【最速仕上げ】エクセル家計簿から青色申告帳簿を速攻で作る方法|無料テンプレート付|個人事業主向け




今年2021年も無事に、個人事業主の妻が青色申告を終えたところです。

個人事業主になってからの3年間、我家はずっとエクセル家計簿(自作)エクセル簿記(フリーソフト)を駆使して申告してきたわけですが、申告回数を重ねるごとに、帳簿作りのノウハウを着々と進化させてきました。

 

よめしゃちょう
このデータを流用できたらもっと効率化できるんじゃない?
そうたろ
であれば、ここをこうしてこうすればいい!
とらまる
もっとちゅーる食べたい!!

 

ということで今回は3年目にしてようやく辿り着いた、我家史上最高の帳簿作りノウハウをここでシェアしたいと思います。

とらまる
毎回思うけどいちいち大げさやろ(笑)

 

【はじめに】エクセル家計簿とエクセル簿記を使って青色申告帳簿を作ります

この記事では、我家が普段から記録しているエクセル家計簿のデータを使って、青色申告帳簿を作る手順を解説していきます。

ちなみにテンプレートの作り方についてはこちらの記事にまとめてありますのでよければ参考にしてみてください↓

【作り方公開】エクセル家計簿を8年続けたら一生使えるテンプレートに辿りついた

2016.06.04

 

テンプレートやメールサポート、トラブルシューティングなど全てが付属した電子マニュアルも用意しています(^-^)↓

『やさしいエクセル家計簿のはじめかた』一生使える家計簿を作るための解説マニュアル

2017.06.20

 

そうたろ
エクセル家計簿は普段からつけていないし、家計簿はいらないから直接帳簿だけ作りたい…!という方はこちらの記事をどうぞ↓

【シンプル最速】エクセル簿記による仕訳帳の作り方※無料テンプレート付

2020.03.22

 

またこの記事では、エクセル簿記という超優秀な会計ソフトも使っていきます。しかも無料でダウンロードできます!!

配布してくださっているKAC郡山そろばんセンター様には、感謝しても感謝しきれません。この無料ソフトのおかげで、エクセルでの帳簿作りが劇的にはかどるようになりました。

神テンプレート発見!マクロなしで青色申告帳簿が作れるエクセル簿記(excelB)の魅力

2019.01.26

 

エクセル家計簿とエクセル簿記による青色申告帳簿の自作イメージ

まずはじめに、個人事業主の方が青色申告する際に、関係してくる主な帳簿を確認しておきましょう↓

  • 仕訳帳 ※税務署への提出不要 ←今回主に作り方を紹介する帳簿
  • 青色申告決算書(①②③④) ※必ず税務署に提出
  • 総勘定元帳 ※税務署への提出不要
  • 固定資産台帳 ※人によっては作成&税務署へ提出

 

このように、青色申告帳簿には大きく分けて4つありまして、中には人によっては作成しなくてもよい帳簿もあります。また作成は必須だけど税務署へは提出しなくてもいい帳簿もあります。

 

そして今回、主に作り方を紹介していく「仕訳帳」は税務署への提出自体は不要ですが、すべての帳簿作りの根幹となる重要なデータでして、必ず作成する必要があります。

その作成には一番労力がかかりますが、逆にいえばこの仕訳帳さえ出来上がってしまえば帳簿作りはほぼ完了と言っても過言ではありません(^-^)

そうたろ
エクセル簿記の場合、仕訳帳が完成すると、決算書①〜④や総勘定元帳はほぼ自動で完成します!(住所や名前などの一部情報は手入力が必要)

 

さて、それではエクセルで青色申告書類を作るためのざっくりした手順をご紹介していきまょう。

大きく3ステップで完了します!

