みなさんこんにちは!そうたろ(@minlife2016)です。
我家は結婚を機に2012年から家計管理をスタートさせまして、2018年に純資産1,000万円に到達しました。
その後は車購入などで一時的に資産が減ったりもしましたが、その後も家計簿のおかげで、少しずつ資産を増やしてくることができました^^
さて、今日はそんな家計簿の入門的なお話になります。
これまでに当ブログでは家計簿に関するノウハウについて、各テーマに絞りながら、個別に記事をいろいろと書いてきました。
ということで今回は、これから家計簿をはじめる方に向けて「家計簿のつけ方・はじめ方をまとめた入門記事」を書いてみました。
どのようなツールで・どのような手順で・どのような意識で家計簿に取り組んでいけばいいのか
そのあたりのことを体系的に・総合的にまとめたお話になります\(^^)/
【はじめに】家計簿を続けるためのポイントとつける目的
「家計簿」と聞いて抱くイメージといえば、だいたいこんなものじゃないでしょうか?
個人的な意見にはなりますが、計算はアプリやソフトに任せておけばいいし、数字はなにも一円単位まで合わせる必要はないと思うんですよね。
なので結論をいいますと、家計簿を長く続けるためのポイントは、いかにして自分がラクをして管理できるか、その方法を見つけることだと思います(・∀・)ノ
あともう一つ大事なこと、家計簿をつける目的についてです。
家計簿はつけること・完成させること自体がゴールになってはだめで、支出のムダを見つけて収支改善まですることがいちばん大事なことです。
たとえば、家計簿と実際の残高を一円単位まであわせることにめちゃくちゃパワーを費やした挙句、完成したことに満足してそこで終了してしまう、などというのはいちばん最悪なパターンです・・(^-^;)
ですので我家がおすすめするのは、収支を合わせる家計簿ではなく、収支傾向がざっくりわかる家計簿をつくることです。
【初心者向け】家計簿のはじめ方・つけ方まとめ
それでは、これから家計簿にはじめてトライする方に向けて、具体的な手順をご紹介していきますね。
家計簿ツールを決める(手書き/アプリ/ソフト/エクセル/etc)
そうたろが子供のころは(30年前)、家計簿といえば手書きタイプがあたりまえでしたが、今ではいろいろなタイプの家計簿がありますよね。
ということで、ここではかんたんに各タイプの家計簿をご紹介します。
たとえばスマホで使えるアプリタイプをひとつ挙げるとすれば、我家としてはマネーフォワードMEをおすすめします。
銀行・証券口座やクレジットカード、年金やポイントなどの情報を登録すれば、残高や支出情報を自動で取り込んで、分類・グラフ化してくれます。
またカメラでレシートを撮影して内容を自動反映してくれたりと、スマホを活用した省力化機能もとても魅力的です!
またPCで使える有料ソフトなら、てきぱき家計簿マムは信頼できる老舗の家計簿ソフトですね。
まねぶるの読者さんのなかにも、てきぱき家計簿マムを使っている方がけっこういらっしゃるようです。
有料ならではの充実した機能やサービスが利用できるのがメリットですね。
手書きタイプもいまだ根強い人気があるようです。
特にスマホやPCが苦手な方におすすめです。手書きならではの自由度の高さや、ペンと家計簿帳があればすぐにスタートできる手軽さがメリットですよね。
さいごに我家が使っているエクセルタイプも紹介しておきます。
エクセルの基本的な使い方がわかる方にはおすすめです。計算もエクセルがやってくれますし、コピペや検索機能など家計簿に役立つ機能がたくさんあるので、家計管理をガッツリ効率化できます。
テンプレートを公開しているので、気になる方はよければ使ってみてくださいね\(^^)/
家計簿の費目(項目)を決める
家計簿ツールが決まったら、次は家計簿でつかう費目を決めていきましょう!
