共働きのせいもあって、夫婦で温泉旅行なんてなかなか行けない我家なんですが、奇跡的に同じ連休がとれたので行ってきました。
今回は、道東・釧路市は阿寒町にある「あかん遊久の里鶴雅」をチョイス。国立公園である阿寒湖のほとりには、鶴雅グループの宿泊施設が5つあるのですが、このホテルはその一つ。
実際に利用したことのある職場同僚の口コミを聞いて、この宿に決めました。
温泉も食事も満足できるとのことだったので、日々の疲れを癒すべく&自分たちへのご褒美のつもりで行ってきました!
ホテルや旅館の宿泊予約はじゃらんや楽天トラベルを利用する方が多いと思いますが、ハピタスを経由するとさらにお得になります。
(ハピタスに掲載されているじゃらんや楽天トラベルのサイトから申し込むだけ)
ちなみに我家は今回、ハピタス経由でじゃらん予約して1,170円安く泊ることが出来ています(゚∀゚)♪
見出し
1階フロアを散策
この日は雪がちらつく2月の初頭。外気温はマイナス6度!
とはいっても我々道民にとってはまだまだ暖かいほうですが。


フロントでチェックインを済ませていたら、温かいおしぼりの心遣いがありました。ハッカの良い香りがします。

実はチェックインの1時間半前に着いてしまったので(早すぎw)、部屋案内まで一階フロアを散策してみることに。



ちなみに僕らは自家用車できましたが、ホテル駐車場までは800mほどあるので、ホテル→駐車場への車移動はホテルの方がやってくれました。
(帰りもチェックアウトの時点で、すでに車はホテルのエントランス前に準備されていました。ありがたや。)

ウェルカムドリンクの甘酒がありました。あったまるの~…。


小さな池がありました。


トラウトアングラー垂涎の的である、幻の淡水魚・イトウが悠々と泳いでいました。
(最初はアメマスかと思った)
大きい個体になるとメーター越えは当たり前、そして蛇やネズミも食べちゃんだとか!!
(ふとこのイトウたちの餌はどうしてるのか気になりました)

お土産ブースはめちゃくちゃ充実しています。帰りはここで買おっと。

東北海道唯一のノースフェイスショップもありました。帯広でも釧路でも網走でもなく、ここ阿寒の山奥にあるってのがすごい。

嫁さんと楽しみにしていたのがこれ。ウェルカムふかし芋!!(笑)
これから夕食バイキングがあるというのに、すでにお腹を空かせた夫婦は、当たり前のように3時のおやつとして芋を頬張ります。


部屋紹介(レラの館)
さてさておいしい芋を食べ終わって余韻に浸っていると、仲居さんに呼ばれて部屋へと案内されます。
客室フロアにあがると、ぬくもりのある暖色系の灯や木材をふんだんに使った造りに癒されます。
今回宿泊するのは「レラの館」。アイヌ文化をモチーフに作られた部屋です。(少し前に本館の一部をリニューアルしてつくられたようです)
レラの館は、本館の部屋を通り抜けた先の一番奥の間にありました。



ここが「レラの館」宿泊者専用のエントランス。履物を脱いで入館します。ほほう…。

部屋の扉は、紋様が描かれた木製の引き戸タイプ。趣がありますね。
ちなみに室内には、この引き戸とは別に鉄の扉があって、それを閉めることで外界の雑音をシャットアウトしてくれます。
引き戸は開け閉めするたびに「ガラガラ」と結構いい音がするのですが、この鉄扉のおかげなのか、夜は特に気にすることなく眠れました。

今回は和洋室をチョイスしてみました。
清潔感&あたたかみのある部屋で大満足。嫁さんも気に入ったみたいです。



部屋の随所に、アイヌ文化を感じられる装飾が施されていて面白いです。


お風呂やトイレも清潔感があって良いかんじ(※鏡にうつっている一眼レフ坊やは幽霊ではありません)。




ただ残念だったのは、部屋に加湿器が1台あったのですが、明らかに能力不足だったこと!
2月という季節柄もあるのでしょうが、フル稼働させていても部屋の湿度が30%から回復することはありませんでした。増設あるいは大型タイプへ変更したほうがいいと思います。
(乾燥のせいなのか翌日朝はのどが少し痛かった)

あっそうそう、レラの館の共用スペースには足湯コーナーもありました!


休憩スペースにはアイヌ文化に関する書籍なんかもあって、しばし読みふけってしまいました。

夕食は「天河」で美味百選バイキング
さてさてお楽しみの夕食であります(・∀・)ノ
夕食は18時スタートなのですが、混雑時は待たされることもあると聞いていたので、うちらは15分前に行きました。
前から5組目で難なく入場できました(席は予約制ではなく先着順に係の人が一組ずつ案内してくれます)。
(余談ですがこの日は関西のお客さんの多く、周りで関西弁が飛び交っていてなんか楽しかった。関西弁を生で聞ける機会ってなかなかないので。)

和食コーナーに鎮座する巨大な船盛に目を奪われます。

お寿司は職人さんが目の前で握ってくれます。

牛肉ステーキも目の前で焼いてくれますが、時間が経つと冷えてしまうので、焼きたてがおすすめです。

天ぷらも揚げたてサクサク。海老やワカサギ、野菜天などがありました。

お刺身三点盛り。

豆腐もおいしそう!!

そしてそして和食コーナーの目玉といえば、なんといってもこの3大海老ではないかと。
牡丹海老・甘海老・赤海老がお腹いっぱい食べられます。

海老好きにとってはたまらない!!

