
この記事は私・ちろるが書かせていただきました!
我家では、個人事業に関わる経費はすべて個人のクレジットカードで支払っており(もしくは個人の現金)、開業当時からそのようにしてきました。
今でこそ自信を持って、こんなふうにブログ上で支払い手段を公言できますが、開業一年目のときはどうするが正解なのかわからず、とても困ってしまいました・・。
そいうのもいざ青色申告をしようと思って、個人事業主がクレジットカードで経費を支払うときの注意点を調べてみますと、参考書やネット上には、以下のように書かれていたからなんですよね・・(^-^;)
- 事業専用のクレジットカードを用意して、プライベートと事業の支出を明確に分けるべき
- 生活費+事業費をまとめて一枚のクレジットカードで支払っている場合は、すべての利用明細を生活費と事業費に仕訳する必要がある
ということで今回は、このことを解決するために青色申告会の経営指導員さんが教えてくれた、「個人事業主(小規模)の経費をすべて事業主借で仕訳するメリット」についてご紹介したいと思います!
【はじめに】我家は複式簿記で帳簿付けして青色申告特別控除65万円を受けています
青色申告なのか白色申告なのか、単式簿記なのか複式簿記なのかによって、仕訳方法や控除額が変わってきますよね。
ちなみに我家は、「青色申告」と「複式簿記」により、個人事業主としては最大となる「65万円の青色申告特別控除」を受けています。



現時点では売上も経費も少ないので、正直なところ、この特別控除効果を活かしきれていませんが、将来的にはもっと読者さんや社会に貢献できるような事業に育てていきたいです!
青色申告と白色申告の違い
個人事業主の確定申告には、青色申告と白色申告の2種類がありますが、この記事を読んでくれている読者さんのほとんどは、青色申告をする方(考えている方)が多いと思います。
青色申告を選ぶと、以下の税務上のメリットがあるとされています。
- 55万円(最大65万円)の特別控除が受けられるので税負担が軽くなる(白色は不可)
- 30万円未満の固定資産は全額その年の経費にすることも可能(白色は10万以上は減価償却が必要)
- 事業に関わる家賃や電気代などの一部も経費にできる(白色は「按分比率50%以上」もしくは「事業のために使ったことが明らかに区分できる」経費でなければ認められない)
青色申告は節税効果が抜群なので、ほとんどの方は青色申告を選ぶと思います。



私は開業初年から青色申告をしたかったので、開業届と一緒に、青色申告承認申請書も税務署に提出しておきました。
単式簿記と複式簿記の違い
次に、単式簿記と複式簿記についてですが、結論から書きますと、複式簿記のほうがたくさんの特別控除が受けられるのでお得とされています。
- 単式簿記 → 特別控除額は最大でも10万円
- 複式簿記 → 55万円(最大65万円)の特別控除が受けられる【だんぜんお得!】
さて、複式簿記で55万円の控除を受けるためのには、以下の条件をすべて満たす必要があります。
- 事業所得または不動産所得があること
- 複式簿記で記帳していること
- 確定申告時に青色申告決算書(貸借対照表と損益計算書)を添付すること
- 決められた期限内に確定申告を行うこと
さらに、最大65万円の控除を受けるためには、以下のどちらかの条件を満たす必要があります。
- e-Taxによる電子申告を行うこと
- 電子帳簿保存を行っていること
ちなみに、e-Taxをつかった個人事業主の確定申告方法については、こちらの記事にまとめましたのでよければご参考ください。


