- あらゆる節約術を実践していてこれ以上削れる支出がない!
- サラリーマン夫&パート妻で共働きだけど世帯収入は頭打ち!
この状況で、もっと資産を増やすためにはどうしたらいいか、思案している方も多いと思います。
ということで今日は、我家が実践している「夫婦協働副業」という働き方・稼ぎ方を紹介してみようと思います(今年で5年目)。
個人的には、大袈裟ではなくマジで「時代にマッチした最高のハイブリッド労働」だと思っています(`・ω・´)
見出し
なぜ今、妻の個人事業主化をおすすめするのか
かんたんにいうと、第三の収入源を作って世帯収入をアップできるからです(経験談)。
こんな働き方(稼ぎ方)を目指します↓(我家の実際のスタイルです)
- 夫 → サラリーマン(今まで通り)
- 妻 → パート従事(今まで通り)
- 妻 → 個人事業を新たに立ち上げる
このスタイルのメリットはなんといっても、夫婦共同で作業できるところです。
たとえば、プライベートの時間で副業したいと考えている、サラリーマンの旦那さんがいたとします。しかし、社内規則上副業はできないことになっている…o(T^T)o
一方でパート収入以外に、在宅でできる仕事で収入を増やしたいと思っている奥さんがいるとします。でも、家事と事業を両立させるにはマンパワーが全然足りない…o(T^T)o

ということです。
あくまでも妻が立ち上げる個人事業なので、主体は妻であり、会計管理や運営方針などは妻が完全にコントロールする必要があります(そうでないと夫への名義貸しになってしまう)。
が、妻から夫への指示があれば、妻の作業を夫が手伝うことは可能です。
これはつまり、うまくやれば夫婦二人分の労働力を使って第三の収入源を構築できるということです。
もちろん夫婦それぞれの協力意識がなければ成り立ちませんが、我家のように「会社に依存せず自分たちのスキルや経験で収益化したい!」と考えている方には、最高の稼ぎ方だと思います。
個人事業はどんなビジネスをすればいいのか【我家はブログ】
個人事業と一口にいっても、農業や飲食業、建築業や美容系事業、IT系やコンサル業・・・などなど様々ですよね。
特別なスキルや資格を持っているなら話は早くて、それをそのまま事業にしてしまえばいいわけですが、我家はそういった「得意なこと」が特になかったんですよね。
なので最初のうちは、せどりやFX、オークションやポイントサイトなど、とにかく色んなことをやってみました。
怪しい情報商材も買ってみました(笑)※これは今の事業に少しは役に立った
で、そんな我家は、現在ブログ運営で収益を得ています(今年で5年目)。
具体的な収益源は、広告収入(アドセンス)と自社コンテンツ販売(電子マニュアル)、そしてわずかですがアフィリエイト収入もあります。
基本的には「稼ぐ」ためのブログですが、それ以外にもブログをやっていると「良いこと」がたくさんあることがわかりました。
そのあたりのことは、こちらの記事にまとめてありますのでよければどうぞ(○ˊᵕˋ○)
ところで、パートと個人事業のダブルワークと聞いても、いまいちピンとこない方も多いと思います。