費目というのは、たとえば支出であれば、食費とか光熱水費とか通信費などになります。
なににお金を使ったのか、それをざっくりと分類するための項目ですね。
我家の家計簿ですと、ここの部分が費目になります。
ちなみにですが、費目はあまり細かく分類しても意味がありません。
家計簿の目的は無駄な支出を発見して改善することですが、細かく分類してしまうとかえって支出傾向がわかりづらくなってしまうからです。
我家としては、分けるとしても3階層までだと思っています。
3階層というのは、たとえば「支出−食費−食品」みたいなかんじですね。
これが「支出−食費−食品−惣菜」とか、「支出−食費−食品−ジュース」まで分類するのはやりすぎかなと思います。
我家流の費目の分け方や考え方について、記事を書いていますのでよければご参考ください。
それと、よく支出は固定費と変動費を区別して扱ったほうがいい、といった記事をみかけますが、我家としては特にその必要性を感じないので、そのような区別はしていません。
もちろん区別してもいいですし、そのあたりはお好みで決めていただければと思います。
家計簿のスタート日を決める
家計簿のスタート日のパターンは、大きくわけて2つあります。
- 給料日からスタート
- 毎月1日からスタート
これもお好みで決めていいです。ちなみに我家は1日スタートで運用しています。
収支データを記録する
いよいよ家計簿を実際につけていく作業です。
我家の場合、収入や支出、貯蓄などのデータを、自分で作ったエクセルテンプレートの「記録シート」というものにどんどん記録していきます。
最低限入力してるのは、「年」「月」「費目3階層(大・中・小)」「実績(金額)」「支払い先」の6つですね。
また、必要に応じて「メモ」も入力しています。
たとえばリピートの可能性がある物やサービスの情報などを「メモ」に書いておくと、あとから確認したいときに便利です。
なお入力するタイミングは毎日ではなく、気の向いた時とか、レシートが溜まってきたときにまとめてやっています。
入力はだいたい数分でさっさと終わらせます。基本的に、コピペをフル活用して省力化しています!(←エクセルの良いところですね^^)
収支データを一覧表にする
記録シートに収支データを記録したら、その都度「年間収支表」というものを更新します。
すると、さきほど記録シートに入力したデータが反映されます。
ご覧のとおり、年間収支表は各費目ごとに、金額データを集計して一覧表に自動反映してくれます。
これが我家の実際の年間収支表です。
我家の家計簿は、この記録シートに入力する作業と、年間収支表を更新する作業の繰り返しです。
ちなみに年間収支表は、エクセルに元々備わっているピボットテーブルという機能を使って作っています。
ピボットテーブル機能により、人間は更新ボタンをクリックするだけで、あとはエクセルが集計作業を勝手にやってくれるのでとても楽ちんです\(^^)/
収支を分析して家計を改善する
いよいよ最終段階です!
支出にムダがないか、削減できる支出はないか、データをみながら分析して家計改善を目指します!
ちなみに、エクセルであれば先ほどの年間収支表を円グラフにすることもできます。
円グラフにすると、より直感的に、各支出の占めるウエイトを把握することができます。
さて、家計簿歴10年以上のそうたろ家では無駄な支出は一切ないですぞ!エッヘン!・・と言いたいところですが、、
実はフツーーーにあります・・無駄な支出・・(^-^;)
たとえば、先ほどの円グラフでは教養娯楽費が全体の10%も占めていたので、なにか無駄な支出がないかチェックしてみましょう。
動画の最後にうつっているのは、そうたろの趣味である釣りのために買ったロッドとリールですが、結局ほとんど出番がなく、まだ一度しか使っていません。その費用は約2.7万円・・。
これは猛省案件ですね。
今後、使う場面が出てくればいいですが、そうでなければフリマサイトでさっさと売ってしまうことも検討せねばなりません。
それ以外にも今年は、そうたろが運転中の不注意で、雪の塊にマイカーをぶつけてしまい、ボディ凹みの修理費として2万円がかかってしまいました・・
また、実家帰省中のマイカー運転で、速度違反による罰則金1.2万円もありました・・
今年は、反省事案がすこし多めですね・・(^-^;)
とまあ、こんなふうに失敗から学びながら、地道に家計を改善していくことが大切です。
地味な作業の繰り返しですが、これを繰り返していくことで少しずつ貯蓄できる体質に変わっていきます!
【さいごに】慣れてきたら予算管理や資産管理もおすすめ!
はじめて家計簿に取り組む人は、さきほど紹介したような収支の一覧表を作って、「無駄の発見→家計の改善」をひたすら繰り返していけばいいと思います。
そして、それに慣れてきたらステップアップしてみるのもアリです!
具体的には、まず予算管理をしてみてはいかがでしょうか?
予算管理をすると、貯蓄額の目標がハッキリしますし、それを達成しようとするためにモチベーションも上がってきます(^-^)
ちなみに、はじめから予算管理をせず、慣れてきた段階でおすすめする理由は、収支状況がわからないことには予算もたてられないからです。
それに、はじめから予算をたてて頑張ってしまうと、達成できなかったときの心理的ダメージが大きいですし、家計管理のモチベダウンにもつながりかねません。
また我家は、月に一度、保有している金融資産を一覧表にまとめた資産管理表も作っています。
こちらも家計簿に慣れてきたらやってみることをおすすめします。
今現在持っている金融資産が全部でいくらあるのかを把握したり、その推移を見える化できると、貯蓄のモチベーションもあがってきます!
我家の実際の資産管理表です。
さいごになりますが、我家は今年で家計簿歴11年目になりまして、その経験をもとに家計管理に関する記事を定期的にアップしています。
家計簿に関するご質問などあれば、当記事のコメント欄にお気軽にお問い合わせくださいませ♪
みなさん家計簿ライフが楽しくて素敵なものになりますように\(^^)/
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