  1. 【データを集める】エクセル家計簿から必要なデータを抽出&集計する
  2. 【仕訳帳をつくる】エクセル家計簿のデータを使って仕分帳をつくる
  3. 【帳簿をつくる】エクセル簿記にデータを転記して自動的に帳簿が完成

 

ひとことメモ✏️

この記事で紹介しているのは、あくまでも「我家流の作成方法」です。

我家は税理士資格も持っておりませんし、作成方法を指導できる立場ではありませんので、参考情報として捉えていただければ幸いです。

 

詳しくは後述しますが、このノウハウの最大のポイントとしては、普段からつけているエクセル家計簿のデータをそのまま仕分データとして流用してしまう点です。

かんたんにいえば、エクセル家計簿が仕分帳としての機能を兼務します。

 

申告直前になって仕訳作業に追われて右往左往・・・∑(゚Д゚;;≡;゚Д゚),゚

・・・なんてことも回避できるのが嬉しいところです(体験談)。

よめしゃちょう
帳簿作りの中で一番大変な「仕訳帳作り」を効率化できるのは嬉しいわね!
そうたろ
普段からエクセル家計簿をつけていると、そのデータを青色申告にも使えるので一石二鳥です!

 

 

エクセル家計簿×エクセル簿記による仕訳帳と帳簿の作り方

それではいよいよ本題です。休み休みやっていきましょう(*ˊ˘ˋ*)♬

ひとことメモ✏️

これ以降は2021年4月時点でのエクセルアプリを使った解説になります(Microsoft 365)。

Microsoft 365のメリットについてはこちらの記事に詳しくまとめてありますのでよければどうぞ↓

Microsoft 365を使ってみたら裏特典が有益すぎて仕事革命が起きた話【使用感レビュー】

2020.05.08

 

【データを集める】エクセル家計簿から必要なデータを抽出&集計する

「按分比率」「勘定科目」「売上/経費」を追加

我家は、家計や事業に関するすべての収支をエクセル家計簿の記録シートというものに入力しているのですが、、、

この記録シートから、青色申告に必要なデータを抜き出すための「抽出列」を追加していくのが第一ステップになります。

 

これが我家のエクセル家計簿の記録シートです。もともとはこういう状態なんですが、、、↓

よめしゃちょう
収入データなどはわかりやすく変更しています!

 

新たに「按分比率」「勘定科目」「売上/経費」を追加して、青色申告向けのデータだけを抽出できるようにしています↓

 

そうたろ
ちなみに「勘定科目」については、エクセル簿記にある「勘定科目コード一覧」から適当なものを選んで入力します。

 

そうたろ
また「売上/経費」のセルには、「実際に発生した金額 × 按分比率」を満たす数式を入れています。つまりこういうことです↓

 

ひとことメモ✏️

「売上/経費」を求める数式には、小数点以下を切り捨てることができる「INT関数」も取り入れています。

 

これにより1年分のすべての収支から、事業に関する収支だけを抽出できるようになります↓

 

売上と経費をピボットテーブルで集計する

さきほど抽出できるようにしたデータは日付順に一年分あるので、データ量が膨大です・・・(^-^;)

このデータを使ってこのまま仕訳帳を作ることもできますが、作業量を最小化するために、売上&経費データをピボットテーブルで集計しちゃいます。こうすることで膨大なデータを、勘定科目&月毎に、コンパクトにまとめることができます。

 

そうたろ
ピボットテーブルは膨大なデータを瞬時に自動集計してくれる、めちゃくちゃ便利な機能です!(エクセルに標準装備されている機能)
そうたろ
新たにデータを追加した場合も、「更新」をワンクリックするだけで瞬時に反映されます↓

 

 

よめしゃちょう
ピボットテーブルを使った集計表の作り方については、需要があれば、今後「やさしいエクセル家計簿のはじめ方」にて公開していく予定です。

 

【仕訳帳をつくる】エクセル家計簿のデータを使って仕分帳をつくる

それではさきほど集計したデータを使って、いよいよ仕訳帳を作っていきます!