まえおきが長くなってしまいましたが、次章からはいよいよ本題です。
個人事業の経費をいかに楽ちんに・効率的に「仕訳」していくためにはどうすればいいのか、その部分を掘り下げていきましょう\(^^)/
【問題点】個人事業主がクレジットカードで経費を支払うときに困ること
まずは、開業一年目のときの私が、どうしていいのかわからず困ってしまった経費の支払いに関するお話をご紹介します。
【問題その1】クレジットカードを事業⇔プライベートで使い分けるのはほぼ不可能
たとえばホームセンターで、事業に必要な「メモ帳」と、プライベートで使う「洗剤」を買うとしましょう。
このとき正直に、メモ帳は事業用のクレジットカード(現金)で支払い、洗剤はプライベート用のクレジットカード(現金)で支払わなければならないのでしょうか?
実際そのようにしている方もいると思いますし、我家も最初はそのようにするつもりだったのですが、色々考えてみると、やはり事業とプライベートでクレジットカードを使い分けるのはかなりハードルが高いことに気づきました・・汗
その理由として、普段からクレジットカードを事業用・プライベート用で2枚持ち歩き、使い分けるのはとても煩雑なので、できるものなら1枚のクレジットカードですべての支払いを済ませてしまいたいな・・と思いました。



現金払いについても同様で、わざわざ事業用とプライベート用で2つの財布を持ち歩くのは非現実的ですよね・・。
またもう一つの理由として、そもそも我家のように、自宅を兼オフィスとして使っている個人事業主の場合ですと、家賃や光熱水費などの支払いを、事業用とプライベート用でキッチリ分けて支払うというのは不可能です。
我家のような小規模な事業者は、事業専用のオフィスや社用車があるわけではありません。
そのためプライベートと兼用の支払いが多々あるので、これらの支払いを全部プライベートと事業できっちり切り分けていくのは現実問題として不可能なんですよね・・(^-^;)
記事後半のほうでも詳しく書いていますが、そういった支払いについては、我家の場合はプライベートのクレジットカード(現金)で全て支払い、その一部を事業経費として申告するようにしています。
【問題その2】事業専用のクレジットカードを持つと仕訳作業が大変
もちろん、事業専用のクレジットカードを作って、プライベートと事業の支出をきっちり分けている個人事業主の方もたくさんいると思います。
ただ我家としては、以下の理由からこの方法はできれば避けたいと思いました。
なぜなら、我家がお世話になった経営指導員さんによれば、青色申告は発生主義なので、事業用のクレジットカードで買い物をすると「買い物したタイミング」と「口座引き落としのタイミング」のそれぞれで仕訳を行う必要があり、仕訳作業が大変になってしまうそうだからです・・。
マネーフォワードやfreeeなど、オンライン会計ソフトを使っている場合は、この仕訳作業をソフトが自動でやってくれると思うので、おそらく少し楽ちんだと思います。
一方で我家の場合は、仕訳作業もほぼ手作業なので(エクセル)、作業量が増えてしまうこの方法はできればやりたくないです・・。
仕訳とは、取引を帳簿に記録する作業のことです。
具体的には、取引内容に応じて適切な勘定科目に振り分けたあと、借方と貸方に分けて仕訳帳に記入する作業です。日付や金額なども併せて記入します。
※「取引」とは「商品が売れて現金が増えた」「備品を買って現金が減った」のように、何らかの理由でお金が増減することを指します
例をあげてみますね。
- 3月15日 事業で使うメモ帳500円を事業用のクレジットカードで購入した
- 4月27日 事業用の口座から500円が引き落とされた
その際の仕訳はこのようになります。



摘要欄の内容は一例です。書き方に決まりはありません。


つまり、購入日と引き落とし日、それぞれの仕訳が必要になり、作業量が増えてしまいます・・。
クレジットカードの場合、購入日と引き落とし日の間にタイムラグがあることが原因です。
- いつ何を買ったのか(売ったか)
- その結果いくらお金が減ったか(増えたか)
現金払いの場合は、買った日とお金が減った日が同じなので1回で済みますが、クレジットカードの場合は買った日とお金が減った日(引落日)が異なるので、仕訳も2回行う必要があるとのことです。
我家は開業初年度からずっとエクセルで帳簿を手作りしていることもあって、事業専用のクレジットカードで運用しようとすると、仕訳作業(手作業)が増えてしまうので、メリットよりデメリットの方が大きいと感じました。