ううむ、我ながら素晴らしいチョイスである(`・ω・´)

オリジナル海鮮丼を作ってみました。

嫁も大好物の海老ちゃんを目の前にして満面の笑み(笑)

二人分の海老の殻が山盛りになってます…このままいけばエビ塚ができそう。
ちなみに僕は海老味噌も好きなので、頭の部分もおいしくいただきました。どうやっていただくかはご想像にお任せします(笑)

さて和食以外にもイタリアンや中華もあります。
嫁さんがチーズと生ハムの盛り合わせを持ってきました…(°∀°)ヒィィィィ

我も負けじと参戦(゚∀゚)アヒャヒャ

魚介のブイヤベース。

生ハム・明太オニオンピザ・海老とアボカドのなんちゃら。

チーズ盛り合わせ。ブルーチーズもありました!

ふと目をやると嫁さんがマリモヒートを発注していました…!!(((;゚Д゚)))
(阿寒湖はマリモの生息地として有名。ちなみにグラス底にあるのはマリモを模した青りんごセリーだそうな。)

この底に沈んでるマリモみたいのはなんですか??という我々の問いに、さっき阿寒湖から拾ってきましたー!!というホテルマンのナイスなリアクションになごみつつ…
デザートで締め!

バーラウンジ「アペソ」で焼きマシュマロを堪能
連絡通路でつながっているお隣の鶴雅ウィングスには、「アペソ」というバーラウンジがあります。



実はここの焚火でマシュマロを焼いて食べることができます!
あんだけバイキング食べといてまだ食べるんか!って感じですがもちろん食べます(笑)
特に子供は喜びそうな演出ですね(たしか20時までだったと思う)。
柄の部分が鹿の角になってるのがポイント。

焼き焼きちう。。(´・ω・`)



ふと外に目をやると猛吹雪になっとる…ノ( ̄0 ̄;)\
でもそんな荒々しい光景も、このラウンジからは美しく見えてしまうから凄い。光と炎と空間が作り出す効果ですね。

バリエーション豊富な温泉。特に豊雅殿の庭園露天風呂が好き
温泉については3か所楽しめます。
- 1階大浴場「豊雅殿」
- 8階大浴場「天の原」「天女の湯」
- 鶴雅ウィングス大浴場
写真が撮れなかったので詳しくは公式サイトをみてほしいのですが、個人的には1階にある大浴場「豊雅殿」の庭園露天風呂が良かったです。
目の前には広大な阿寒湖がドーンと構えています。ダイナミックな国立公園の大自然を全身で感じられます。
が!!感じたい気持ちは山々だったのですがこの日はいかんせん寒かった…!!
湯からあがって仁王立ちで眺めてみましたが5秒が限界!!それ以上やったら凍死します…(((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
さすがは雪の舞い散る氷点下の阿寒。外に出るのも湯から上がるのも勇気がいります…!!
一緒に露天風呂に浸かっていた関西のおっちゃんも「いったん入ると出られへんな―こりゃワハハハ!!」と言っておりました(笑)
あと僕は利用できなかったのですが、妻は8階にある岩盤浴も利用したようです(宿泊客は無料で利用可)。デトックスできたようで大変ご満悦でした。
ただ唯一不満だったのは洗髪後の髪がすごく軋むこと(←妻がそう言ってた)。
自宅で普段使っているシャンプーなどを持ち込んだようなので、おそらくシャワーの水質のせいだと思うのですが(PH値の問題か??)、原因は分からないので一個人の参考意見としてのせておきます。
遊久の里鶴雅は朝食バイキングも美味しい
前日の晩にお腹がはちきれるほど食べたというのに、朝目覚めるとお腹が減っている…。人間の適応力ってすごいなと妙に感心。
ということで朝食会場へレッツゴー!!
ふたたび船盛登場。
嬉しかったのはイカのお刺身があったこと。函館でイカを食べて育った僕はコイツに目がないのです。

いくらやホタテもありました。


ということで恒例のオリジナル海鮮丼作ってみました!


イカ刺しは追加で(笑)

どーん。我ながら朝からよくこんなに食べたな。。

これは妻が考案したフレンチトーストのメープルシロップ&ホイップクリームのせ。
うますぎて2個も食べちゃった。

さいごに。あかん遊久の里鶴雅に安く泊まる方法
今回の宿泊料合計は51,225円でした(大人2名分)。
- 【レラの館】和洋室/美味百選バイキング/1泊2食 49,500円
- 飲食代(カクテル) 825円
- 駐車代 400円
- 入湯税 500円
飲食代や駐車代は別として、この宿泊プランで49,500円は正直高いと思います(笑)
というのも、我家が予約したのが宿泊の1週間と直前だったことや、中国の春節や札幌雪祭りと重なるいわゆるハイシーズンだったことで、いつもより料金は高めに設定されていたと思われます。
実際、先ほどじゃらんでリサーチしてみると、1か月後の3月上旬だと同プランで32,400円と30%も安くなっとるではないですか…(笑)
ということで分かったこと!
- できるだけ早めに予約する
- ハイシーズンを避ける
そして最後にハピタスを経由することも忘れずに!!
我家もしっかりハピタス経由しています↓(今回は現金に交換可能な1,170円分のハピタスポイントが付与される予定です)

ハピタスについてはこちらに使い方やメリットをまとめているのでよければご参考くださいませ。
あー…この記事書いてたらまたお腹減ってきた。またボタン海老食べたい…(*´Д`)
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