家計簿をつけだすと、費目(=項目ともいいますよね)の分類で悩むことがあります。たとえば、、、

結論からいうと「分類は絶対こうじゃなくちゃならない!」という正解はないので、好きなように決めてOKなんです。
ただ5年近く我家が家計簿を続けてきて分かったことは、費目分けにもポイントがあるんだな~ってこと。
この分類ポイントを抑えることで、ムダ遣いの元凶を発見しやすくなって効率的な家計改善に役立つなどのメリットにつながります。
ということで、今日は我家流の費目分け要領を紹介していきたいと思います!
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基本的に費目は大中小3つのカテゴリに分けている
まず前提として、我家では費目を大きく3つのカテゴリに分類して階層化しています。
- 大カテゴリ ⇒ 中カテゴリ ⇒ 小カテゴリ
右へ行くほど細分化されていきます。
つまりこの部分です↓(実際の我家の家計簿です)

ここからさらに、中カテゴリ⇒小カテゴリと細分化していきます。ではその中身についてもう少し詳しく見ていきましょー(*ˊ˘ˋ*)♬
我家はこんなふうに家計簿の費目を決めています
収入の費目分け
①夫収入
夫である僕が、本業で稼いできた給料から税金や保険料を差っ引いた手取り分がこれにあたります。
②妻収入
個人事業主の妻は、主にパートとWEBサイト、2本の収入源があります。
家計簿の収入として計上するのは「自力収入のみ」で、「臨時収入」は計上しないことにしています。
支出の費目分け
①居住費
家賃がこれにあたります。
家賃には、共益費・除雪代・町内会費なども含めて計上しています。
ちなみに我家は公営住宅です。住んでいるところは田舎なので不便な面もありますが、家賃の安さには大分助けられています。
②食費
お店での食品購入に加えて、外食費もココに含めてます。
はじめは別個にしていたのですが、予算設定の便宜上、同じ費目に入れました。必要以上の外食を避ける意味合いもあります。
食品購入は妻にほぼ任せており、予算は月6万円に設定。
食べることは生きること。健康と想い出のためなら躊躇なく使います。もちろん無駄遣い厳禁が前提ですが。
③光熱水費
ガス・水道・電気・灯油代がこれにあたります。
ちなみに我家は調理はIHコンロ、給湯はガス、暖房は灯油を使ってます。
我家の住んでるところは北海道の厳寒地なので、特に冬場のガス&灯油代は急上昇します…( ノД`)アガー
④車関係
ガソリン・自動車税・保険料・整備料(オイル交換など)・車検代などがこれにあたります。ちなみに車は軽自動車と普通自動車を一台ずつ所有しています。
⑤日用雑貨費
これは日用品全般ですね。洗剤やシャンプー、歯ブラシやサランラップなど、日常生活に必要なものがこれにあたります。
食品購入同様、この買い物も妻に一任しています。
⑥通信費
インターネットの光固定回線料とスマホ料金になります。スマホは夫婦ともに、iphone×楽天モバイルで格安運用しています。
⑦保険
民間の生命保険料と医療保険料になります。夫婦そろって加入しています。どちらも掛け捨てタイプです。
ちなみに生命保険は10年定期タイプ、医療保険は60歳までに払込&終身保障タイプです。
⑧医療費
病院代・薬代・通院費になりますね。
薬代には、ドラッグストアで買った市販薬や(風邪薬、胃腸薬など)、マスクや湿布など、医療費控除の対象になりそうなものすべてを含みます。
ちなみにこの医療費という費目を作っておくことで、確定申告の書類づくりが格段に楽になります!
我家はエクセル家計簿を使っているので、エクセル上で”医療費”でフィルタリングすれば、上記の内容が一発抽出できますので(○ˊᵕˋ○)♪
詳しくはこちらの記事をどうぞ↓
⑨交際費
お祝い・お土産代・慶弔見舞金・その他人付合いに要した費用などがこれにあたります。
⑩教養娯楽費
趣味や娯楽にかかった分ですね。我家の場合、バドミントンやキャンプ、温泉や釣りなど。
⑪個人事業
妻の個人事業であるWEBサイト運営にかかわる経費全般ですね(サーバー代やドメイン使用料など)。
⑫その他経費
交通費は、バスや電車など公共交通機関、そして高速料金などですね。我家はマイカー持ってるので、高速料金代のウエイトが大きいですね~。
雑費は、費目作成する必要のない小さな出費。たとえば発行手数料とか郵便料金とか。
仕事関係は、仕事を続けるうえで必要な経費。僕の職場は酪農関係なので、たとえば作業着や靴下、軍手などがこれに該当します。
被服は、プライベートで着る衣服購入に要した費用。
家具家電は、家具や家電製品を購入した分。
理美容費は、散髪にかかった費用。
奨学金返済は、マイペースに月2万前後で返しています。ちなみに無利子なので、繰上返済のメリットは特になく、引き続きこのペースで返済していきます。
貯蓄の費目分け
①投資
個人年金保険は、貯蓄性が強いイメージですが、実はれっきとしたリスク商品なので、投資枠に含めています。東京海上日動あんしん生命で月1万ずつ、65歳まで積み立てます。
ちなみにこれは資産運用ではなく、年末調整の個人年金保険料控除のために購入しています。つまり節税目的ですね。
そして生命保険。こちらの投資枠に含めている生命保険は、掛け捨てではなく返戻型のリスク商品です。個人年金保険と同じく節税目的で加入しています。
年末調整時に生命保険料控除として申告できます。明治安田生命の「じぶんの積立」という商品で月5千円ずつ積み立てています。
iDeCo(イデコ)は2016年よりスタート(夫名義)。株と債券を組み合わせた、バランス型の投資信託で運用しています。
イデコは拠出した金額がすべて所得控除になるため、節税に絶大な効果を発揮します。我家がイデコをはじめたのも、運用益よりもその節税効果に惹かれたからです。
銀行やタンスに余裕資金を眠らせてる方にはおすすめです。
つみたてNISAは2018年からスタート(妻名義)。月3.3万円ずつ積み立てしています。セゾン投信にて。
②現金残
家計簿上で計算された現金の残額です。
計算式はこのようになっています↓
- 現金残 = 収入合計 - 支出合計 - 投資合計
まとめ。うまく費目(項目)分けをすれば効率的に家計管理ができる!
上記の費目分けをして作成した我家の年間収支表がコチラ(2019年分)↓

理想的な費目分けができると、家計管理もしやすくなります。
ちなみにこの収支一覧表は、ピボットテーブルという機能を使っており、一度テンプレートを作成してしまえば、あとは1クリックで自動更新できます^^♪
年間収支表を使って家計を分析することでたとえば、、、
- 年間で20万円も携帯代かかってんのか!そろそろ格安SIMに乗り換えるか・・・。
- 車維持費に年間40万か・・・。軽自動車も検討するべきか?
というような、改善計画を立てることができます。
こんなふうにして我家では、少しずつ無駄なぜい肉を落としながら、筋肉質な家計に進化させてきました。
そんな進化の過程を、我家では家計簿記事として毎月公開しておりますので、そちらも是非参考にしてみてください。
エクセル家計簿を徹底的に使い倒したい方は、是非ご覧になってみてください\(^o^)/