【解決策】経費も生活費も個人のクレジットカードで支払い、仕訳は「事業主借」で処理する!
結論から書きますと(あくまでも我家のケースですが)、経営指導員さんに教えていただいた解決策はこちらになります。
- 経費も生活費もすべて「個人のクレジットカード(個人口座から引き落とし)」で支払う
- そのうち経費のみ「事業主借」で仕訳する



そのため我家は事業用のクレジットカードを持っていません。
余談ですが、①については開業1年目のときから、たまたまそうしていました。
実は、開業時は仕訳とか青色申告申告のこともよくわかっておらず(なんとかなると思っていました・・汗)、事業専用カードを作るのもめんどくさいし、成り行きで経費も生活費もぜんぶ個人カード1枚で支払っていました・・。
そしていよいよ確定申告の時期にさしかかり、何からどう作ればいいのかさっぱりわからない状態で、恐る恐る最寄りの青色申告会に聞いてみたんですよね。



すみません、生活費も事業費もぜんぶ同じクレジットカードで決済してるんですがどうやって仕訳したらいいですか・・?



あーこれね、全部で500件あるんだっけ?じゃあ基本的に一個ずつ仕訳していかなきゃだめだね。



一個ずつ・・・!!?
絶望と恐怖で白目になる私を不憫に思ったのか、指導員さんから神の助言をいただきました。



そういうことなら、経費をすべて「事業主借」で仕訳するといいでしょう。



ぜひ教えてください・・!


例をあげてみますね。たとえばこんなカード履歴があったとします。
- 3月15日 事業で使うための事務用品10,000円を個人のクレジットカードで支払った
- 3月20日 事業で使うための電車チケット5,000円を個人のクレジットカードで支払った
- 3月30日 プライベートで使うための日用品5,000円を個人のクレジットカードで支払った
- 4月27日 通帳から3月1日~3月30日使用分の20,000円が個人口座から引き落とされた
指導員さんが教えてくれた方法で、仕訳するとこうなります。
- 3月15日 事業で使うための事務用品10,000円を個人のクレジットカードで支払った
- 3月20日 事業で使うための電車チケット5,000円を個人のクレジットカードで支払った
- 3月30日
プライベートで使うための日用品5,000円を個人のクレジットカードで支払った(仕訳不要) - 4月27日
通帳から3月1日~3月30日使用分の20,000円が個人口座から引き落とされた(仕訳不要)
実際の仕訳はこうなります。


- 事業用の経費を個人のお金から支払ったことになるので貸方は「事業主借」になる
- 「事業主借」は「事業用の経費を事業主個人の財布からお金を借りて支払った」とイメージすると分かりやすい
- 個人的な取引の仕訳は不要(事業に関する経費のみ記載すればOK)
- クレジットカードの引き落とし日の仕訳も不要
このように、事業主借で処理することで、個人の買い物についての仕訳(3/30分)が不要となり、さらに引き落とし日についての仕訳(4/27分)も不要となるとのことです!
なお先ほども書きましたように、事業主借は「事業用の経費を事業主個人の財布からお金を借りて支払った」ことになるので、その年の12/31までに、借りたお金を返済する処理についても教えていただきました。以下のように仕訳します。
事業主借の総額(事業主から借りて支払った経費の総額)をまとめて現金で返済するというイメージです。反対(返済)の処理をするために「事業主貸」という勘定科目を使います。我家は年末付けで処理しています。入力も1行で終了です。