まずは完成したものをお見せします。こちらです↓

 

一応、テンプレートも用意したのでよければお使いください↓

 

順番にみていきましょう。

まずは年月日についてですが、本来は取引発生日として、正確な日付を入力しなければならないのですが、今回はあえて各月の適当な日付を1日分だけ入力しておきます。ちなみに我家は「25日」に設定しています。

「25日」にその月の取引内容を集約/代表させるといったイメージです(勘定科目別に)。

 

ひとことメモ✏️

日付順の入力とせず、各月25日に代表させる理由は、さきほども書きましたが作成作業を最小化させるためです。

※データを集約することで出来上がる帳簿に不具合が起きることがないことも確認済み

仕訳帳は日付順にすべての収支データが基本だろ!!(# ゚Д゚)・・・とおっしゃる方もいると思いますが、我家の場合、日付順データについてはすべてエクセル家計簿の記録シートに記録しているので問題ないと考えています。

もし、税務署に正確な日付が記載された仕訳帳を求められたら、エクセル家計簿をそのまま見せるつもりです。

 

次に勘定科目と科目コードを入力していきます。

そうたろ
エクセル簿記にある「勘定科目コード一覧」から適当なものを選んで入力していきます!

 

ひとことメモ✏️

我家は、経費の勘定科目(貸方)については、すべて「事業主借」で処理しています。そうすることで仕訳帳作りを圧倒的に効率化できるからです。

【神の助言】個人事業主の経費はすべて「事業主借」で仕分ければいい!

2020.03.20

 

次に金額を入力していきます。

さきほどピボットテーブルで集計したデータをコピペしていきます。

 

必要に応じて摘要を入力します(必須ではないです)。

 

その他の勘定科目についても、同様に追加していきます↓

 

さきほども書きましたが、我家の場合は経費をすべて「事業主借」で処理するので、12/31付けで事業主貸の処理を追加しておきます↓

そうたろ
ちなみに事業主貸の金額セルには、経費総額が出力されるように数式を入力しています!

 

最後に、必要に応じて足りない仕分データを追加して完成です(追加する内容は人によります)!

よめしゃちょう
我家は、「資金の引き出し」と「車の減価償却費」について追加しました!

 

【帳簿をつくる】エクセル簿記にデータを転記して自動的に帳簿が完成

緑色に染められた部分のデータを、エクセル簿記の仕訳帳にコピペしていきます。

ひとことメモ✏️

エクセル簿記の仕訳帳にデータを貼付けするときは、必ず「貼付け先のセル上で右クリック>形式を選択して貼り付け>値>OK」の順で行ってください。

こうすることで、もともとエクセル簿記の方で設定されている書式を崩さずに「値データのみ」を貼付けることができます。

 

まずは「日付」からコピペしてみます↓

 

こんなふうにして「科目コード」「金額」「摘要」についても同様にコピペしていくと、、、こんな仕訳帳が出来上がります↓

 

 

仕訳帳さえできれば青色申告帳簿はほぼ完成!

エクセル簿記では、仕訳帳さえできてしまえば、そのデータを他のシートに反映して、他の帳簿を自動作成してくれます。

エクセル簿記で最終的にできあがる帳簿がこちらです↓

  • 仕訳帳 ※提出不要
  • 青色申告決算書(①②③④) ※必ず税務署に提出
  • 総勘定元帳 ※提出不要
  • 固定資産台帳 ※人によっては提出

 

 

よめしゃちょう
名前や住所など、緑色のセルは自分で手入力する必要があります!
必ず税務署に提出しなければならない申告書Bについては、エクセル簿記では作成できないので、別途作成する必要がありますが、キホン的に青色申告決算書のデータを書き写せばいいだけだったのでかんたんでした。

 

世の中には、MFクラウドとかfreeeなど優秀な会計管理ソフトがあって、それらの評価が非常に高いことは知っています。

ただ我家はふだんからエクセル家計簿をつけているので、そのデータをそのまま流用できることに加え、エクセル簿記という無料神ソフトがあるので、上記の有料ソフトは一生使うことはないと思います。

よめしゃちょう
一度テンプレートを作ってしまえば、次年度以降はそれを使い回しできるので、さらに効率化できます!

 

ちなみに青色申告のことで分からないことがあれば、お近くの青色申告会を頼ってみるといいです!

簡単な記帳指導であれば無料で受けることができます。我家もめちゃくちゃ助けられました(・∀・)ノ

皆さんも是非、エクセルを使って青色申告を極限まで効率化してみてください!!

