家計簿をつけはじめると必ず直面するといってもいい「家計簿合わない問題」。
我家もエクセル家計簿をはじめて7年目になりますが、最初のころはコイツに悩まされました。
がしかし、ある考え方を大切にするようになってからは、この問題から一気に解放されました。今じゃ完全にストレスフリー、家計簿をつけるのが楽しくてたまりません(笑)
ということで今日は、我家が考える「家計簿合わない問題」の解決策をお話したいと思います。
この記事は、これから家計簿をつけはじめる方に絶対に読んでほしいです!
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見出し
家計簿収支と現金残高を合わせる作業に意味はない。絶対にやっちゃいけない!
ハッキリいいましょう。この合わせる作業に意味なんて皆無です。絶対にやめましょう。その理由をかんたんにまとめます。
そもそも家計簿をつける目的ってなんだろう?

あなたが家計簿をつける目的はなんですか?
収支と残高をあわせるのが目的?いやいや違う、家計簿をつける目的はもちろん家計改善!ですよね。
無駄な支出を減らして貯蓄を増やす。そのための作戦を家計簿をみながら考えて実行する。それが家計簿の目的!
家計簿をつけること自体は、手法であって目的じゃないのです。ここが大事。僕もそこに気付くまで相当の時間を無駄にしました。
収支残高の整合作業は時間のムダでしかない!やめよう。
「数字合わせなきゃ家計簿つけてる意味ねーだろ!」って思う方、いると思うんですよ。
いや、分かるんですよ。数字合ってなきゃそもそも家計改善策の材料にできない。たしかにそうなんですよ。
たとえば家計簿の収支と残高の誤差が5万円もある。つまり使途不明金が5万円だったとします。
これはマズイです。明らかに記録し忘れてるか、把握できていない支出があるか、もしくはあんまり考えたくないですがお金を誰かに抜き取られているか。
これはちゃんと使途を明らかにしなきゃいけません。
でも誤差が数千円だったとしたら?その数千円の誤差を解消するために、数時間もかけてレシートや口座残高を確認し続けますか?
いやいや、数字合わせないとなんとなく気持ち悪いよ!その気持ちも分かるんですよ。ぼくも元来、几帳面な性分だし。最初は気持ち悪かったですよ。
でも当たり前なんだけど、誤差を解消したところで、お金が戻ってくるわけじゃないんですよね。その作業をしても家計改善策は生まれない。
時間と労力のムダでしかない。精神衛生的にも非常に悪い。いつまでたっても金額が合わないときのストレスは体に悪いです。
だったら数千円の誤差には目をつむっちゃいましょう!と。時間労力とその効果を天秤にかけて考えれば、これで正解だと思うんです。
そうは言ってもやっぱり収支残高が気になるよ…。そんな方へ。
我家は今でこそ、家計簿の収支⇔現金残高の確認は一切やっていませんが、もともとはしっかり1円単位まで整合させてたので、そこからノ―ルック手法に移行するのはやっぱり不安がありました。
そこで我家が目指した家計簿は「完璧な家計簿」ではなくて、「できるだけ正確に近づける家計簿」です。この考え方がめっちゃ大事です!(笑)
完璧を目指さなくていいので、時間・労力・精神的疲労から圧倒的に解放されます!
家計簿のつけ方を徹底的に工夫・改良することで、そうたろ家オリジナルの「できるだけ正確に近づける家計管理ノウハウ」が確立されました。
ちなみにこの考え方は、現在販売している家計簿コンテンツの基本的な考え方・コンセプトでもあります。
ということで次の章では、「できるだけ正確に近づける家計簿」を実現するための具体的な手法をおはなししていきますね。
「できるだけ正確に近づける家計簿」を実現する具体的な方法&考え方。
「できるだけ正確に近づける家計簿」のイメージを絵にしてみました。こんなかんじです↓


それでは具体的な方法や考え方をおはなししていきましょう!
レシート・領収書はできるだけ貰って記録忘れを防ぐ!

レシートや領収書が手元にあれば、家計簿への記録漏れも減らすことができますよね。
なので我家は、買い物したあとお店のゴミ箱にレシートを放り投げる、なんてことはまずしません。まあ家計簿つけてたら当たり前ですよね。
でもレシートや領収書をどうしても貰えないケースもあると思います。
そんなときは手書きで「金額」などをメモしておいて、あとで忘れずに記録するようにしてます。
でもメモ自体を忘れることもあるので、できるだけレシートや領収書をしっかり貰う!が基本ルールです。
クレジットカードでの買い物は利用日で記録する!引落日ではなく。

クレジットカードを使って買い物したとき、家計簿にどのタイミングで記録しますか?
カード利用して買い物した日?それとも口座からお金が引き落とされた日?
一般的に、クレジットカードは利用した日の翌月、あるいは翌々月に口座からお金が引き落とされます。
そうなると「買い物してるのに自分の手元にある現金は減るまでタイムラグがある」ということになるので、もし家計簿と口座残高をきっちり合わせたい人なら、口座からお金が引き落とされた日で記録するでしょう。
でも我家はそんなことしません。そのきっちり合わせてる時間がもったいないし非常に疲れます・・・。それに利用日で記録したほうが今月はいくら遣ってるのか、リアルな支出が分かって安心です(^-^)
現時点でのリアルな支出状況を瞬時に把握できる。家計簿はこうでなくちゃならないと思ってます。詳しくはこちらをどうぞ↓
クレジットカード明細は月末に必ずチェックして不要なカード払いがないか監視する!