事業主借や事業主貸の勘定科目のことをまとめて「事業主勘定」といいます。私も最初はよくわからなかったのですが、以下サイトのイメージ図がとても参考になりました(^-^)
参考サイト 事業主勘定について
【補足】現金払いや口座引き落としも「事業主借」で処理してOK
「事業主借」を使った処理方法は、現金払いや口座引き落としにも使えるとのことです。
例をあげてみましょう。
- 3月15日 事業で使うクリアファイル300円を個人用の現金で購入した(100%経費として計上)
- 3月20日 ガソリン代として5,000円を個人用の現金で支払い、このうち1,500円(30%)を経費として計上したい
- 3月25日 電気代として8,000円が個人口座から引き落とされ、このうち1,600円(20%)を経費として計上したい
このときの仕訳はこうなります。
支払いの一部だけを計上したいときは、按分比率(家事按分ともいいます)をかけた金額、つまり経費分だけを記載すればOKです。


また返済の仕訳についてもクレジットカードの場合と同様でOKです。


【さいごに】仕訳は定期的にやっておくと楽ちんです
ということで、個人事業主の経費を「事業主借」で仕訳するメリットについてまとめてみました。
最後になりますが、エクセルにしても会計ソフトにしても、仕訳作業は定期的に行うクセをつけておくことをおすすめします。確定申告の時期になってまとめてやろうとすると、我家のように大変な思いをします・・(^-^;)
エクセルで仕訳作業をしたい方向けにテンプレートを公開していますので、よければお役立てくださいね。