【まさに駆け込み寺】帳簿のつけ方が分からない人は青色申告会を頼ればいい

2019.12.15



 

そうたろ
散財・病気・転職と、人生コスパ最悪夫の資産形成術をフォローしてみませんか?失敗だらけのポンコツだからこそ伝えられる何かがあるはず!


『やさしいエクセル家計簿のはじめ方』好評販売中です

 

 

「最も使いやすい家計簿をつくろう!」というコンセプトのもとに自作した

エクセル家計簿の完全マニュアルです。

 

エクセル家計簿歴8年分のノウハウをすべて詰め込みました!

 

無料アプリや有料ソフトはイマイチしっくりこなかった方も、是非お試しくださいませ(○ˊᵕˋ○)♪


8 件のコメント

  • はじめまして。いつもブログを拝見しております。

    エクセル家計簿、とても参考にさせていただいております!
    そして、私も今年はじめて青色申告に挑戦するので、「エクセルでなんとかできないかなぁ~」と悩んでいたところ・・・なんとまさかの丁寧かつ具体的な説明が!!
    神かと思いました。
    早速取り掛かろうと思います!

    これからも、楽しく拝見させていただきますね^^

    • かぶまきさん、嬉しいコメントありがとうございます!!
      いやあ、そんなふうに言ってもらえるとブロガー冥利につきますね^^♪
      ちなみに我家は申告書の作成は終わって、昨日から電子申告(eTAX)の準備に取り掛かりました。
      マイナンバーカードを作って、カードリーダーも買って
      申告に必要な証明書やソフトをダウンロードしたりと、
      はじめての電子申告ということもあって結構苦労しています汗
      でも寝ログさんの記事がすごく有益なのでなんとかなりそうなのが救いです。
      e-Taxで確定申告への道!準備からe-Tax青色申告までの全手順まとめ。
      はじめての青色申告、一緒にがんばりましょー!!(*´꒳`*)

  • 質問です。自分は事業分しかExcel管理をしていないのですが、日々の収支を直接「エクセルでオリジナル仕訳帳」に記録するのはよくないのでしょうか?

    また、年はつみあげた方がよいか、年ごとにエクセルファイルを変えた方がよいかもアドバイスいただきたいです

    • ハートさん、はじめまして^^
      エクセル管理しているのが事業収支のみなのであれば、我家でしたら直接「オリジナル仕訳帳」に記録すると思います。
      (そのほうが省力的ですよね)
      また年またぎのデータ入力要領についてですが、お好みでよいかと思います。
      我家は年ごとにファイル作成していますが、同じファイル内でシートを複製していくですとか、あるいは一枚のシート上でひたすらデータを積み上げていくのもアリだなと今思いました。

  • いろいろ本当にブログに助けられています。
    さて、基本的なことで本当にすいません。教えてください。医療費控除や、会社の社株については、この仕訳帳とは全く別モノと考えてよいのでしょうか?それとも仕訳帳に書く必要があるのでしょうか?

    • りぷれいさん、嬉しいコメントありがとうございます^^
      我家の場合ですが、医療費控除については別途、3月中旬から行われる確定申告にて医療費控除申請を行っています。ですのでこの仕訳帳には記録していません。
      (青色申告は事業に関する申告なので、医療費控除は別物だと考えています)
      社株の扱いについてはすみませんがちょっと分かりません。。
      青色申告会などに聞いてみてはいかがでしょうか??
      神サポートに感動!帳簿のつけ方が分からない人は青色申告会に駆け込めばいい
      参考にしていただけたら幸いです。

  • はじめまして。
    とてもためになる物をありがとうございます。
    少しお伺いしたいのですが、エクセルIBにコピペをすると、SOHTAROさんが作ってくださってる書式までもがペーストされてしまいます。
    私の技術不足かもしれません。

    • ナカムラさん、はじめまして。
      ご質問いただきありがとうございます。
      My仕訳帳のデータをエクセルBにコピペするときは、「貼付け先のセル上で右クリック>形式を選択して貼り付け>値>OK」という手順を踏んでいただけると、書式を含まない「値」のみがペーストされるかと思います。
      参考:エクセル簿記にコピペするときのポイント
      他にご不明な点などありましたら遠慮なくお問い合わせくださいませ!

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です