これはクレジットカードユーザーは必須の作業です。
カード使ってると、知らないうちに意図しない引落(決済)がされてたりします。たとえばamazonのプレミアム会員費とか(←経験談)。
こういうことを防ぐために、我家では月末にかならずカード明細金額と家計簿の金額を照らし合わせて確認しています。
相方にはなるべく家族カードで決済してもらう=残金計算が不要になって楽ちん!

これは家族のいる方向けのノウハウですね。
ここでいう相方ってのは「家計管理していない人」のこと。ちなみにうちの場合は「家計管理していない人=妻」ですね。
相方さんが一人で買い物にいくことって当然あると思います。そんなときはできるだけ家族カード(=家族用に発行した2枚目以降のクレジットカード)で決済してもらってます。
こうすると現金を渡さなくてもいいので、相方さんの持ってるお金の残金を計算する必要がなくなって楽ちんなのです。
あとカード決済だと履歴がしっかり残るので、秘密の買い物ができなくなる、ってのもメリットです。まあ、別に疑ってるワケではありませんが・・・^^;
ただどうしてもカード払いができないお店もありますよね。
カード払いができないお店に、相方さんがお遣いに行っていた場合はどうでしょう?
そのときは我家の場合、本人のお金、たとえば本人にあげたお小遣いなどで一旦払ってもらって、あとで家計のお金から返す、という方法をとってます。
とにかく、家計用のお金は担当者が集中管理してなるべく相方には渡さない!ってこと。
そうすることで相方さんの残金計算が不要になるので、余計な仕事が減るし、「何にこんなに遣ったの!白状しなさいよ!」みたいな夫婦ケンカも回避できます。たぶん(笑)
自宅保管の現金は残高を分かりやすくメモしておく!
我家はクレジットカード多用派ですが、やっぱり手元に現金がないと色々と不都合なこともあります。
なので自宅には必要最低限の現金をおいてます。
で、サイフの現金が減ってきたら、その都度サイフに補充するんですが、そのたびに自宅保管してる現金の残高をメモしてます。こんなふうに↓

みてのとおり、お金を保管している封筒にメモしてるだけ(笑)
かんたんなことなんですが、メモと実際の残金が一致していれば、使途不明金がなくなるので安心です。
相方のお小遣いの使途には一切関知せず家計簿にも書かない!書くのは渡した金額だけでOK!

お小遣い制の家庭は多いと思います。妻が家計管理して、夫に定額のお小遣いを渡す。このパターンが一番多いと思います。
まあ言うまでもないかもしれませんが、夫にあげたお小遣いの使途まで家計簿に書く必要はありません。ケンカの種になったら嫌だし。
というのも我家は昔、これをやってケンカになりました。すべての支出を把握しておきたかった僕は、妻にあげたお小遣いの使途まで家計簿につけるようにしていました。いま思うとなんて嫌な奴・・・(笑)
いくら夫婦とはいえ、使途をいちいち聞かれるのは気持ちの良いものではありませんよね。そのためにお小遣い制があるのです。
だからお小遣いを渡してしまったらその使途には一切関知しないのが正解です!(と思いますよ)
家計簿に書くのは渡した金額だけでOK!
お小遣いで○万円の支出!これだけ!シンプルでOK!
こうすることで、余計なケンカや残高確認作業もなくなってストレスフリーに近づけます。
「できるだけ正確に近づける家計簿」は家族の協力が不可欠!これが実は一番の成功の秘訣かも。
これね↑、家族のいる方ならだいたいお分かりかと思います。家計管理をしていない人の協力が必要不可欠ってこと。
たとえば奥さんが家計管理を担当してるなら、旦那さんには最低限これをやってもらわねばなりません↓
- 買い物したらレシート(領収証)を必ず貰ってきてもらう
- できるだけクレジットカードで決済してもらう
- やむを得ず現金払いしなきゃならないときは一旦お小遣いで建て替えてもらう
3つ目の条件は少々強引かもしれませんね。もしかすると旦那さんの反発を招くかもしれません。
そんなときは思い切って、一時的にお小遣いを多めに渡すのも手かもしれません。多めに渡したんだからこれで建て替えできるでしょ!と。
これでめんどくさい残金確認の手間が省けるなら、多少の出費も致し方ない!ウチはそう思うようにしてます。
ということで、ご夫婦や子供さんのいる家庭でも、これらのノウハウを使って「できるだけ正確に近づける家計簿」ができるようになれば嬉しいです!
大変かもしれませんが、仲良く協力プレーで効率的な家計管理を目指しましょう(・∀・)ノ