こんにちは。自称・家計管理マニア、もとい家計簿研究家のそうたろです(・∀・)ノ
我家では、「もっと楽に・もっと早く・もっと効率的に」を追求してきた結果、いまのエクセルテンプレートにたどり着きました。


「3日坊主の代名詞」なんて言われる家計簿なので、なんとなく苦手意識を持っている方は多いと思います。
アプリやソフト、ノートなど色々な家計簿を試してきて、最終的に「エクセル家計簿」に打開策を求めている人もいるかもしれません。
そこで今回は、2012年より自作のテンプレートで家計管理を行い、エクセル家計簿の効率をひたすら優先してきた我家がどんなふうに家計簿をつけているのか、画像や動画を交えてご紹介してみようと思います。
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【はじめに】エクセル家計簿は数日~1週間おきに記帳しています
この記事では、常に最新バージョンへアップデートされ続けるMicrosoft 365のエクセルアプリ[2022年4月時点]を使って解説していきます。
うちの場合は、毎日家計簿をつけるのではなく、レシートがある程度たまってきたときにあわせて、その都度つけるようにしています。
レシートが出ない買い物などは、手書きでメモを残すか、忘れないうちにすぐに記録するようにしています。

ちなみに、たまったレシートはダイソーとかで売ってるクリアファイルに、月別にまとめて保管しています。


エクセル家計簿の【基本的な使い方】
記録シートに家計データを入力
まずは「記録シート」というものに日々の家計データをどんどん入力していきます。
そしてそのデータを自動集計させて、年間収支表や予算管理表にワンクリック反映させる、というやり方でやっています。
ちなみに、自動集計という「一番たいへんな作業」を担ってくれるのが、エクセルの「ピボットテーブル機能」というものです。
エクセルで家計簿やるなら絶対に活用した方がいいです(鬼効率化できます!)。
さきほど集めたレシートのデータを転記しているトコロです。

- コピペ多用(同じ店なら1行まるごとコピペして「日にち」と「金額」だけ変える)
- コピペのショートカットキー活用(Ctrl+c/Ctrl+v)
- 費目の中&小カテゴリはプルダウンリスト化して入力ミスを防ぐ
- 支出の内訳は基本入力しない(どうしても補足したい場合だけメモ”に入力)
- 関数(数式)は極力使わずピボットテーブルに仕事をさせる
年間収支表を更新して入力データを反映させる
記録シートに入力できたら年間収支表を更新します。
するとさきほど入力したデータが自動集計されて、即時に反映されます・・・(*ˊ˘ˋ*)♬

予算管理表を更新して入力データを反映させる
我家では、ピボットテーブルを活用して予算管理も行なっています(予算/実績/残額/執行率がわかる)。
これにより年間収支表とおなじように、更新をクリックするだけで、記録シートのデータが予算管理表に一瞬で反映されます!また、予算執行率の棒グラフも自動更新されます^^♪


収支円グラフを確認する
収支円グラフは、年間収支表の数字をドーナツグラフでわかりやすく見える化したものです。
ドーナツグラフは、各要素の構成比を把握しやすく、またドーナツの層を増やすことで各要素の内訳まで表現できるので、エクセル家計簿ととても相性が良いです(^-^)


エクセル家計簿の【便利な使い方】
我家がふだんから重宝している、エクセル家計簿ならではの便利機能についてご紹介していきます♪
年間収支表の「年」「月」表示切り替え
年間収支表の「月」「年」は、ボタンクリックによってかんたんに切り替えることが可能です。

また「年」と「月」を組み合わせることで、前年同時期との比較もできます。

年間収支表の「費目」「月」の配置変更
「費目」も自由に配置変更できます。

「月」も自由に配置変更できます。

「費目」や「支払方法」をプルダウンリスト化する
記録シートの入力では、状況に応じてプルダウンリスト化しておくと、ミス入力が減るのでおすすめです。
プルダウンリストの追加・削除もかんたんにできます。
プルダウンリストを使わなくても運用は可能です!
記録シートに費目名や支払方法を手入力すると、それがそのまま年間収支表に反映されます。つまり、手入力でも運用可能ですが、プルダウンリストを使うとより効率的に運用できるということです!

任意のデータを一瞬で抽出することができる
記録シートのに「抽出行」を設けておけば、任意のデータのみをかんたんに抜き出すことができます。
たとえば、我家のように個人事業をやっている場合、あらかじめ”経費”というテキストを入力しておけば、必要なときに一瞬でそれに関するデータを入手できます。


過去データの検索機能については、こちらの記事にも詳しくまとめていますのでよければご参考ください!
年間収支表の詳細データを別シートに書き出す
これもピボットテーブルの標準機能なのですが、年間収支表の数字をダブルクリックすると、その詳細データが別シートに書き出されます。
「○月○日にどこの店でいくら買った」という詳細データが一瞬でわかるので便利です!

テキスト検索機能が便利!
これもエクセルならではの標準機能ですが、しばしば使う便利な機能です。
検索したい文字列を打ち込むだけで、過去に入力したデータに一瞬でアクセスできるので大変助かります。


資産管理もエクセルがおすすめ!
我家では、家計簿とは別に、資産管理もエクセルで行っています。
やってることは単純で、月イチ(月末)で銀行口座や証券口座、電子マネーや各種ポイントなど、あらゆる金融資産残高をエクセルシート一枚にまとめるだけ!

これが2022年3月時点の我家の純資産です。
こういったシートを月イチペースで作成しています。

グラフにして資産推移を見える化すると、貯蓄に対するモチベーションもあがるのでおすすめです\(^^)/

【さいごに】エクセルを家計簿に活用しない手はない!!
この記事で紹介しましたテクニックやノウハウは、すべて「やさしいエクセル家計簿のはじめ方」にまとめているのでよければご活用ください。
ふだんから、仕事やプライベートでエクセルを使っている人は少なくないと思います。
現在の家計簿ツールは多様化していて、アプリやソフトなど気軽に使えるものであふれていますが、、、エクセル家計簿ほど、自分仕様にアレンジできて緻密な運用ができるツールはないと思うんです。
ということで、このような方には是非エクセル家計簿を使ってみてほしいです(^-^)
- エクセルを使った経験がある
- エクセル操作が苦にならない
- 一生使えるテンプレートがほしい
- オリジナル仕様の家計簿を作りたい
賃金は上がらないのに物価は上がるなど、家計にとっては厳しい時代が続いていますが、まずは家計をしっかり見える化して、ムダを確実に排除していきましょう!
我家も引き続き、エクセル家計簿を使って家計を改善していきます。
テンプレートに関する新しいノウハウや気づきは、今後もこのブログで都度発信していくので、お役立ていただけるとうれしいです(^-^)