この記事が帳簿作りの参考になりましたらうれしいです(^-^)
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (27件)
青色申告用に簡単なエクセル帳簿のテンプレートがないものかと探してこちらへたどり着きました。この「事業主借」ワード、まさに神助言です!ありがとうございます!!
仕分け用のエクセルもダウンロードさせていただきました。本当に助かります。サイト中参考になることだらけです。活用させていただきます。
ゆずさん、嬉しいコメントを頂きましてありがとうございます(〃ω〃)♪
我家も、青色申告会の経営指導員さんから「事業主借」ワードを聞いたときは、心底救われた気持ちになりました(笑)
これからも自分や読者さんのために、有益な記事を書いていこうと思います。
まったく初心者です。青色申請承認申請書を税務署に提出したのですが、青色申請のエクセルのテンプレートを探してたどり着きました。
難しそうだなぁと思っていましたが、そうたろさんの記事を読んで少し安心できました。上のコメントで、ゆずさんも書かれていましたが「事業主借」は神ワードですね。また困ったら青色申請会に相談すれば良いんだっていう情報もありがたかったです。本当にありがとうございます。
これからも、おもしろい記事、有用な記事の更新宜しくお願いします。
としさん、はじめまして!
僕も「事業主借」や「青色申告会」の存在を知ったのは、とあるブロガーさんの記事でした。
あのとき自分が感じた、目の前がなんとなく開けたような、解決の糸口がみえたような感覚を感じてもらえたのであればとても嬉しいですね(*^-^*)
今後もエクセル活用術やマネーハックなどを通して、仕事や家計を楽しくできるような記事を書いていきます。
マイペース更新のブログですが今後ともよろしくお願いします(〃ω〃)
教えてください。
この事業主借でクレジット払いの記帳をした場合のクレジットカードの請求明細書は保管の必要があるのでしょうか?
購入時の明細&レシートのみを保管しておけばいいのでしょうか?
初心者さん、コメントいただきありがとうございます。
我家は、購入時の明細&レシートは必ず保管しており、クレジットカードの請求明細書についても保管するようにしています。
参考になりましたら幸いです。
初めまして。個人事業主で今年から複式簿記にチャレンジ中です。
可能であれば、教えていただきたいのですが、色々と情報収集をしていると、別の方の記事で、収入(売上)をその都度、事業主貸として仕訳してしまう、というのを見ました。(事業用のお財布も口座も無く、個人といっしょくたになっている場合)
上記のやり方は、そうたろ様の仕訳の仕方で書かれている、年度末にまとめて事業主貸を記入するというやり方と結局はイコールになるという事でしょうか?
的外れな質問をしていたら申し訳ありません。
また、収入から源泉徴収をされている場合の仕訳帳の記入の仕方などはご存知でしょうか。
色々とまとめてのご質問となってしまい大変恐縮ですが、ご回答お待ちしております。
マキさん、はじめまして。
コメントいただきありがとうございます。
”イコール”というのはちょっと分からないのですが、そもそも売上と経費は全く別物ですので、この2つがイコールになるという意味でしたら、それは違うように感じます。
また、せっかくご質問頂いたのに申し訳ないのですが、税理士資格を持たない者が税務に関する質問に対して回答を行うと税理士法に違反してしまうので、回答は差し控えさせてください。
(ちなみに我家もまだまだ勉強中の身であり、源泉徴収の件についてもよく分かりません)
すみませんm(__)m
余計なアドバイスでしたら恐縮ですが、我家もそうでしたが、青色申告のことでお悩みであれば「青色申告会」を頼ってみてはどうでしょう??
簡単な記帳アドバイスであれば無料で対応してくれるはずですよ。
参考になりましたら嬉しいです。
一発解決しました!(笑)
昨年から個人事業主になり、大して仕訳は無いと思っていましたが、物品は楽天、Amazonと相当あり、家賃、光熱費などを合わせても意外とありました。
会計ソフトでは、購入日、クレカ引き落とし日などで処理しましょうとマニュアルに書いてあり、必死に仕訳をしていましたが、あちこち間違いだらけでした。
そうしたら、こちらのサイトを見て、更に検索したら「事業主借」で処理というフリーランスの方が多いこと!
一応、思い切って青色申告会へ電話したら「ああ、それでOKですよ~、簡単でしょ?(笑)」って、腰砕けになりました。
一番最初にヒットした、あなた様に感謝申し上げますm(_ _)m
中期高齢者さん、コメントいただきありがとうございます(^-^)
「事業主借」はめちゃくちゃ便利ですよね、、、(笑)
というかこれなしでは実質仕分け作業ができないといってもいいくらい重宝しています。
ブログ記事にも書きましたが、我家もフリーランス1年目の仕分けの際に、右も左も分からない状態で途方に暮れてしまいまして・・・。