ということで「妻を個人事業主にすることの実際」についてもう少し詳しくお話してみようと思います。
【法律のギモン】そもそも個人事業とパートの掛け持ちはOKなのか?
結論からいうとできます。
奥さまがパート勤務をしながら、個人事業主としても働くという「2足のわらじスタイル」は、法律的には何の問題もありません。
実際に、そのようなダブルワークで生計を立てている事業主さんはたくさんいます(我家もそうです)。
(個人事業主になった時点で、事業が本業で、パートが副業というイメージでいいと思う)
もしできないケースがあるとすれば、パート先の社内規則上「NG」となる職場の場合。
しかしパートやアルバイトを掛け持ちしている人もたくさんいるわけですし、であれば「パート+個人事業」を禁止している職場も稀かと思います。
ちなみに我家の場合、妻がドラッグストアでパート社員として働いていますが、店長に確認したところ、個人事業とパートの掛け持ちは「全く問題ない」という回答でした。
【扶養のギモン】社会保険(税金・保険料)に与える影響は?
妻の稼ぎが増えると、夫(妻)の社会保険への影響が気になる方は多いと思います。
ということで、以下の条件で考えてみました。
- 今の妻のパート年収は130万円以下(夫の扶養に入っている)
- パート+個人事業の掛け持ちになっても夫の「健康保険上の扶養」から外れないようにしたい
「所得税法上の扶養」への影響
まず夫の所得税への影響については、「妻のパート年収+個人事業所得(売上ー経費)=160万円以下」であれば、夫の所得税への影響はありません。
(※夫の年間所得が900万円以下の場合)
また妻本人の所得税については、「妻のパート年収+個人事業所得(売上ー経費)=が103万円以下」であれば、所得税はゼロ円です。
個人事業の場合は、事業に関する支出を経費にできるおかげで、節税につなげることができます。
極端にいえば、パート年収が130万円だったとしても、事業所得がマイナス28万円(赤字)であれば、合計すると102万円となり、所得税はかかりません。
ちなみに我家は自宅をオフィスとして兼用しているので、サーバーやドメイン代、光回線使用料などのほかに、家賃や電気代、灯油代や水道代などの一部も経費として計上しています。
また事業に必要な消耗品や(PC周辺機器)、取材費用(飲食代)、交通費(ガソリン代)、自家用車購入費の一部も計上しています。
このように経費を節税につなげることができるのは個人事業主の特権です(サラリーマンはできない)。
「健康保険上の扶養」への影響
妻がいくら稼いだとしても、夫への健康保険料への影響はありません。
※妻が扶養に入ろうが入るまいが夫の保険料は一律です(ただし扶養から抜けると妻の保険料が新たに発生する)。
さて一方で妻の健康保険料についてです(一番の問題はココ!)。
「130万円の壁」というのを聞いたことがあると思います。
基本的には「妻のパート年収+個人事業所得(売上ー経費)=が130万円以下」であれば、夫の扶養から外れることはなく、妻自身が健康保険料を支払う必要はありません。
なので、必ずしも「個人事業主になる=第1号被保険者になる=強制的に扶養から外される」わけではありません。
ただし夫が加入している健康保険組合によって扶養ルールが違うので要注意です↓
- 【パターン1】パート年収+個人事業所得(売上ー経費)=が130万円以下ならOK
- 【パターン2】パターン1を満たしつつ、1年を通して月収108,333円以下を満たせればOK
- 【パターン3】個人事業主になった時点で一発NG
パターン3のように非常に厳しいルールを設けている組合もあるので、ここは事前に要確認です。
(※そもそもパターン3の場合は、扶養内で妻個人事業主化するという本来の目的が達成できなくなる)
また経費の扱いについても各組合によって異なるので(消耗品費は経費として計上できるが減価償却費は計上できない、など)、ここも要チェックポイントです。
一方で「妻のパート年収+個人事業所得(売上ー経費)=が130万円以上」になると、これはもう問答無用で夫の扶養から外されます(法律で決まっている)。
ちなみに、ウチは妻を扶養から外したくないので、ここを130万円以下に抑えるように計画的に働いています。
【さいごに】妻が社長で夫はお手伝いでなければならない

くどいですがもう一度書きます。
目指ざすのは「夫婦で一緒に作り上げる収入源」なのですが、個人事業主になるのは妻なので、あくまでも運営の主導権は妻にあります。
夫は妻の指示を受けてその作業を手伝うことはできますが、運営の核心部分にタッチすることはできません。
運営の主導権を握るというのは、具体的にいえばこういうことです↓
- 資産・収支・会計の管理を行いその状況を常に把握している
- 事業の運営方針を決定・支配できる立場にある
- 確定申告書(青色申告帳簿)の作成を行っている
仮に上記のことを夫が行っていて、それが税務調査によりバレてしまった場合、「経営の主体者=夫」となり、修正申告を求められると同時に、夫あてに追徴課税が行われます(脱税とみなされる)。
さらに勤務先の会社に、副業していたこと&脱税していたことがバレてしまうかもしれないので、十分に気を付ける必要があります・・・Σ(゚ロ゚;)
あくまでも代表者は妻で、夫はサポート役という立場です。
我家も、記事を書いているのは僕(夫)ですが、ブログの運営自体をコントロールしているのは妻です。
マネタイズ方針やコンテンツの方向性など、自分で判断できないことがあれば、必ず妻に指示を仰ぎます。
こんなふうに役割分担を常に意識・明確化しておけば、「夫婦協働スタイル」は可能だと思います。
さて次回の記事は「我家がブログを使ってどんな手法でいくら稼いでいるのか」について書いてみようと思っています。
運営5年目の収益としてはハッキリ言って「恥ずかしいレベル」なのですが・・・、一応退場せずに今まで続けてこれたので、なにか届けられるものはあると思います。
よければまた覗いてみてくださいね(〃ω〃)