悪ければ顕微授精(強制受精)も考えられましたが、どうやらその必要はなかったみたい。人によっては受精卵が1個もできないこともあるそうなので結果は上々だそうです。

すごいね。生命の神秘だね。なんてしみじみと感慨にふけっていました。

がしかし、問題はこのあとで「受精卵がちゃんと成長(分裂)してくれるのか」「妻の体にもどした受精卵が妊娠状態まで移行できるのか」それが次の難事になってくるようです。

そううまくはいかないでしょうが、淡い期待を握りしめながら、次の移植日を待ちます。

 

こんなとりとめのない記事を最後まで読んでくれてありがとうございました。

2018.1.31追記)

8個受精卵ができましたが、最終的に凍結できた(使える)受精卵は3個になりました、とのこと。減っちゃったのは残念だけど、確保できただけ良かったと思うようにします!受精卵の移植は3月を予定。それまでは穏やかに過ごします。みなさんからの温かいコメントが胸に沁みてます・・・(/ω\)本当にありがとう。




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6 件のコメント

  • SOHTAROさま 奥さま

    胸がつまる思いで読ませていただきました。
    ここに書かれたことは、お二人のご苦労のほんの一部だとお察しいたします。
    ブログに書かれることによって少しでも心が安らぐならどんどん発信されたらいいと思いますよ。
    きっと、それを読んで勇気づけられる方々が全国にたくさんおられるはずです。
    私も長らくモラハラに悩んでいましたが、ある時、関連のブログを見つけ、苦しんでいるのは自分だけではないと気づいて、そこから大きく人生が変わりました。
    娘とチワワを連れて、昼逃げ(笑)して、今は穏やかに暮らしております。
    あの時、どの方のブログを読んだのか、今ではあんまり覚えていませんが、心から感謝しています。

    どうかどうか良い結果が訪れますように。。。
    遠く、京都から、心よりお祈り申し上げます。

    • Satomiさん、こんな記事に心温まるコメントをくださりありがとうございます_(._.)_

      お察しのとおり、僕にとってブログは精神安定剤みたいなものでして、勝手に書きなぐって勝手にスッキリさせてもらってます・・・(笑)
      もしそれが誰かの励みや共感につながるならこれほど幸せな事はないですね。

      satomiさんもこれまでたくさんのご苦労があったことと思います・・・。でも今はそれを乗り越えて、平穏に暮らしておられる。いろいろな障壁があるなか、ご自身や家族の幸せのために正しい決断ができるのはスゴイことです!

      僕もいろんな人のブログを読んで、自分の働き方とか生き方をもっと追及していきたいなと思っているところです。

      北海道から京都へ、僕たちからも生意気ながらエールを送らせていただきます(^.^)/~
      マイペースブログですがこれからもよろしくお願いいたしますね。

    • ブログ読んでいただきありがとうございます^^

      人事を尽くして天命を待つ。まさに僕らにぴったりのことばですね!
      やるだけやったらあとはドーンと構えて天命を待ちたいと思います。

  • 節約術からココにきました!
    思いがけず、昔を思い出して泣けてきました(ノД`)
    そう、採卵は痛いのです!もう、拷問かと思いましたからね!
    (うちがやった婦人科は麻酔なしです!)
    数年の治療に耐え、息子を授かりいま7歳です。
    いまは、何よりストレスためない、考えすぎないでゆったりしてくださいね!
    「自分でコントロールできないことはくよくよしててもしょうがいない!」ですもの^^

    • MRさん、あたたかいコメントをくださりありがとうございます。
      妻は麻酔アリだったと言っていましたが、麻酔なしの採卵・・・男の僕としては恐ろしくて想像すらできません・・・(;´Д`)
      でもそれがあっての今があるんですよね!素晴らしいです、我家も見習わねば。
      そう、自分でどうしようもできないことは悩んでもしょうがない、ですよね!
      なるようになる。なるようにしかならない。
      どうしようもない記事だけど書いて良かった。ありがとうございました(^^)/

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