そんな時に、青色申告会の経営指導員さんにこのことを助言いただき本当に助けられました。
仕分けや帳簿作成は極力効率化して、そのぶん事業活動に専念できるのはいいことですよね♪
また有益なノウハウが確立できましたらシェアしていきたいと思います、、我家の記事を読んでいただきありがとうございました!
はじめまして、これから個人事業主を考えているものです。
消耗品などの現金払いについては、事業主借でできないかなと考えていたのですが、費用すべてを「借」とするのは目からウロコです。
例では、最後に「事業主借」を「現金」で相殺しているのですが、「現金」ではなく、生活費を含む「事業主貸」で相殺と生活費の支給を同時にやったらどうかなと考えています。
基本的には、個人事業の経理で現金を扱わないようにしたいので。
はじめまして。これから個人事業を考えています。
消耗品などの現金処理は「事業主借」で対応できないかなと考えていたのですが、費用すべてを「借」で処理するのは目からウロコです。
例では、最後に「事業主借」を「現金」で相殺しているのですが、「事業主借」は「事業主貸」で相殺することとにし、その金額は生活費+事業主借としようかなと考えています。
これなら、事業では、現金を扱わない形がとれるのではと思っています。
たかおさん、はじめまして。
コメントありがとうございます^^
「事業主借」による経費処理について初めて知った時は我家も目からウロコでした。
>例では、最後に「事業主借」を「現金」で相殺しているのですが、「事業主借」は「事業主貸」で相殺することとにし、その金額は生活費+事業主借としようかなと考えています。
たしかに相殺も含めて、極力、現金の扱いは減らしたいですよね。
我家も青色申告についてはまだまだわからないことが多いので、また機会をみて青色申告会に確認してみようと思っています。
こんにちは☆
今までなあなあにやっていた青色申告・・・
いい加減きちんと理解しなければと思い立って色々検索していました。
こちらにたどり着き、本当に助かりました!!!
エクセル簿記の有能なこと!!!
自動で確定申告書ができちゃうなんて・・・!!
考えた人に直接お礼を言いたい・・・!!
お金も払いたい(笑)
ソフトは意味わからなくてやめたのに、個人が作るテンプレートがこんなにすごいなんて。
そして、クレカの支払いの事業主借・・・神
本当にありがとうございました!!
ゆいんいんさん、コメントありがとうございます。
我家も、エクセル簿記に出会ってから青色申告のストレスが全くなくなりました(^-^)
むしろ毎年この時期がくるのが楽しみになったくらいです。
この有能なテンプレが無料とは信じられないですよね!
事業主借については、我家も経営指導員さんにはじめてアドバイスいただいた時は感動しました!
今後も有益な有益な体験談ができましたら記事にしていこうと思います。
こちらこそ読んでくださりありがとうございました(。ᵕᴗᵕ。)”
いつも参考にさせていただいており、大変助かっております。
我が家でも事業主借を使用していますが期首に現金を経費分用意(設定?)しておりません。
最終、事業主貸の返済を仕訳するのに現金以外で仕訳できるのでしょうか?
そもそも現金は期首に経費分を用意(設定)すべきなのでしょうか。
事業ではあまり現金をやり取りする事が無いので10万円以下しかありません。
初心者すぎて変なことを書いているかもしれず申し訳ないですがご教授いただければ幸いです。
さつきさん、当ブログを活用いただきありがとうございます。
せっかくご質問いただいたのに申し訳ありませんが、私は税理士ではないのでお答えすることができません。
ですので個別対応してくれる税理士さんに問い合わせるのが確実かとは思いますが、もしお近くに青色申告会がありましたら無料で記帳指導してもらえる可能性はあります。
【まさに駆け込み寺】帳簿のつけ方が分からない人は青色申告会を頼ればいい
よろしくお願いいたします。
そうたろさん、お返事ありがとうございます。
青色申告会探したのですが家の近くになく、納税協会というものがありました。
無料の相談会がありましたが日程調整が難しく、その日しかないと言われそうたろさんを頼ってしまいました。
ですが、本屋さんを回り何となく解決しそうです!最終は税務署でみてもらってから提出しようかなと思います。税理士さんに頼れば良いんですけどいくらかかるか不安で・・・笑
本当に本当にこのブログ、助かっています!!
ご親切にありがとうございます^^
さつきさん、このたびはお役にたてる回答ができずすみません(^-^;)
実は我家も、今回さつきさんからいただいたご質問とおなじような疑問を感じておりました。
かといっても税理士さんに相談すると費用がかかってしまいますし、青色申告会も無料でなんども頼るのは申し訳ない気が、、
青色申告は今年で3?4?回目なのですが、まだまだ勉強中の我家です。。
こんなブログですが、お役立ていただけているようでしたらとてもうれしいです(^-^)
また有益な体験談ができましたらシェアしていこうとおもいます、今後ともよろしくお願いします。
はじめまして。
事業主借は便利ですよね。
ただ、一つ分からない事が。
年末にカードで買い物をしたとします。引き落としは翌年です。(年度内では未払い状態)
この場合でも、年末に現金で相殺しておいても大丈夫なのでしょうか?
レオンさん、はじめまして。
記事を読んでいただきありがとうございます。
我家の場合ですが、青色申告会に記帳指導いただいた際に、年内(1〜12月)にクレジットカード払いで発生した経費について(引き落としが翌年の分も含めて)、事業主借で処理してはどうかとアドバイスを受けましたので、以降はそのように処理しています。
ただ我家は税理士資格がありませんので、ご質問いただいた件について、正しい処理方法をご提案できる立場ではございません。
やはりお近くの青色申告会や税理士に相談されるのがもっとも確実で間違いがないかと思います。
このような回答となってしまい恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
2025年から個人事業で記帳が必要になりいろいろ調べております。
とても役立つ情報でした。ありがとうございます。
ExcelBとこちらのサイトを参考にさせていただきます。
たぬきさん、コメントいただきましてありがとうございます(。ᵕᴗᵕ。)”
この記事が読者さまのお役に立てることがわかり、私たちも嬉しい気持ちでいっぱいです!
記帳や帳簿の作成がうまくいきますように願っております^^
貴重な情報ありがとうございます。 1つ質問させてください。 経費を事業主借で計上していき、大晦日に辻褄合わせとして、借方に事業主貸、貸方に現金を入力するという素敵な方法だと思います。 1つ問題が発生してしまいまして、この方法で仕訳表の入力を試してエクセルBに入力したところ、青色申告書・賃借対照表の現金部分がマイナスになってしまいます。 この問題を解決する方法を、差し支えなければ是非ご教授いただきたいです。 どうぞ宜しくお願い致します。
こめさん、はじめまして!
我家は税理士資格がありませんので記帳指導はできませんが、「体験談」として一つだけお伝えさせていただきますね。
実は我家も、開業一年目の貸借対照表で、「資産の部」の現金の期末残高がマイナスになってしまったことがありました。
原因は、「資産の部」の現金の期首残高の入力し忘れというケアレスミスでした。
※ご存知かもしれませんが、エクセル簿記は、開業時の自己資金を期首残高のところに手打ち入力する仕様になっているようです。
参考)【ステップ3】決算書④(貸借対照表)に期首残高を入力する
ちなみに、我家は上記の原因を自力で見つけることができなかったので、近所の青色申告会を頼らせていただき、無事に解決することができました。
そのときお世話になった経営指導員さんのお話では、簡単な記帳指導でしたら無料で行なってくれるとのことでした。
参考)【まさに駆け込み寺】帳簿のつけ方が分からない人は青色申告会を頼ればいい
以上ですが、参考になりましら幸いです(。ᵕᴗᵕ。)”
大変参考となる情報をありがとうございます。
私も今年度から青色申告の者です。
ひとつお伺いさせて頂きます。
3月15日 事業で使うための事務用品10,000円を個人のクレジットカードで支払った
3月20日 事業で使うための電車チケット5,000円を個人のクレジットカードで支払った
3月30日 プライベートで使うための日用品5,000円を個人のクレジットカードで支払った(仕訳不要)
4月27日 通帳から3月1日~3月30日使用分の20,000円が個人口座から引き落とされた(仕訳不要)
4/27の口座からお金が減った動きを仕分けしないと、残高が合わなくなるような気がするのですが、年度末に事業主貸で補填しているため、残高が最終的には合うとの理解で良さそうでしょうか?
よろしくお願いします。
ちょねさん、はじめまして。
当ブログを読んでいただきありがとうございます(。ᵕᴗᵕ。)”
お問い合わせいただいた件ですが、我家がお世話になった経営指導員さんからは、期末時に事業主貸を使った一括処理をして残高を合わせれば問題ないとのアドバイスいただきました。
余談ですが、以下の記事によれば、事業主貸・事業主借は損益計算には関係ないので、残高が残っていても所得や税金の金額に影響を及ぼさないそうです。
ただし事業主貸・事業主借ともに極端な増減が認められると、税務署から事業の健全性などについて疑いを持たれる可能性もあるので注意が必要とのことです。
確定申告時の処理方法
事業主借は事業主貸で相殺しなくても問題ないと書いてある記事もありました。
確定申告時の処理
我家は、当記事にも書きましたように毎回期末時点(12/31)で、「事業主/現金」処理をして事業用の資金(現金)から事業主借の総額を差し引くようにしていましたが、上記の記事を読んで、その処理自体が不要なのであれば今後はそちらの方法も検討してみようと思った次第です。
以上、参考になりましたら幸いでございます。